THE CASEBOOK OF ALD NALIS
DISAPPEARING DAMES D'HONNEUR
第一話 マルガの冬 第二話 水蛇神リーガ 第三話 ナリス王子探偵す 第四話 湖の裁き |
アルド・ナリス15歳、マルガで少年時代を過ごす彼が『消えた女官』の謎を解明する。
人名 | 備考 |
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アルバヌス二世 | パロ文化の中興の祖として名高い、パロ第三王朝中期の名君アルバヌス二世 |
パロ第三王朝中期の名君 文化王 マルガ保護法を制定した | |
ガンダルス | 有名な建築家 マルガを「これほど美しい別荘地はほかにはない、」と言った |
アルシス | 二十年以上前の内乱の立役者となって全国民の怨嗟を一身に集めた人物 |
アル・リース | アルシスの弟 ひとりの美女の愛と王座をめぐって兄とあらそった |
エリサ | アルシス王子の愛妾 ヨウィスの民の血をひく身分いやしい侍女であった ディーンの母 |
ラーナ | アルシス王子の妃 聖王家の王女でアルシスの若い叔母であった アルド・ナリスの母 |
ルナン | アルド・ナリス王子のお守り役 聖騎士侯 マルガ離宮でアルシス王家の王子を育てている |
アルド・ナリス | アルシス王子の嫡男 十五歳 年の半分以上をマルガで過ごし、家庭教師の教えを受けている |
リギア | ルナン侯の娘 女性の身ではじめて近衛士官の幼年学校に入った |
アルドロス三世 | パロ国王 アル・リース 温厚な人柄で、失意の一生を送った兄に慚愧の念を抱いている |
ターニア | パロ王妃 おとなしやかな性格 |
クライン | カラヴィア公 非常な老齢 アルド・ナリスに警戒の目をむけている |
リヤ | パロの宰相 月に一度「御機嫌伺い」と称してマルガを訪問している |
リーナス | パロ宰相リヤ大臣の嫡男 父とともに月に一度マルガを訪問している |
アル・ディーン | アルシス王子の息子 アルド・ナリスの弟 十三歳 年齢のわりに小柄でかよわい |
ラウラ | マルガ離宮の若い侍女 ナリスに失踪した侍女の話をした |
バーシア | マルガ離宮の年長の侍女 【年長の侍女のバーシアがうろたえて頭をさげた。】 |
アンリー | マルガ離宮の近習頭 ナリスの比較的気に入りの近習 二十四歳 マルガ市生まれ |
バイン | マルガ離宮の近習 ナリスとディーンに朝食の支度がととのったことを知らせた |
セル | マルガ離宮の近習 【当直の近習たちは誰もが、アンリーも、バインもセルも、】 |
ミルナ | マルガ離宮の古参の侍女 【侍女のバーシアやミルナやカルラのような古参のものも】 |
カルラ | |
リア | ドライドンの娘の女神 リリア湖の守り神とされている |
オー・タン・フェイ | ナリスに学問の基礎を教えてくれている老師 |
アレクサンドロス | 「きょうはアレクサンドロスの書についての講義なんだ」 |
フェリシア | 内戦のそもそもの原因となった女性 まだあでやかな中年女性 |
ガーガー | 「何を、そんな、≪ガーガーが石つぶてにあたった≫みたいな顔をしているんだ」 |
シーラ | マルガ離宮の侍女 ラウラの姉 ユーラととても仲が良かった |
シンシア | マルガ離宮の侍女 マリアから来た十七歳のちょっときれいな娘 |
ユーラ | マルガ離宮の侍女 古参でシンシアを一番よくいじめていた |
セリア | マルガ離宮の女官長 「ユーラがいないわ、と女官長のセリアさまが言い出されて…」 |
スミア | マルガ離宮の侍女 ラウラの同期 先輩がたが怖いといって泣いたり怒ったりしていた |
パオラ | |
レムス | ≪パロの二粒の真珠≫ パロの王太子 とてもおとなしいと評判になっている |
リンダ | ≪パロの二粒の真珠≫ レムスの姉 利発で活発で男らしいといううわさがある |
ロイス | 【午後の部の今度は剣の師範の聖騎士ロイスがやってくる、】 |
ラム | マルガ離宮の近習 侍女の評定をして喜んでいる |
ザカリウス | |
アイシア | マルガ離宮の侍女 マルガ離宮で一番きれいな娘 きれいな上に愛嬌があるので人気がある |
マリナ | マルガ離宮の侍女 きれいというより色っぽい |
ロマニア | |
リーガ | リリア湖の主である水蛇神 若い娘をいけにえにする |
ガイウス | マルガ離宮の侍女ユーラの父 聖騎士伯 |
サリス | マルガ離宮の用人 年寄り 「離宮の用人のサリスどのもあんまり追求したくなかったようで、」 |
リスボス | マルガの初代の領主となった、マリア侯爵 女神島にリア女神をまつるほこらを建立した |
アルミス | 第六十七代聖王 マルガの風光明媚さにうたれて、マルガを聖王家の直轄領に召し上げた |
ニンフ | ドライドンの妻 リア女神を奪ったリーガをドライドンとともに追いかけた |
ドライドン | 海の王 リア女神を奪って逃げた水蛇族の王リーガを追いかけて滅ぼした |
マルロ | シンシアとうわさがあった 「あと、うわさになったのは、お小姓組のマルロだの、近習のサレムだの…」 |
サレム | シンシアとうわさがあったマルガの近習 |
ミナス | マルガ離宮の小姓 十四、五歳 ナリスに水蛇神リーガの話を聞かれた |
サルディウス | マルガ離宮の若い騎士 ガイウス騎士団で見習いをした若者 シンシアとうわさがあった |
ゼノ | マルガ離宮の執事 マルガ離宮の実際面の運営を担当している |