56巻 野望の序曲

FORWARD TO THE FATE


第一話 ユールの戦い
第二話 ユール炎上
第三話 赤い街道の決戦
第四話 凱旋

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 モンゴール軍とクム軍は本格的な戦闘を始めた。イシュトヴァーンは計略によってクム軍の補給線ユール城を落とし、クム軍を挟み撃ちにする。戦いはモンゴール軍有利で進んでいた。そのころアルセイスではタリク生存の情報を得たタルーがアリストートスに詰め寄っていた。得意の弁舌でタルーを言いくるめたアリストートスは、パロを動かすためにクリスタル公へ働きかけようとする。
アルセイスで陰謀が進められている間にも戦場の時は流れ、クム軍とモンゴール軍は本格的に激突していた。そこへなだれ込んだのはトーラスからの援軍カメロン軍であった。クム大公タリオはカメロンに討ち取られる。タリオ大公が討ち取られたことでクム軍はすべて降伏し、戦いは終結する。イシュトヴァーンはクム大公の首級をおしたててそのままルーアンへ向かうのだった。


表紙はイシュトヴァーン。帯をしていると気がつきませんが、帯の影に人の横顔が描かれています。イシュトヴァーンを見張る魔道士でしょうか?帯のあおり文句は「戦場を血に染める、宿命の戦い」あまりイシュトヴァーンの戦いは宿命っぽくはないですが…

内容ですが…最初から最後まで戦闘です。(2010年5月21日)