60巻 ガルムの標的

THE RIGHTEOUS RETRIBUTION


第一話 魔王
第二話 バイアの陰謀
第三話 新大公タリク
第四話 ガルムの血

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 イシュトヴァーンはモンゴール軍をひきいてクムに入ったカメロンと合流する。そこでイシュトヴァーンはアリストートスの所行をすべてカメロンに話し、アリストートスを斬る決心をしたことを伝える。イシュトヴァーンは紅玉宮の惨劇を生き残ったタリクをクムの新大公につけるべく働きかけ、タリクはクムの大公として即位する。
ただちにアルセイスのタルー=ネリイ連合軍を討つべく出陣しようとするイシュトヴァーンであったが、その前にバイアでアリストートスに対する秘密裁判が開かれ、これまでのアリストートスの悪行がすべて明かされる。遂にイシュトヴァーンはアリストートスを切り捨て、モンゴール軍はアルセイスを目指すのであった。


表紙はアリストートス、「なんでこの顔が表紙に!」…となるところですが、まあ最期だから仕方ありませんね。それに天野さんのアリに比べるとずいぶん普通の顔に書いてあります。

帯は「燃え上がる憤怒の炎」第四章でのイシュトヴァーンでしょう。いい表現です。

中身は…アリストートスさん、さようなら。
しかし、しぶといアリストートスは死んだくらいでは退場しないのであった(続く)(2010年6月 1日)