ハードボイルド

栗本薫さんのハードボイルド系の作品です。
わりと好きな作品が多いんですけど…
ほとんどが初期の作品ですね。
新作のハードボイルドもぜひ読みたいですね。

行き止まりの挽歌 暴力刑事梶竜介、刑事仲間からも嫌われている彼が、
バンドマン殺しに乗り出したとき、彼の前にあらわれた
美少女が彼の運命を変えた。
キャバレー 矢代俊一１９歳、大学のジャズクラブを捨て場末のキャバレーで
自らの音を探す。俊一がやくざの滝川と出会ったとき
「レフト・アローン」とともに物語がはじまる。
死はやさしく奪う 「死はやさしく奪う、そして生はもっと残酷だ」
サックス奏者金井が憧れ続けた麗子の死の知らせ、
そこからすべての物語ははじまった。
双頭の蛇 東京から平野へ左遷されてきた沖刑事が立ち向かうのは、
「平野」という町そのものであった。
平野の若さま片桐真吾とは何者なのか。
ハード・ラック・ウーマン 「こいつは、ブルースだ」バンドのグルーピーが殺された、
バンマスの信は殺された女のあとをおいかけていく。
信はライの人生に何を見つけるのか。
真夜中の鎮魂歌 天才的ジャズピアニストでありながら、左手首を失い
やくざの世界に身を投じた風間四郎。彼が今西良と出会い、
その音に魅せられた、それが悲劇の始まりとなる。
野望の夏 「すべては夏のせいであった」
ある夏の夜、夕香はアキとであった。そしてその時から
狂乱の夏の日ははじまったのだ。
黄昏のローレライ サックスの天才、矢代俊一の前にあらわれた滝川。
十六年ぶりの再会は俊一の心に何をもたらすのか、
音楽の神に選ばれた天才の生き方を描く。