| 井原西鶴 | 好色屋と呼ばれる色好み |
| 荒戸屋孫兵衛 | 砥石屋 平山鶴永のうしろだてになって万句興行をさせた |
| あき | 万句興行の評判をきいて江戸からきた女 |
| 平山藤五 | 井原西鶴 足袋屋の主人 三十二歳 |
| 平山鶴永 | 井原西鶴 三十代にしてなにわ一の名声をほしいままにする俳諧師 |
| なつ | 西鶴の女房 知的で清楚な美女 典型的な浪花女の美人 |
| お加代 | 平山足袋屋の女中 口入れ屋に藤五のことを注意された |
| 浅井 | 梅田の宗匠 藤五が家に寄った |
| 七重 | 藤五が何回か馴染んでいる女郎 |
| 小萩 | 七重の知り合い 藤五のことをいっていた |
| 川田屋 | あきんど 真面目に商いに精をだしている |
| 加島屋 | あきんど 真面目に商いに精をだしている |
| 西山宗因 | 平山鶴永の師匠 談林派 偉いおかた |
| 籐左衛門 | 早死にした籐五の父 書画骨董のたぐい、文芸やら連歌やらが好きだった |
| 松平貞徳 | 俳諧師 貞門派 いささか堅苦しい |
| 西村長愛子 | 俳諧師 松平貞徳門下 「遠近集」の撰者 |
| 北村季吟 | 俳諧師 貞門のおえらがた |
| 豊後屋 | あきんど 今度なにかあったら意見してくれる |
| 山田鶴扇 | 西鶴の弟子 なかなかに筋がいい 見栄えはぱっとしないが機転のきく男 |
| 山田庄三郎 | 鶴扇 十俵二人扶持のさむらいの四男 二十四のひとり者 |
| 玄庵 | お幸をみた医師 このままだと危ないといった |
| お幸 | 西鶴の娘 小さくてひよわな赤ん坊 |
| 松二郎 | 西鶴の下の息子 三つになったばかり |
| 藤太郎 | 西鶴の長男 そろそろ七つ |
| 夕霧 | 扇屋の太夫 もとは京都島原のお職であった 絶世の美女 |
| 高尾 | おいらんの由緒ある名前 |
| 吉野 | おいらんの由緒ある名前 |
| 夕霧 | おいらんの由緒ある名前 |
| 小紫 | おいらんの由緒ある名前 |
| 揚巻 | おいらんの由緒ある名前 |
| 与之介 | 大店の若旦那 夕霧と心中しようとした 美しい顔をした男 |
| およう | 夕霧太夫の本当の名前 |
| 鶴水 | 西鶴の住込みの弟子 鶴扇を頼って田舎から出てきた 気もまわり目はしもきく |
| 浮世之介 | 夢の中の男 絶世の美少年 |
| 桃青 | むかし西鶴と相弟子 西鶴のことを悪口雑言いっている 松尾芭蕉 |
| おさわ | 西鶴が少年の頃にいた年増の女中 |
| おしま | 女郎 |
| お夏 | 登場人物 |
| おまん | 登場人物 |
| 中村花橘 | 陰間 |
| 新三郎 | さくら茶屋のあるじ格 |
| 芝本 | 一座 |
| でいもん | きりしたんばてれんの悪魔 |
| あざみ | 角屋の女郎 |
| 白萩 | 鶴千の女郎 |
| 扇さん | 鶴扇の愛称 |
| お初 | お幸の友人 |
| 松田 | お幸の友人 お初の家の名 |
| 花田 | 表通りの店 |
| 法然 | 上人 |
| 小萩 | 女郎 |
| 小春 | 女郎 |
| 桂 | 女郎 |
| さつき | 女郎 |
| ぼたん | 女郎 |
| 桜 | 女郎 |
| 小波 | 女郎 |