62巻 ユラニア最後の日

THE YOWLS OF YULANIA


第一話 ロザリアの丘
第二話 北の風動く
第三話 ウルダ決戦1
第四話 ウルダ決戦2

『赤い激流』へ あらすじ 『時の潮』へ

イシュトヴァーン率いるモンゴール軍とユラニア正規軍の戦いが始まった。イシュトヴァーンはネリイ軍に奇襲をかけ、ネリイ軍は敗走する。そのころケイロニアのハゾスのもとに闇の司祭グラチウスの使者としてユリウスが訪れ、グインの帰還が近いことを告げる。ケイロニアのアキレウス大帝はゴーラの戦争に介入せずグインの迎えに全力を挙げることを決める。
イシュトヴァーンとクムの新大公タリク軍はユラニア大公ネリイを打ち破る。敗走したネリイはウルダでタルー軍と合流し、最後の決戦が始まる。ネリイはイシュトヴァーンに討ち取られ、遂にユラニアは最後の日を迎える。


表紙は夕日とイシュトヴァーン、ユラニアの落日を見事に表現しています。帯は「死屍累々の大決戦」まあその通りです。

内容は、タイトルが一番的確にすべてを表しています。いろいろな意味でここまで話題だった三公女とユラニアがここで退場になりました。合掌。(2010年6月 3日)