アール・ダリウ |
愛の嵐 |
アグラーヤの准提督 ボルゴ・ヴァレンからの親書をもってきた トール・ダリウの息子 |
アウグスタ |
愛の嵐 |
パロのデビ 王姉づき女官長 リンダにつきそってきた |
アウレリア |
愛の嵐 |
パロのデビ アウレリアスの双子の妹 ナリスに思いを寄せている |
アウレリアス,(アウレリアス・デルス) |
ヤヌスの戦い |
リンダを崇拝しているパロの聖騎士伯 「そんな話知りませんわ。一体誰ですの。アウレリアス?」 |
アウレリアス,(アウレリアス・デルス) |
愛の嵐 |
パロの聖騎士伯 伊達で美男子の独身貴族 リンダへの恋に悩んでいる |
アウレリアス,(アウレリアス・デルス) |
愛の嵐 |
「聖騎士伯アウレリアス・デルス殿。クリスタル公アルド・ナリスは貴殿に決闘を申し込む。」 |
アエリア |
ヤーンの日 |
(わずか十七と十五のアエリアとマリスが首を切られ、その生首がトーラスにさらされたように。) |
アエリア |
モンゴールの復活 |
アムネリスのいとこ 十七 トーラス陥落で処刑された マリスの姉 |
アキレウス,(アキレウス・ケイロニウス) |
ヤーンの日 |
「ケイロニアのアキレウス皇帝が、皇女シルヴィアとモンゴールのミアイル公子との縁組みをとりきめていたことによるものですが、」 |
アキレス |
愛の嵐 |
【若い聖騎士伯のタラントであった。黒竜戦役で戦死したアキレスの末弟である。】 |
アグリッパ,(ハルコンのアグリッパ) |
ヤーンの日 |
(たとえやつが三千年生きたという大導師アグリッパその人であったって、) |
アグリッパ,(ハルコンのアグリッパ) |
ヤヌスの戦い |
「私はもう、何千年も生きたアグリッパのように追憶に打ちのめされ、その重みにうちひしがれそうになっている。」 |
アシバン |
神の手 |
「アシバン、ではなくて、モルバンでもない。モルギウス、ではない、これはわしの婿の名じゃった。」 |
アストリアス |
ヤーンの日 |
マルクス・アストリアスの息子 ≪ゴーラの赤い獅子≫といわれた猛将 アムネリスに忠実だった |
アストリアス |
ヤヌスの戦い |
【杳として行方の知れぬゴーラの赤獅子・アストリアスも、いつ何どき、突如軍をひきいて】 |
アストリアス |
モンゴールの復活 |
偽りの婚礼の祭壇でアムネリスの愛する人を殺した暗殺者 |
アストリアス |
神の手 |
【アストリアスの刃が、彼女の夫と呼ばれようとしていた男の胸を切りさいた瞬間の、】 |
アディーナ |
神の手 |
フェルドリックの娘 「上がアディーナさん、今年十二歳で、下がアリサさんで今年まだ八歳のお嬢様ですけれど」 |
アドリアン,(アドリアン・カラヴィアス) |
ヤヌスの戦い |
「あのかわいらしいアドリアンではないでしょうね」 |
アドリアン,(アドリアン・カラヴィアス) |
ヤヌスの戦い |
若いカラヴィア公の子息 近衛騎士見習 ことし十六になる |
アドリアン,(アドリアン・カラヴィアス) |
愛の嵐 |
十六歳のカラヴィア公息 子爵 品のよい美少年 十六歳 リンダを崇拝している |
アムネリス,アムネリス・モンゴール,アムネリス・ヴラド・モンゴール |
ヤーンの日 |
クム大公の虜囚となっていたモンゴールの公女 イシュトヴァーンに救出された |
アムネリス,アムネリス・モンゴール,アムネリス・ヴラド・モンゴール |
ヤーンの日 |
第二代モンゴール大公となることを宣言し、モンゴール大公国の独立を宣言した |
アムネリス,アムネリス・モンゴール,アムネリス・ヴラド・モンゴール |
ヤヌスの戦い |
新モンゴール大公の名のりを上げた公女 トーラスの南でタルー軍をむかえうつ |
アムネリス,アムネリス・モンゴール,アムネリス・ヴラド・モンゴール |
ヤヌスの戦い |
中原にその名をうたわれる絶世の美女 モンゴールの公女 |
アムネリス,アムネリス・モンゴール,アムネリス・ヴラド・モンゴール |
モンゴールの復活 |
モンゴールの公女 トーラスを奪還しモンゴール第二代大公としての第一歩をふみ出した |
アムネリス,アムネリス・モンゴール,アムネリス・ヴラド・モンゴール |
モンゴールの復活 |
「ヴラド建国の神話の場面は燃やし、アムネリスによるトーラス奪還を壁画にかかせよう。」 |
アムネリス,アムネリス・モンゴール,アムネリス・ヴラド・モンゴール |
愛の嵐 |
モンゴールを取り戻した大公 イシュトヴァーンと結婚しようとしている |
アムネリス,アムネリス・モンゴール,アムネリス・ヴラド・モンゴール |
神の手 |
【≪光の公女≫モンゴールの新大公アムネリスの、ただひとりの想い人でさえあった。】 |
アムネリス,アムネリス・モンゴール,アムネリス・ヴラド・モンゴール |
神の手 |
「私はアムネリス、モンゴール大公アムネリス、光の公女アムネリスなのよ!」 |
アラン・ドルフュス |
ヤヌスの戦い |
ギイ・ドルフュスの弟 サイデンの娘婿 タリアの宰相 二十五歳 |
アリストートス,アリ |
ヤーンの日 |
イシュトの軍師 すべての名誉と亡き母にかけてイシュトを王にすると誓った |
アリストートス,アリ |
ヤーンの日 |
【みにくい外見の中にとじこめられているせむしの小男アリストートスにとって、】 |
アリストートス,アリ |
ヤヌスの戦い |
【アリは、あらかじめこのような展開を可能性のひとつとして予期してあったので、】 |
アリストートス,アリ |
ヤヌスの戦い |
「さすがアリストートス殿、いつもながらまことにお手廻しのよいことだ」 |
アリストートス,アリ |
モンゴールの復活 |
イシュトの参謀 モンゴール奪還により貴族となり参謀長の座を与えられた |
アリストートス,アリ |
モンゴールの復活 |
イシュトの軍師 軍の編成やあれこれの雑務にたずさわっている |
アリストートス,アリ |
神の手 |
モンゴールの軍師 トーラスにいる 【せめてアリがいれば、アリにあたりちらすことで】 |
アリストートス,アリ |
神の手 |
【当番の小姓に至急でトーラスのアリストートスへ届けるよう命じた。】 |
アリオン |
ヤーンの日 |
モンゴールの残党 タロス砦あたりに潜伏して挙兵を待っている |
アリオン |
ヤヌスの戦い |
モンゴールの伯爵 ツーリードより参戦 辺境から南下してくる |
アリオン |
モンゴールの復活 |
モンゴールの子爵 カダイン伯 タルーをとらえた功績により黒色騎士団長官となる |
アリオン |
神の手 |
イシュトの副将 よい性格で武人としても優秀 ミロク教徒 |
アリサ,(アリサ・フェルドリック) |
神の手 |
フェルドリックとミアの娘 「上がアディーナさん、今年十二歳で、下がアリサさんで今年まだ八歳のお嬢様ですけれど、」 |
マリウス,アル・ディーン,(ディーン),(ササイドン伯) |
愛の嵐 |
ナリスの弟 【そして、出奔した弟アル・ディーンへの──】 |
アル・ラン |
神の手 |
イシュトに負けて投降したクムの将軍 「アル・ラン将軍ひきいるクム軍一万五千をうちやぶり、ほぼ全滅させました。」 |
アル・リース(アルドロス三世) |
愛の嵐 |
「フェリシア、貴女は、本当はどちらを愛していたの。アルシス王子と──アル・リース王子の、」 |
アルヴィウス |
ヤーンの日 |
モンゴールの武将 戦争責任者として処刑された |
アルヴィウス |
モンゴールの復活 |
かつてトーラス陥落で裁かれたモンゴールの武将 |
アルヴィウス |
ヤヌスの戦い |
非業の最期をとげたモンゴールの将軍 |
アルシス |
ヤヌスの戦い |
ナリスの父 フェリシアを先代の国王と争った |
アルシス |
愛の嵐 |
「フェリシア、貴女は、本当はどちらを愛していたの。アルシス王子と──アル・リース王子の、」 |
アルド・ナリス |
ヤヌスの戦い |
「パロ独立軍をひきいていた、クリスタル公アルド・ナリス、という不世出の名将、パロの人望を一身にあつめるナリス公の存在があった。」 |
アルド・ナリス |
ヤヌスの戦い |
パロの若き摂政公、宰相クリスタル公 二十六歳 クム─モンゴール戦役に介入した |
アルド・ナリス |
モンゴールの復活 |
(女だけじゃねえ……カメロンだって……パロの宰相アルド・ナリス、クリスタル公アルド・ナリスでさえおれを─) |
アルド・ナリス |
モンゴールの復活 |
かつてトーラスを陥落させた連合軍の顔ぶれ パロ軍総司令官クリスタル公 |
アルド・ナリス |
愛の嵐 |
クリスタル公爵 パロの摂政にして宰相 アウレリアスに決闘を申し込んだ |
アルド・ナリス |
神の手 |
「パロ国王姉リンダ姫は、第二王位継承者、クリスタル公アルド・ナリスとの婚約相整い、」 |
アルノー |
ヤヌスの戦い |
ナリスの信頼する魔道士 ナリスにクム─モンゴール戦役の報告をした |
アルノー |
愛の嵐 |
「この手紙をカラヴィアのラン、オー・タン・フェイ師、それからこれをアルノーに。」 |
アルバン |
神の手 |
「ええと……アルバン、でもない─」 |
アルミナ |
愛の嵐 |
アグラーヤの姫 レムスの婚約者 婚約期間中の支度期間としてパロ入りを望んでいる |
アレン・ドルフュス,(レントの白バラ) |
ヤヌスの戦い |
ギイ・ドルフュスの妹 レントの白バラ タリアの女子爵 二十二歳 |
アレン・ドルフュス,(レントの白バラ) |
モンゴールの復活 |
タリア伯爵の妹 タリア水軍の守り姫 ロスを制圧しトーラスへ入った |
アロス |
ヤーンの日 |
軍議の面々 マルスの副官 【副官のドルクス、アロス、デイクス、であった。】 |
アン |
神の手 |
「オロの嫁には、パン屋のリナか、それとも馬車屋の下の娘のアンか、あたしのいとこのミーナの娘を」 |
アンダヌス,(沿海州でいちばん醜い支配者),(ライゴールの蛙) |
ヤーンの日 |
「つねにモンゴールに対し手あつかったライゴールのアンダヌス、」 |
アンダヌス,(沿海州でいちばん醜い支配者),(ライゴールの蛙) |
ヤヌスの戦い |
【ライゴールの市長アンダヌスとも対等にわたりあう太っ腹の商人でさえある】 |
アンダヌス |
愛の嵐 |
「そうだな……アンダヌスとの約束を果たさないとな。」 |
イシュトヴァーン |
ヤーンの日 |
赤い盗賊の首領 アムネリスを救出し、クム領内をぬけてルシニア砦に入った |
イシュトヴァーン |
ヤヌスの戦い |
赤い街道の盗賊どもの首魁 アムネリスを助けクム軍をむかえうつ |
イシュトヴァーン |
モンゴールの復活 |
モンゴール奪還の功績により左府将軍 白騎士団長官 オーダイン伯爵となる |
イシュトヴァーン |
愛の嵐 |
「グインはケイロニアに去り、イシュトヴァーンは──」 |
イシュトヴァーン |
愛の嵐 |
モンゴールを取り戻した功績により 左府将軍 白騎士長官 オーダイン伯に任命された |
イシュトヴァーン |
神の手 |
──いまに俺の声が世界に届く。忘れるなよ、俺の名前を! ──イシュトヴァーン |
イシュトヴァーン |
神の手 |
新生モンゴール左府将軍、オーダイン伯爵 このところずっと機嫌がわるい |
ヴァルス |
ヤヌスの戦い |
モンゴールの隊長 傷痍軍人達のシンパ 「ヴァルス隊長のとこへもミンの妹をやっておいた。」 |
ヴァレリウス |
ヤヌスの戦い |
(ヴァレリウスはディランより一格上の上級魔道師にすすんだはず──) |
ヴァレリウス |
愛の嵐 |
リーナスのお付きの魔道師 発言がきわめて重くみられている |
ヴラド,(ヴラド・モンゴール) |
ヤーンの日 |
「ヴラド大公が一代にして築きあげ、そして失ったモンゴールの運命に」 |
ヴラド,(ヴラド・モンゴール) |
ヤヌスの戦い |
一代の梟雄 モンゴール建国の大公 つねに、自分から討って出るのをモットーにしていた |
ヴラド,(ヴラド・モンゴール) |
モンゴールの復活 |
「ヴラド建国の神話の場面は燃やし、アムネリスによるトーラス奪還を壁画にかかせよう。」 |
ヴラド,(ヴラド・モンゴール) |
モンゴールの復活 |
【たたかいをひかえ、卒中に果てた父、ヴラド・モンゴール。】 |
ヴラド,(ヴラド・モンゴール) |
愛の嵐 |
「野心家ヴラド大公なきあと、女性の身であるアムネリス新大公が」 |
ヴラド,(ヴラド・モンゴール) |
神の手 |
「まだ大公にもならなかった、うら若いヴラド隊長とともにさるいくさに出むいたとき─」 |
エミリア |
モンゴールの復活 |
カロンの妹 「何から何までおふくろとエミリアの思い出ばかりで、」 |
エム |
ヤーンの日 |
イシュトの部下 赤い街道の盗賊「ルークもクリスもエムもジグもルパスもみんな云っているこったぜ。」 |
エル |
ヤーンの日 |
(アルゴンのエル。モンゴールは決して忘れぬ、裏切者の名を──アルゴンのエル。) |
オヴィディウス |
ヤヌスの戦い |
アウレリアスの友人 【リーナスとオヴィディウスが両方から、がしっとつかんでひきとめた。】 |
オヴィディウス |
愛の嵐 |
パロの聖騎士伯 アウレリアスの友人 アウレリアスの決闘の介添人 |
オー・タン・フェイ |
愛の嵐 |
「この手紙をカラヴィアのラン、オー・タン・フェイ師、それからこれをアルノーに。」 |
オー・ラン,≪青髭≫ |
モンゴールの復活 |
「ユラニアのオー・ラン将軍みたいな、いかにも豪傑らしいひとかね、」 |
オー・ラン,≪青髭≫ |
モンゴールの復活 |
ユラニアの将軍 体をいため、当分静養ということで領地にひきあげている |
オリー |
ヤヌスの戦い |
ダンの母 小さな、元気のいい老婆 |
オリー |
モンゴールの復活 |
ダンの母 世話好き 「オリー母さんが自慢の肉まんじゅうを、腕によりをかけて弁当に作っておくからね」 |
オリー |
神の手 |
トーラスの≪煙とパイプ≫亭の老妻 兵隊にふるまう肉まんじゅうをこさえている |
オリー・トレヴァーン |
ヤーンの日 |
ヴァラキア公弟 イシュトとトラブルを起こし、イシュトの出奔の原因となった |
オリー・トレヴァーン |
ヤヌスの戦い |
「私をオリー・トレヴァーンの嫁にくれないかという馬鹿話のことですね」 |
オリー・トレヴァーン |
モンゴールの復活 |
かつてトーラスを陥落させた連合軍の顔ぶれ ヴァラキア公弟 |
オリー・トレヴァーン |
神の手 |
【かつて、彼はヴァラキア公弟オリー・トレヴァーンに追われて】 |
オル・カン |
モンゴールの復活 |
「親書をユラニア、オル・カン大公、及びゴーラ王国の正統の王者たるサウル皇帝陛下に送り、」 |
オル・カン |
神の手 |
「ユラニア大公オル・カン閣下も状勢をご判断になりやすいかと。」 |
オルロック |
モンゴールの復活 |
かつてトーラスを陥落させた連合軍の顔ぶれ トラキア伯 |
オロ |
モンゴールの復活 |
ダンの兄 「ロイやオロなどは、一つしかない生命をなくしてるじゃないか。」 |
オロ |
モンゴールの復活 |
(オロ兄貴の手紙で読ませてもらった、あのルードの森みたいなおっそろしいところとは、) |
カイム |
愛の嵐 |
【過日すでに戦死をとげた聖騎士侯カイムなどもっと大柄なあいてとの試合を思い出して、】 |
カメロン |
ヤーンの日 |
ヴァラキア オルニウス号の船長 海軍相にしてロータス公の右腕 イシュトをあとつぎにしたがっていた |
カメロン |
モンゴールの復活 |
(……カメロンだって……パロの宰相アルド・ナリス、クリスタル公アルド・ナリスでさえおれを─) |
カメロン |
モンゴールの復活 |
かつてトーラスを陥落させた連合軍の顔ぶれ ヴァラキア海軍提督 |
カメロン |
神の手 |
ヴァラキアの海軍提督 ヴァラキアからの使者としてモンゴールに着いた |
ガユス |
神の手 |
【ガユス以来、すっかり魔道士の払底していたモンゴール宮廷であるが、】 |
カル=モル |
愛の嵐 |
「たわむれていはいない。──カル=モルはどうした?」 |
カロン |
ヤヌスの戦い |
アレナ通りの青年 右腕がない アレナ通りの傷痍軍人達のリーダー格 |
カロン |
モンゴールの復活 |
モンゴールの若者 【かけよってきたカロンは、狂ったようにダンを抱きしめた。】 |
カロン |
モンゴールの復活 |
ダンの友人 トーラスを出てカダインの先に行くことに決めた |
カロン |
神の手 |
ダンの親友 けが人を連れてトーラスの≪煙とパイプ亭≫に戻ってきた |
ガン |
ヤヌスの戦い |
アレナ通りの青年 トーラス戦役の傷痍軍人 |
カンドス,(カンドス・アイン) |
ヤーンの日 |
ヴァラキアのお偉方 「カンドス港湾相といったお偉方を、知っていることはいたが、」 |
ギイ・ドルフュス,(タリア伯爵) |
ヤーンの日 |
タリア伯爵 弟がサイデンの娘と結婚している 自由国境の開拓民達に信望があつい |
ギイ・ドルフュス,(タリア伯爵) |
ヤヌスの戦い |
代々タリアをおさめるドルフュス家 ドライドンの血をひくと称する 当主はギイ・ドルフュス |
ギイ・ドルフュス,(タリア伯爵) |
ヤヌスの戦い |
ドライドンの血をひくと称する、タリア伯爵ドルフュス家の若き当主 二十八歳 勇敢な船乗りで太っ腹の商人でもある |
ギイ・ドルフュス,(タリア伯爵) |
モンゴールの復活 |
「私は自治領タリア伯爵ギイ・ドルフュスの妹、アレンと申すものです」 |
ギース |
愛の嵐 |
【マール公、ベック公夫人、ギース神殿長の代理の僧侶、デビ・ルリア、といった王家の血筋につらなる人びとがロイアル・ボックスにつき、】 |
ギリアン |
愛の嵐 |
カリナエの小姓 「ギリアン、私が呼ぶまで次の間にさがっておいで」 |
グイン |
愛の嵐 |
「グインはケイロニアに去り、イシュトヴァーンは──」 |
グイン |
愛の嵐 |
「わたしは云おうとしたの。──『助けて!グイン、グイン、助けて!』」 |
グイン |
神の手 |
【グインのように圧倒的な戦士だというわけでも必ずしもないヴァラキアのイシュトヴァーンが、】 |
グエンス |
愛の嵐 |
レムスに魔道学を教えている魔道士 「──進みかたは、きわめて早いとグエンスが」 |
クリス |
ヤーンの日 |
イシュトの部下 赤い街道の盗賊「ルークもクリスもエムもジグもルパスもみんな云っているこったぜ。」 |
クリス |
モンゴールの復活 |
赤い街道からのイシュトの部下 アリに追っ払われた |
クリスタル公,クリスタル大公,(アルド・ナリス) |
ヤーンの日 |
「パロの宰相クリスタル公爵、またアグラーヤのトール・ダリウ提督、といった方々は、まことに紳士的に、」 |
グルクス |
ヤーンの日 |
モンゴール軍の赤騎士 【本隊五千、それにつづく赤騎士グルクスの隊、】 |
紅の傭兵 |
ヤーンの日 |
イシュトの仇名 「そんなおれをひとは≪魔戦士≫≪紅の傭兵≫≪災いを呼ぶ男≫と呼んだ。」 |
紅の傭兵 |
ヤヌスの戦い |
【銀色の”悪魔”たちは、つぎつぎと≪紅の傭兵≫の血にそまった野望のまえに斃れていった。】 |
紅の傭兵 |
モンゴールの復活 |
(おれを誰だと思う。≪紅の傭兵≫──≪魔戦士≫と呼ばれた男、ヴァラキアのイシュトヴァーンだぞ……) |
ケルバヌス |
愛の嵐 |
「──近々に、ケルバヌスとの面会を設定してくれ。」 |
氷の公女 |
ヤヌスの戦い |
「氷の公女とさえ仇名される冷たく美しいイラナなど、どこにもいはしなかった。」 |
ゴダロ |
ヤヌスの戦い |
ダンの父 クム兵になぐられて失明した |
ゴダロ |
モンゴールの復活 |
ダンの父 目がみえない カロンから町のうわさを聞いた |
ゴダロ |
神の手 |
トーラスの≪煙とパイプ≫亭の老人 目がみえない |
コルヴィヌス |
モンゴールの復活 |
かつてトーラスを陥落させた連合軍の顔ぶれ イフキリアの総督 |
コルド,(片目のコルド) |
神の手 |
イシュトのばくちの師匠 (伝説の名賭博師コルドの愛弟子のこのおれが、) |
サイデン |
ヤーンの日 |
モンゴールの残党 タリア伯爵領に賓客として身を寄せている |
サイデン |
ヤヌスの戦い |
タリアに亡命したモンゴールの武将 タリアから兵二千をひきい、トーラスへ発った |
サイデン |
モンゴールの復活 |
モンゴールの将軍 タリア軍をひきいてトーラス入りした |
サイデン |
モンゴールの復活 |
モンゴールの将軍 領地の加増をうけた |
サイデン |
神の手 |
【イシュトヴァーンは伝令がまるでサイデン長官その人ででもあるかのように】 |
サイデン |
神の手 |
【すでにそこには、サイデン、マルス、といったお馴染の司令部の面々が居流れて、】 |
サウル,(サウル・メンデクス・ブロス・モンゴーラ三世),(サウル百三十世) |
モンゴールの復活 |
「親書をユラニア、オル・カン大公、及びゴーラ王国の正統の王者たるサウル皇帝陛下に送り、」 |
サウル,(サウル・メンデクス・ブロス・モンゴーラ三世),(サウル百三十世) |
愛の嵐 |
ゴーラ皇帝 新生モンゴールを今後他国への侵略はせぬとの誓約のもとに承認する方向でいる |
サウル,(サウル・メンデクス・ブロス・モンゴーラ三世),(サウル百三十世) |
神の手 |
ゴーラ皇帝 「もしはじめからサウル陛下の調停に応ずるよしが内定しているのであれば」 |
サルビア・ドミナ |
モンゴールの復活 |
パロの有名なデザイナー アムネリスのドレスを作った |
ジグ |
ヤーンの日 |
イシュトの部下 赤い街道の盗賊 ルシニア砦を偵察に行った |
ジグ |
モンゴールの復活 |
赤い街道からのイシュトの部下 アリに追っ払われた |
シバ |
愛の嵐 |
「ラク谷のたいこ、シバの祈る声、きこえた、なつかしかった。」 |
ジャスミン・リー |
ヤヌスの戦い |
中原にその名をうたわれる絶世の美女 クムの最高娼婦 |
シリア |
愛の嵐 |
パロの姫君 ランズベール侯の娘 ナリスにあこがれている |
シルヴィア |
ヤーンの日 |
「ケイロニアのアキレウス皇帝が、皇女シルヴィアとモンゴールのミアイル公子との縁組みをとりきめていたことによるものですが、」 |
シルヴィア |
神の手 |
「シルヴィア姫が以前他ならぬモンゴールのミアイル公子と婚約の関係にあったこと、」 |
スカール |
ヤーンの日 |
「アルゴスの黒太子スカールどのもまことにみごとな英雄の器で、」 |
スカール |
ヤヌスの戦い |
【タルー公子やアルゴスのスカール王子の連合軍をひきうけて一歩も退かじと陣頭指揮をとったのだ。】 |
スカール |
ヤヌスの戦い |
(そののち赤い街道の盗賊となり草原の鷹スカールの仇敵、妻の仇となり──) |
スカール |
モンゴールの復活 |
かつてトーラスを陥落させた連合軍の顔ぶれ アルゴスの黒太子 |
スカール |
愛の嵐 |
「スカール──そう、スカールよりも、かよわいんだ。それでいてサディスティックで、かわいらしくて、」 |
ステム |
ヤヌスの戦い |
アレナ通りの青年 トーラス戦役の傷痍軍人 |
スニ |
ヤヌスの戦い |
リンダのお気に入りの侍女 【スニとわずかな侍女をつれて、ジェニュアの小離宮へ静養にこもってしまう。】 |
スニ |
愛の嵐 |
セム族の女性 リンダの忠友 リンダとスタフォロス城で出会い、すべてをすててついてきた |
ダーヴァルス |
愛の嵐 |
パロの聖騎士侯 パロの政治を動かす中核にいる |
たそがれの女神 |
愛の嵐 |
「みながあなたのことを、たそがれの女神と呼んでいるのをご存じですか?」 |
タラント |
愛の嵐 |
アウレリアスの友人 「マルティニアス、タラント、といった若い聖騎士たちは、ナリスさまをかなり敵視するようになりますでしょう」 |
タラント |
愛の嵐 |
【若い聖騎士伯のタラントであった。黒竜戦役で戦死したアキレスの末弟である。】 |
タリオ,(タリオ・サン・ドーサン) |
ヤーンの日 |
クムの大公 アムネリスの行方に多額の賞金をかけて探している |
タリオ,(タリオ・サン・ドーサン) |
ヤヌスの戦い |
「われらのタリオ大公閣下の第一公子、タルー太子ひきいる二万五千のクム正規軍精鋭が」 |
タリオ,(タリオ・サン・ドーサン) |
モンゴールの復活 |
クムの大公 【いまだにタリオ大公の妾の屈辱に甘んじ、あのオロイ湖のほとりの離宮にとじこめられて、】 |
タリオ |
モンゴールの復活 |
「タリオ大公の命により、モンゴール独立軍征討のため兵をひきいてトーラスに上ったものだ。」 |
タリオ,(タリオ・サン・ドーサン) |
愛の嵐 |
「アムネリスは、彼女をタリオ大公の手中から救出し、かつモンゴールをとりもどしてくれた功績により、」 |
タリク,(タリク・サン・ドーサン) |
愛の嵐 |
「むろんタルーでなく、次男タル・サン、三男タリク、いずれをお選び頂くも自由」 |
タリク,(タリク・サン・ドーサン) |
神の手 |
クムの公子 【いかにも溺愛される末子然とした第三王子タリクの駄々っ子めいた顔】 |
タル・サン |
愛の嵐 |
「むろんタルーでなく、次男タル・サン、三男タリク、いずれをお選び頂くも自由」 |
タル・サン |
神の手 |
クムの公子 【第二王子タル・サンのこすからい顔──】 |
タルー |
ヤーンの日 |
クムの第一公子 駐トーラス軍の総司令官としてトーラスへ向かっている |
タルー |
ヤヌスの戦い |
タリオ大公の長子 二万五千の軍勢をひきいてアムネリス軍に向かう |
タルー |
モンゴールの復活 |
クムの公子 モンゴール軍と戦い、敗走し、捕らえられた |
タルー |
愛の嵐 |
クムの世継の公子 アムネリス軍の手におち人質としてトーラスに幽閉された |
タルー |
神の手 |
クムの公子 「タルーのいのちをぶじに助けねばならぬゆえ」 |
ダルカン |
愛の嵐 |
パロの聖騎士侯 パロの政治を動かす中核にいる |
ダロス |
ヤーンの日 |
モンゴール軍の青騎士 【しんがりは青騎士ダロスのひきいる一個大隊が固めていたが、】 |
ダン |
ヤヌスの戦い |
アレナ通りの青年 片脚がない ≪煙とパイプ≫亭の息子 |
ダン |
モンゴールの復活 |
≪煙とパイプ≫亭の息子 「おお──ダン!」「ぶじだったか。心配したぞ」 |
ダン |
モンゴールの復活 |
モンゴールの青年 ≪煙とパイプ≫を再開することに決めた |
ダン |
神の手 |
トーラスの≪煙とパイプ≫亭の息子 イシュトヴァーン将軍の凱旋を出迎えに出かけた |
ディクス |
ヤーンの日 |
軍議の面々 マルスの副官の黒騎士 【副官のドルクス、アロス、デイクス、であった。】 |
ディクス |
ヤヌスの戦い |
マルスの副官 「この名簿は、誰が作った」「おれと、副官のディクスどのだが」 |
ディラン |
ヤヌスの戦い |
ナリス付きの魔道師 「ディランは?」「ひかえております」 |
ディラン |
愛の嵐 |
ナリス付きの魔道師 「こちらを……ディランに命じてアルゴスのスカールどのへ」 |
ディロン |
愛の嵐 |
サラミス公代理の伯爵 パロの政治を動かす中核にいる |
デン |
ヤーンの日 |
イシュトヴァーンの部下 赤い街道の盗賊 「デン、ルーク、ファロ、みんなたんと寝たか」 |
デン |
ヤヌスの戦い |
イシュトのもとからの仲間 指がないから弓がひけない |
デン |
モンゴールの復活 |
赤い街道から苦楽をともにしてきたイシュトの部下 |
デン |
神の手 |
イシュトの赤い街道からの仲間 (おれの遊びあいてにデンやファロや、) |
トー・クン |
ヤヌスの戦い |
ロブ=サン将軍の副官【副官のトー・クンは、上官が卒中でもおこすのではないか、と心配しながら】 |
トー・クン |
モンゴールの復活 |
トーラスのクム軍の司令官 【ロブ=サン、トー・クンら司令官たちはとっくに戦死しており、】 |
トール・ダリウ |
ヤーンの日 |
「パロの宰相クリスタル公爵、またアグラーヤのトール・ダリウ提督、といった方々は、まことに紳士的に、」 |
トール・ダリウ |
モンゴールの復活 |
かつてトーラスを陥落させた連合軍の顔ぶれ アグラーヤ総提督 |
トール・ダリウ |
愛の嵐 |
「あのご高名なトール・ダリウ提督の──?」「は。トール・ダリウは父であります。」 |
ドルクス |
ヤーンの日 |
マルスの副官 【マルスの副官として紹介されたドルクスは云い出した。】 |
ドルミア |
愛の嵐 |
アウレリアスの婚約者 「──ローランド伯のいちばん上の姫、ドルミアと親どうしが婚約をとりかわして、」 |
ニール |
モンゴールの復活 |
カロンの昔なじみ 「昔なじみのニールやロックもミダで死んでるしな。」 |
ネリイ |
モンゴールの復活 |
「ユラニアの三公女──おそらくは公女将軍ネリイが司令官としての出兵ならば」 |
ネルバ候 |
愛の嵐 |
レムスの午前中の謁見の書記係 本日の暦を言上した |
ネルバ候 |
愛の嵐 |
パロの貴族 リンダとナリスの結婚を取りしきる役に任じられた |
ネルバ侯夫人 |
愛の嵐 |
クリスタルパレスで≪最も優美な貴婦人≫の称号をもつ |
光の公女 |
ヤーンの日 |
「ある──ある人はわたくしを光の公女と呼んだわ」 |
光の公女 |
ヤヌスの戦い |
「それでこそ──」「……」「──それでこそおれの光の公女だ」 |
ファロ |
ヤーンの日 |
イシュトヴァーンの部下 赤い街道の盗賊 ルーアンのファロ 「デン、ルーク、ファロ、みんなたんと寝たか」 |
ファロ |
ヤヌスの戦い |
イシュトのもとからの仲間 傭兵あがりで、正規の軍事教練をうけている |
ファロ |
モンゴールの復活 |
赤い街道から苦楽をともにしてきたイシュトの部下 |
ファロ |
神の手 |
イシュトの赤い街道からの仲間 (おれの遊びあいてにデンやファロや、) |
フィリス,(マリニア) |
ヤヌスの戦い |
ベック公爵の妻 【ベック公とフィリス夫人、夫人に抱かれたおさないルチウス公子に】 |
フェイ |
ヤーンの日 |
(おれを玉座につけてくれる女は、光の≪公女≫だ、とフェイばばあははっきりと明言した……) |
フェイ |
ヤヌスの戦い |
(おれのとりあげ婆あの魔女、あのフェイばばあはなんといった──) |
フェイ |
モンゴールの復活 |
(あのフェイ婆あの予言したとおり、王になるのか─) |
フェイガン |
ヤヌスの戦い |
【ディランよりもむしろナリスの魔道の師フェイガン老師になりはかってみなくてはならぬ──】 |
フェリシア |
ヤヌスの戦い |
中原にその名をうたわれる絶世の美女 パロのデビ |
フェリシア |
ヤヌスの戦い |
パロの妖花 クリスタル宮廷きっての美姫 アルド・ナリスの愛人 |
フェリシア |
愛の嵐 |
パロ宮廷で名高い美女 ナリスの恋人 ナリスより二十歳も年上 |
フェルドリック,(フェルドリック・ソロン) |
神の手 |
元アムネリス付きの白騎士隊長 ノスフェラス遠征で大怪我をして半身不随で寝たきり |
ブルーノ |
神の手 |
イシュトの部下 「アリオン隊はまたひとしきり叩いたら、すぐブルーノ隊とかわれ。」 |
フロリー |
ヤーンの日 |
アムネリスの侍女 アムネリスと別にアムネリア宮を脱出し合流した |
フロリー |
ヤヌスの戦い |
アムネリスの侍女 アムネリスの身の回りの世話をしている |
フロリー |
モンゴールの復活 |
【アムネリスのかたわらにつきしたがっていたフロリーも、】 |
フロリー |
モンゴールの復活 |
アムネリスの侍女 このところひどくやせて沈んだようすになっている |
フロリー |
神の手 |
アムネリスの侍女 ひかえめで、内気でおとなしい娘 金蠍宮からの宿さがりを願い出た |
ファーン,ベック公 |
ヤヌスの戦い |
パロのベック公爵 堅物 長男の名付の儀式の祝いをおこなった |
ベック |
愛の嵐 |
「十八のお誕生日にベック公を敗かしたようなわけには参りますまい」 |
ファーン,ベック公 |
愛の嵐 |
ナリスとアウレリアスの決闘の立会人 好人物 |
ボース |
ヤヌスの戦い |
モンゴールのもと隊長 クムの監視役一個中隊とともにロスを守っている |
ボーラン |
ヤーンの日 |
モンゴールの武将 華々しく戦死した |
ボルゴ・ヴァレン |
ヤヌスの戦い |
アグラーヤの王 「しかしボルゴ・ヴァレンの姫がパロ王に嫁ぐ日も近く、」 |
ボルゴ・ヴァレン |
モンゴールの復活 |
かつてトーラスを陥落させた連合軍の顔ぶれ アグラーヤ王 |
ボルゴ・ヴァレン |
愛の嵐 |
「アグラーヤ王ボルゴ・ヴァレン陛下よりのご親書をたずさえ、アール・ダリウ准提督がお待ちであります」 |
マール公 |
愛の嵐 |
【王のななめうしろにひかえていた大貴族マール公はすかさず読んだ。】 |
マール公 |
愛の嵐 |
【マール公、ベック公夫人、ギース神殿長の代理の僧侶、デビ・ルリア、といった王家の血筋につらなる人びとがロイアル・ボックスにつき、】 |
魔戦士 |
神の手 |
【いまとなってはなつかしい≪魔戦士≫だの、≪災いを呼ぶ男≫だのという仇名を】 |
マリウス,マルス,(マリウス・オーリウス) |
ヤーンの日 |
モンゴールの残党 地下にもぐっている 「マリウス伯とは、連絡がとれない」 |
マリウス |
モンゴールの復活 |
ゴダロたちが面倒をみていた吟遊詩人 「あのかわいい、マリウス坊やのことだろう。」 |
マリス |
ヤーンの日 |
(わずか十七と十五のアエリアとマリスが首を切られ、その生首がトーラスにさらされたように。) |
マリス |
モンゴールの復活 |
アムネリスのいとこ 十五 トーラス陥落で処刑された |
マルヴィヌス |
愛の嵐 |
アウレリアスの友人 アウレリアスを舞踏会の席からつれていった |
マルクス,(マルクス・アストリアス) |
ヤーンの日 |
モンゴールの武将 戦争責任者として処刑された |
マルクス,(マルクス・アストリアス) |
モンゴールの復活 |
かつてトーラス陥落で裁かれたモンゴールの武将 |
マリウス,マルス,(マリウス・オーリウス) |
ヤーンの日 |
マルス伯の遺児のマリウス子爵 父の名をついでマルス伯爵を名乗っている |
マルス,(マルス・オーリウス) |
ヤーンの日 |
モンゴールの伯爵 ノスフェラスの遠征で焼け死んだ |
マリウス,マルス,(マリウス・オーリウス) |
ヤヌスの戦い |
モンゴールの伯爵 アムネリス軍の先陣をつとめる |
マリウス,マルス,(マリウス・オーリウス) |
モンゴールの復活 |
モンゴールの子爵 父のあとをついで青色騎士団長官、マルス伯爵となった |
マルス,(マルス・オーリウス) |
神の手 |
【またマルスの父、老マルスを火の中でさいごをとげさせもしたのだ。】 |
マリウス,マルス,(マリウス・オーリウス) |
神の手 |
【すでにそこには、サイデン、マルス、といったお馴染の司令部の面々が居流れて、】 |
マルティニアス |
愛の嵐 |
アウレリアスの友人 「マルティニアス、タラント、といった若い聖騎士たちは、ナリスさまをかなり敵視するようになりますでしょう」 |
ミア |
モンゴールの復活 |
アムネリスの侍女 新参者で気がきかない |
ミア |
神の手 |
フェルドリックののちぞえ フロリーの母の乳姉妹 のちぞえに入ってから二人の娘をもうけた |
ミアイル |
ヤーンの日 |
「ケイロニアのアキレウス皇帝が、皇女シルヴィアとモンゴールのミアイル公子との縁組みをとりきめていたことによるものですが、」 |
ミアイル |
モンゴールの復活 |
アムネリスの病弱な弟 暗殺者の手にかかってはてた十四歳の少年 |
ミアイル |
神の手 |
「シルヴィア姫が以前他ならぬモンゴールのミアイル公子と婚約の関係にあったこと、」 |
ミーナ |
神の手 |
「オロの嫁には、パン屋のリナか、それとも馬車屋の下の娘のアンか、あたしのいとこのミーナの娘をもらおうか」 |
ミーノス |
愛の嵐 |
パロの新進気鋭のデザイナー リンダのドレスをデザインした |
ミネア |
ヤヌスの戦い |
ナリスと艶聞のあった姫 【デビ・ミネアと少々羽目をはずしているところを見られたりもしていた。】 |
ミネア |
愛の嵐 |
リーナスの妻 オヴィディウスの妹 ナリスとの艶聞が流れた |
ミルス |
愛の嵐 |
ナリスの家令 「家令のミルスには、私が出かけたらただちに届け、」 |
ミロ |
モンゴールの復活 |
「ミロのとっつぁんがやってきて、イシュトヴァーン将軍がオーダイン伯、左府将軍になったという話を」 |
ミン |
ヤヌスの戦い |
アレナ通りの娘達のまとめ役 髪を短く切った三十娘 |
メンティウス |
ヤーンの日 |
モンゴールの残党 クムの下でトーラスのモンゴール軍を指揮している |
メンティウス |
ヤヌスの戦い |
クムに寝返ったもとモンゴールの将軍 トーラス守護兵五万をひきいて状況をうかがう |
メンティウス |
モンゴールの復活 |
トーラスで蜂起したもとモンゴールの将軍 「──おのれメンティウス!」 |
モース |
愛の嵐 |
パロ宮廷の侍医 「ご侍医モースどのが、ともかくかようの昏睡は人為的にさますのがもっともよくない」 |
モルギウス |
神の手 |
タルーの閉じこめられている牢の牢番 「モルギウス。だが、それは甘いというものだ。」 |
モルギウス |
神の手 |
「アシバン、ではなくて、モルバンでもない。モルギウス、ではない、これはわしの婿の名じゃった。」 |
モルバン |
神の手 |
「アシバン、ではなくて、モルバンでもない。モルギウス、ではない、これはわしの婿の名じゃった。」 |
ユナス |
モンゴールの復活 |
アムネリスの叔父 マリスとアエリアの父 暗殺者に殺された |
ヨナ,ヨナ・ハンゼ |
ヤーンの日 |
ヴァラキアでイシュトと義兄弟の誓いをした友達 一家そろってミロク教徒だった |
ラーナ,(ラーナ・アル・ジェーニア),(ラナ) |
ヤヌスの戦い |
【わたくしもラーナおばさまのように、尼としてしずかに一生をおくろうかと】 |
ライアー |
愛の嵐 |
パロの聖騎士伯 近衛長官 パロの政治を動かす中核にいる |
ラスロ |
ヤヌスの戦い |
アレナ通りの酒屋 「娘たちをまとめて、ラスロの元の酒ぐらにつれてゆかせてある。」 |
ラン |
愛の嵐 |
「この手紙をカラヴィアのラン、オー・タン・フェイ師、それからこれをアルノーに。」 |
ランス |
ヤーンの日 |
ローザン将軍の遺児 カダインで父の復讐の機会をうかがっている |
ランス |
ヤヌスの戦い |
非業の死を遂げたローザン将軍の遺児 カダインで父の復讐の機会をまっている |
ランス |
モンゴールの復活 |
逃亡するタルーの前にたちはだかったモンゴールの武将 ローザンの遺児 |
ランズベール侯,リュイス |
愛の嵐 |
ナリスの決闘の介添人 「──アルド・ナリス方介添人、ランズベール侯爵、」 |
リーズ |
ヤヌスの戦い |
アレナ通りの青年 トーラス戦役の傷痍軍人 両足が動かない |
リーナス |
ヤヌスの戦い |
アウレリアスの友人 【リーナスとオヴィディウスが両方から、がしっとつかんでひきとめた。】 |
リーナス |
愛の嵐 |
アウレリアスの友人 ≪お喋り≫ アウレリアスの話をみなにふれてまわった |
リーナス |
愛の嵐 |
パロの伯爵 王室官房長 パロの政治を動かす中核にいる |
リギア |
ヤヌスの戦い |
「それがリギア女伯爵のいいところですわ。誰かがそうしてお世話を焼かぬかぎり、」 |
リギア |
愛の嵐 |
パロの女騎士 アウレリアスの弱点をナリスに教えた 「たいそう、早いですね、リギア」 |
リディア |
愛の嵐 |
リンダのそばづきの侍女 ごく最近つかえた侍女 縁談が決まった |
リナ |
神の手 |
「オロの嫁には、パン屋のリナか、それとも馬車屋の下の娘のアンか、あたしのいとこのミーナの娘をもらおうか」 |
リンダ |
ヤヌスの戦い |
中原にその名をうたわれる絶世の美女 パロの王女 |
リンダ |
ヤヌスの戦い |
パロの王姉 このところ気がふさぎがちでひきこもっている |
リンダ |
モンゴールの復活 |
あの人はまだ私を覚えているかしら。 ──リンダ |
リンダ |
モンゴールの復活 |
「リンダはあの人のいいなづけ─そして、アムネリスはあの人ともう少しで婚礼を……」 |
リンダ |
愛の嵐 |
パロの王姉 処女姫リンダの生まれ変わりといわれる予知者 |
リンダ |
愛の嵐 |
(アルカンドロス大王の処女姫リンダの名をうけつぐ巫女、≪予知者≫リンダにほかならない) |
リンダ |
神の手 |
パロの王女 【他ならぬアムネリスに、リンダたちがとらわれ、それを救出しもしたのだし、】 |
リンダ |
神の手 |
「パロ国王姉リンダ姫は、第二王位継承者、クリスタル公アルド・ナリスとの婚約相整い、」 |
リンダ・アルディア・ジェイナ |
愛の嵐 |
「王姉、リンダ・アルディア・ジェイナ殿下!」 |
リンド |
モンゴールの復活 |
かつてトーラス陥落で裁かれたモンゴールの武将 |
ルーク |
ヤーンの日 |
イシュトヴァーンの部下 赤い街道の盗賊 「デン、ルーク、ファロ、みんなたんと寝たか」 |
ルーク |
ヤヌスの戦い |
イシュトのもとからの仲間 |
ルーク |
モンゴールの復活 |
赤い街道からのイシュトの部下 アリに追っ払われた |
ルカス |
モンゴールの復活 |
赤い街道からのイシュトの部下 アリに追っ払われた |
ルカス |
神の手 |
イシュトの赤い街道からの仲間 (まさか、デン、ファロ、ルカス、おめえたちまでこのイシュトをシカトしようというんじゃあるまい) |
ルキウス |
ヤーンの日 |
モンゴールのアルヴィウス将軍の遺児 子爵 十七歳の少年 |
ルキウス |
ヤヌスの戦い |
非業の死を遂げたアルヴィス将軍の遺児 カダインで父の復讐の機会をまっている |
ルキウス |
ヤヌスの戦い |
モンゴールの将軍 カダインよりアムネリス軍に参戦する 非業の死を遂げたアルヴィス将軍の遺児 |
ルキウス |
モンゴールの復活 |
【マルス、アリオンが二十代、ルキウスやランスにいたってはまだ十代の、それこそ青二才ばかりなのである。】 |
ルチウス |
ヤヌスの戦い |
ベック公爵の長男 【ベック公とフィリス夫人、夫人に抱かれたおさないルチウス公子に】 |
ルナン |
ヤヌスの戦い |
ナリスの守り役 ナリスにお説教をしてフェリシアと手を切らせようとつとめている |
ルナン |
愛の嵐 |
【例の如く目を三角にしたルナン聖騎士侯が大あわてで伺侯して来ないわけはなく、】 |
ルナン |
愛の嵐 |
パロの聖騎士侯 パロの政治を動かす中核にいる |
ルパス |
ヤーンの日 |
イシュトの部下 赤い街道の盗賊「ルークもクリスもエムもジグもルパスもみんな云っているこったぜ。」 |
ルパス |
ヤヌスの戦い |
イシュトのもとからの仲間 傭兵あがりで、正規の軍事教練をうけている |
ルパス |
モンゴールの復活 |
赤い街道からのイシュトの部下 アリに追っ払われた |
ルハン |
愛の嵐 |
「──カラヴィア領より、自治領ギルド長ルハンほか三名、ご挨拶にまかりこしております。」 |
ルモス |
愛の嵐 |
ナリスの小姓 「では支度をしよう。ルモスを呼んでくれ」 |
ルリア |
愛の嵐 |
【マール公、ベック公夫人、ギース神殿長の代理の僧侶、デビ・ルリア、といった王家の血筋につらなる人びとがロイアル・ボックスにつき、】 |
レムス |
ヤヌスの戦い |
パロ国王 ナリスにクム─モンゴール戦役への介入の理由を問いただした |
レムス |
愛の嵐 |
十七歳のパロ国王 やせて青白い思慮深げではりつめたものをひそめたおもだちの聖王 |
レムス一世 |
ヤーンの日 |
パロ国王 「若きレムス一世のもとに平和と繁栄をとりもどしたいまといえども」 |
レムス一世 |
ヤヌスの戦い |
パロ国王 「このパロの国の民として、このレムス一世が治める者、」 |
レムス一世 |
愛の嵐 |
「パロ国王、聖王レムス一世陛下──!」 |
レンツ |
ヤーンの日 |
モンゴールの残党 戦で受けた傷が回復せず寝たきり |
レンツ |
ヤヌスの戦い |
モンゴールの将軍 「レンツ将軍はねたきりだというしなァ」 |
アレン・ドルフュス,(レントの白バラ) |
ヤーンの日 |
タリア伯爵ギイ・ドルフュスの妹、アレン・ドルフュス 女だてらに帆船をのりまわし、ドライドンの娘と呼ばれている |
アレン・ドルフュス,(レントの白バラ) |
ヤヌスの戦い |
アレン・ドルフュス 【この女性を詩人たちに「レントの白バラ」とまでたたえさせたほどの】 |
ロアン |
ヤヌスの戦い |
アレナ通りの青年 トーラス戦役の傷痍軍人 |
ロイ |
ヤヌスの戦い |
アレナ通りのもと靴屋 片目と片手を失った 「──おれだ、ロイだ、カロン、早くこっちへ」 |
ロイ |
ヤヌスの戦い |
「食料庫を焼き払う計画をな。ロイは失敗して、いのちをおとしたが、」 |
ロイ |
モンゴールの復活 |
カロンの友人 「ロイやオロなどは、一つしかない生命をなくしてるじゃないか。」 |
ロイ |
モンゴールの復活 |
カロンの友人 トーラスでのゲリラ活動が見つかって火あぶりになった |
ローザン |
ヤーンの日 |
モンゴールの武将 戦争責任者として処刑された |
ローザン |
ヤヌスの戦い |
非業の最期をとげたモンゴールの将軍 |
ローザン |
モンゴールの復活 |
かつてトーラス陥落で裁かれたモンゴールの武将 |
ロータス公,(ロータス・トレヴァーン),(ロータス・トレヴァン) |
ヤーンの日 |
「イシュトヴァーンどのは、ロータス・トレヴァーン公ゆかりの方か……」 |
ロータス公,(ロータス・トレヴァーン),(ロータス・トレヴァン) |
神の手 |
「私はヴァラキア公ロータス・トレヴァーン代理、ヴァラキア海軍総督カメロン船長であります。」 |
ローラン |
愛の嵐 |
「フェリシア夫人はマルガへ保養に出発しました。若いローラン子爵をお供につれて。」 |
ローランド伯 |
愛の嵐 |
「──ローランド伯のいちばん上の姫、ドルミアと親どうしが婚約をとりかわして、」 |
ロック |
モンゴールの復活 |
カロンの昔なじみ 「昔なじみのニールやロックもミダで死んでるしな。」 |
ロトー |
愛の嵐 |
スニのおじいさん 「スニ、ここへおいで」「ロトーが死んだわ」 |
ロブ=サン |
ヤヌスの戦い |
クムの在トーラス占領軍最高司令官 トーラス守護兵五万をひきいて状況をうかがっている |
ロブ=サン |
モンゴールの復活 |
トーラスのクム軍の司令官 【ロブ=サン、トー・クンら司令官たちはとっくに戦死しており、】 |
ロルカ |
ヤヌスの戦い |
魔道士 「ヴァレリウスとロルカに気をつけろ。探っている気配があらばバリヤーを張るのだ。」 |