ここに、ハインラインの登場人物リストがあったらびっくりしますね（爆）
ピート…猫　とか（笑）
ここでは、栗本薫さんの作品のうち、夏に関係ある作品を紹介しています。

「野望の夏」
「すべては夏のせいだったのだ」冒頭のこの言葉が作品の主題です。
夏のせいで恋に落ち、夏のせいで野望を燃やした男と女
最後まで読むと…やっぱり女性は強い、としみじみ思えます（笑）
角川ノベルズの表紙はちょっとエッチだったけど…文庫は普通なので（笑）
誰でも買えます。
（平成五年六月二十五日初版発行）

「最後の夏」
「さらしなにっき」に収録されている短編です。
栗本さんのテーマのひとつ、「静かな滅び」をよくあらわした
一作です。『滅びの風』とか『ゲルニカ１９８４年』とかと
いっしょに読んでみてくださいね。
（小説すばる’８９年７月号）

魔界水滸伝
これがなんで夏なんだ！　といわれるかもしれませんが。
言わずとしれた翼の姫、主人公の一人が「夏姫」さんですね。
私が夏姫さんのファンなのです（笑）
夏姫さんが活躍するのは９巻くらいまでですので
その辺までを読んでみてください（笑）

「猫目石」
ここまでくると相当こじつけですけど（笑）
この作品には「夏」の名前を持つ人が３人も出て来るんですよ。
まあ、そんな理屈が無くても読んで絶対に損をしない一冊です。

その他にも、「お夏」のでてくる「離婚病の女」「好色屋西鶴」「神変まだら蜘蛛」や
夏子さんが出てくる「誰かを早死にさせる方法」があります。
男性がお好みならば、「真・天狼星」には「夏ヒロキ」くんがでてきますね。
ぜひこの夏は、栗本薫さんの「夏」作品を読みましょう。