ＤＲＩＦＴＩＮＧ ＤＥＳＴＩＮＩＥＳ
| 第一話 秋思 第二話 パロの空の下 第三話 真珠再会 第四話 帰国 |
ゴーラのカメロン宰相は、イシュトヴァーン王のもう一人の子供の情報と、その子供を守っているのが豹頭王グインであるとの情報を得て困惑する。負傷したイシュトヴァーンはトーラスを出発したばかりであり、カメロンの苦労は絶えない。
パロではリンダが正式にパロの聖女王として即位していた。女王に即位したリンダは若手の貴族を登用し、新たなパロ宮廷を組織する。パロは徐々に復興しつつあった。そのリンダのもとにレムスから書状が届き、リンダとレムスは対面することとなる。リンダはレムストの再会を喜ぶ、そしてリンダに久しぶりの予言が降りる。
ケイロニアではグイン救出軍が目的を果たせないままに帰国していた。アキレウスはグインが帰国しない理由がシルヴィアの不貞にあるのではないかと考え苦悩する。ゴーラではイシュトヴァーンが帰国していた。イシュトヴァーンはカメロンにゴーラの本当の王になるためへの協力を求める。そしてパロでは、ヴァレリウスとヨナが帰国していた。
表紙はリンダとレムス…なのでしょうが、先の一件で老けたレムスはともかくリンダが老け過ぎじゃないでしょうか？リンダはリギアより１０歳は若いはずなのですが、前巻の表紙と比べたらどうみてもリギアの方が若そうです。
今回のポイントはパロの新体制です。人名長者としては（笑） これだけ新しい人が出てくると燃えます。
パロの体制は、アルドロスⅡ世時代、黒竜戦役前、黒竜戦役後、パロ内乱時、リンダ女王時代とそれぞれわりと詳しくわかっているので、どのように変遷していくかを図にしてみると面白そうですよね。
ということでとりあえずリンダ女王体制におけるパロ組織図です。
