大導寺一族の滅亡

一乗寺祥江 大導寺静音の幼なじみ 丸いおっとりした顔をしている
藤枝道顕 大導寺静音の幼なじみ
一乗寺加奈江 一乗寺祥江の姉 不良になった
大導寺静音 大導寺家の跡取り
徳川継道 大導寺静音のまわりの友達
柳沢瑠璃子 大導寺静音のまわりの友達
藤枝直顕 藤枝道顕の兄 静音より3つ年上
大導寺響太郎 『探偵記録』を書いた大導寺家の系図にのっていない男
末子 大導寺一族の娘
大導寺将近 静音の父
大導寺竜介 静音の祖父
大導寺宗近 大導寺家の竜介の先代の当主
キミ 大導寺家のお手伝い
黒田 大導寺家の運転手
熊本 祖父の代からつとめていた
50年も大導寺家にいるばあや
村田 大導寺家の虫干しを手伝う鳶
加寿子 静音の大叔母 独身
八郎 静音のどういうつながりかわからない「親戚」
大導寺響太郎 大導寺宗近の妾腹の息子
高瀬響太郎 大導寺響太郎の元々の姓名
高瀬コト 宗近の妾 喬太郎の母 新橋の人気一番の雛妓であった
琴勇 高瀬コトの雛妓時代の名前 楽曲に天分があった
大導寺宗近 実業家、貴族院議員 大導寺中興の祖 好色漢 大導寺家三十五代目の当主
一乗寺佳乃 宗近の正妻 きわめて悋気が激しい 容貌に恵まれぬ女人
まり菊 宗近の妾 新橋の雛妓
大導寺綾音 宗近の初めての子
大導寺雪彦 宗近家初の男児 妖しいまでに麗しい少年
四郎 大導寺家のシェパード 大型の雄
九郎 大導寺家のコリー 大型の雄
熊本 大導寺家の書生 響太郎を出迎えた 三十ばかりの壮漢
コウ 大導寺家の行儀見習い 二十三、四の下女
鞠江 まり菊 大導寺家の西の棟に住んでいる
さとる 鞠江の子 三歳の幼児
お峰 鞠江とさとるの身の回りの世話をする乳母
お類 綾音と雪彦の世話をしている乳母
本田 大導寺家に詰めている看護婦
権田 大導寺家の先祖代々から用人をつとめている
塩原 大導寺家の賄いをまかされている
角田 大導寺家の御者 玄関横の小屋にすまわっている
倉岡 大導寺宗近の秘書 右腕
松浦正三郎 医学博士 大導寺家の御侍医 近所で開業している医者
桂号 独逸セパード 大導寺家の番犬
妹尾 大導寺家の女中頭 五十がらみの大柄な老嬢
大導寺将宗 大導寺宗近の弟 大導寺竜介の父
大導寺竜介 大導寺将宗の長男 陸軍士官学校を卒業して陸軍中尉を拝命している
迅雷号 竜介の馬
サイ 大導寺家のお手伝い 綾音の身の回りの世話をたまにする
横田 家令 一乗寺家とともに京都から引越してきた
織江 雪彦のいいなずけ 一乗寺家の分家の血筋の娘
ハナ 大導寺家のお手伝い 不器量な女
乙音 大導寺家の息子
雪音 大導寺家の息子
ヨシ 大導寺家の出入りの肉屋 生肉を届けている
美雪 宗近の妹 十九歳の時に神隠しにあって行方不明
輝音 大導寺家の息子
松田 大導寺家の住み込みのお手伝い
菊池鞠江 まり菊 大導寺宗近の妾
嵐山 本庁の警視正 響太郎の取り調べをした
中村 警官 炎の中に飛び込もうとした響太郎を止めた
一乗寺隆正 大導寺美雪の縁談の相手
K嬢 雪彦の世話をしていた看護婦
イッちゃん 熊本の愛称
中村 末子を育てた家