| 天才サックス奏者・矢代俊一のもとに届けられた脅迫状。 「演奏するな」と言われた２０曲に隠された謎とは。 「東京サーガ」の登場人物たちが一堂に会する作品。 |
登場人物リスト
| 伊集院大介 | 日本でも有数の高名な名探偵 髪の毛に白いものがかなり目立つようになってきた |
| 滝沢稔 | 伊集院大介の助手 いつも朝の９時半に事務所にやってくる |
| アトム | 伊集院大介の助手 滝沢稔 伊集院大介のところに来て８年になる |
| アトム号 | 伊集院大介事務所にあるアトム君の愛用のパソコン |
| 伊集院大介 | 日本一の名探偵 晶くんからの依頼で矢代俊一の依頼を受けた |
| 弘志 | 竜崎晶の兄 「やってくるなり弘志くんが下に車をとめて、晶くんと二人で」 |
| ヒロにい | 竜崎弘志 強烈なブラ・コン |
| 森カオル | 作家 伊集院大介の冒険シリーズを本にしている |
| 松の原カオル | 作家 伊集院大介の冒険シリーズを本にしている |
| 竜崎晶 | 伊集院大介の古なじみの若い俳優 舞台だけでなく、テレビ、映画にも出演している |
| 矢代俊一 | かなり有名なミュージシャンで作曲家 脅迫されている |
| 金井恭平 | アルトサックスのミュージシャン 頑丈な感じのするがっちりとした男 |
| ≪ボス≫ | 仲間内での金井の渾名 「ボスって、われわれの仲間のなかでの渾名ですけど。」 |
| 真名瀬めぐみ | 竜崎晶の相手役をしたことのある女優 スキャンダル週刊誌に書かれた |
| ≪メグ≫ | 竜崎晶の相手役をしたことのある女優 真名瀬めぐみ 熱狂的なファンがいる |
| 吉野沙也香 | １７歳のアイドル 『ふしぎの国のアリス』の舞台で矢代俊一になついていた |
| 勝見 | ホモの演出家 矢代俊一に迫って大変だった |
| 北原 | 矢代俊一のマネージャー 『ニュー・オリエンタル・グルーヴ』の社長 太った中年男 |
| 高瀬 | 矢代俊一の友人のピアニスト 照明機材が落ちてきて肩を骨折した |
| テディ・ベーカー | ゴスペルのシンガー 矢代俊一の奥さんだった |
| 葛木 | 六本木の「ＪＡＭ ＩＮ」のマスター 大柄で丸坊主の男 |
| 泉 | 矢代俊一にストーカーしていた男 「あのときのことだって覚えてんでしょう、泉──」 |
| 藤島樹 | 伊集院大介の旧友 「クラブ樹」を経営する５０がらみの女性 |
| お菊 | 「クラブ樹」の縦より横のほうがありそうな短髪の女性 「お菊と私がいてもいいの」 |
| 森 | ピアニスト 高瀬たちにくらべると一格落ちる感じのプレイヤー |
| 野村 | 「ジャム・イン」の客 あとからきた夫婦者 |
| マッグロウ | 「ジャム・イン」の客 ニューヨークでも俊一のライブをよくききにきていた |
| ヒデ | 「ジャム・イン」に毎晩のように来ている客 |
| 田内 | 「ジャム・イン」で矢代俊一のバックバンドをしたドラムス |
| 山浦 | 「ジャム・イン」で矢代俊一のバックバンドをしたベース |
| 白井 | 俊一が「ジャム・イン」でやるときにたのむピアニスト 女性でちょっといいジャズピアノを弾く |
| 領佐 | 俊一が「ジャム・イン」でやるときにたのむピアニスト 昔からのつきあいのベテラン |
| 菊池 | ジャスフェスティバルに参加するグループ 「あとは…菊池さんとこに大井さんとこに──」 |
| 大井 | ジャスフェスティバルに参加するグループ 「あとは…菊池さんとこに大井さんとこに──」 |
| 堀井 | ジャスフェスティバルに参加するスペシャルゲスト 御大 |
| ヒロ | 俊一のボーヤ ２０代なかばの痩せた髪の毛の長い顔色の悪い青年 |
| 佐藤 | 俊一の関係者 「うちのバンドのいまんとこ一番よくやってる佐藤くんだの今津くんだの、石上さんだのって人たちも、」 |
| 今津 | 俊一の関係者 「うちのバンドのいまんとこ一番よくやってる佐藤くんだの今津くんだの、石上さんだのって人たちも、」 |
| 石上 | 俊一の関係者 「うちのバンドのいまんとこ一番よくやってる佐藤くんだの今津くんだの、石上さんだのって人たちも、」 |
| 遠藤 | ジャズフェスティバルの関係者 「遠藤からいくつか譜面がきてる」 |
| 遠藤 | セカンドステージで俊一と一緒に「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」をやった白い上着の女性 |
| ケンタ | 北原と俊一を呼びに来た男 「北原さん。どこにいますか。矢代さん」「あれは、ケンタだ」 |
| 坂本弘和 | 矢代俊一のローディー 「確か、ええと、坂本弘和っていったかな。そうだ坂本だ。」 |
| 山科 | 警察関係者 一番偉い人 ほとんど現場に出ることはありえない |
| 梶 | ライブに出ていて駐車場に車をとめていた 「ベースの梶、ドラムの贄田、ギターの小山、それにもうひとりのベースの三橋のと、それだけあったんだが、」 |
| 贄田 | ライブに出ていて駐車場に車をとめていた 「ベースの梶、ドラムの贄田、ギターの小山、それにもうひとりのベースの三橋のと、それだけあったんだが、」 |
| 小山 | ライブに出ていて駐車場に車をとめていた 「ベースの梶、ドラムの贄田、ギターの小山、それにもうひとりのベースの三橋のと、それだけあったんだが、」 |
| 三橋 | ライブに出ていて駐車場に車をとめていた 「ベースの梶、ドラムの贄田、ギターの小山、それにもうひとりのベースの三橋のと、それだけあったんだが、」 |
| ヒロ | 俊一のローディー 頑固だが、もう６年から俊一についていて、なかなか俊一思いだった |
| 高野 | 俊一を使ってＣＭ関係のプロジェクトをやろうと思った女プロデューサー 大女 |
| 田辺恭一 | 一番の矢代俊一びいきの評論家 年なのでめったにジャズクラブにも顔をみせない |
| 松本温 | 矢代嫌いで有名な評論家 前衛好き ジャズ雑誌で自分の担当ページ全部使って俊一をこきおろしたことがある |
| 後藤キヨシ | オリエンタル・グルーヴのローディー 金井のローディーになっている |
| 佐藤 | オリエンタル・グルーヴの経理の女の子 めったに現場に出てこない |
| 井筒 | 矢代俊一の作曲活動と芸能活動を担当しているプロデューサー |
| 槙 | 前の矢代俊一グループのドラム いまもときたまやっている |
| 佐久間 | 前の矢代俊一グループのベース アメリカに武者修行に渡ってまだそっちにいる |
| 環美佐緒 | ジャズ界の大姐御 ヴォーカル リサイタルがあると必ず俊一を指名してくる |
| 弓純子 | 俊一がよく一緒にやっているヴォーカル 女の歌手 |
| ナンシー・リー | 俊一がよく一緒にやっているヴォーカル 女の歌手 |
| 沢村明治 | ジャズのオールド派の一派 滅茶滅茶ハッピーな音楽をしている |
| 瀬尾優 | 「瀬尾優さんみたいに８５までも──一緒にいられると思っていた。」 |
| 源さん | 「源さんが俺を売って──やっと俺のジャズが手に入ったと思った瞬間に、」 |
| サミー井上 | 第一期の矢代俊一グループのベース イギリスにいってしまった |
| 結城滉 | 第一期の矢代俊一グループのピアニスト 交通事故で死んでしまった |
| 森村類 | 第一期の矢代俊一グループのドラム |
| マサキ | ヒロの後任 『セント・トーマス』のフロアと音響照明の小屋付きをやっていた |