登場人物リスト　その１３（「赤い激流」〜「鷹とイリス」）　

その１２←　登場人物リスト　→その１４

名前 作品 備考
アエリア ゴーラの僭王 「アエリアとマリスがあんなむざんなさいごをとげなくてはならなかったのだろうと─」
アキレウス ユラニア最後の日 ケイロニアの獅子心皇帝　ハゾスから内密の連絡を受けた
鷹とイリス （ケイロニアは、獅子心皇帝アキレウスのもとに、まったく中原の覇への野望などは見せていないが、）
アダン，(白虎将軍) ユラニア最後の日 ケイロニアの将軍　「アダンどのは失礼ながら融通がきかず、アルマリオンどのはかなり老齢─」
アドリアン 赤い激流 未来のカラヴィア公　「アドリアン子爵を、リンダに誘惑してほしいんだよ」
アニミア 時の潮 カリナエの女官長　ナリスが不在でさびしがっている
アマリウス 鷹とイリス 【じっさいに任務につくのは、若手聖騎士侯筆頭のオヴィディウス以下、アマリウス、パラスなどの若手が多くなっている。】
アムネリス 赤い激流 モンゴール大公　「──アムネリス大公閣下のお気持ちを考えますと、」
ユラニア最後の日 「アムネリス公女──現在の大公の夫となるようきびしく責められ」
時の潮 モンゴールの大公　【カメロン将軍がモンゴール大公アムネリスの意向をすべて託されている。】
ゴーラの僭王 モンゴール大公　カメロン将軍に同行してアルセイスへむかった
鷹とイリス モンゴール大公　イシュトヴァーンの妻　イシュトの子をみごもっている
アリストートス 赤い激流 （それがイシュトヴァーンをけしかけていたアリの野望だった。そしてそのアリは死んだ……）
赤い激流 モンゴールの参謀　非常軍事裁判で糾問され、イシュトヴァーンによって処刑された
ユラニア最後の日 殺されたモンゴールの軍師　「アリ公の名前で、動くなと手紙を書いてやったのさ」
ユラニア最後の日 「アリストートスの裏切りの証拠にこそなれ──」
ユラニア最後の日 モンゴールの陰険な参謀　【ケイロニアは、まだ、アリストートスの処刑のことは知らぬ。】
時の潮 【アリでも見ようものなら、（まるで、名画のようだ）とでも思うだろう。】
時の潮 「アリストートスという男こそが、イシュトヴァーンにとっての疫病神の役をはたしていたので、」
ゴーラの僭王 【イシュトヴァーンもあれほどまでにアリストートスを毛嫌いすることもなかったかもしれない。】
ゴーラの僭王 【タリオ大公とのたたかい、タリオ大公戦死、タリク公子擁立、アリストートス参謀長の反逆の容疑による処刑、】
鷹とイリス 【彼は、アリのことで、さんざんうわさの種にされたにがい記憶をまだ、忘れてはいなかった。】
鷹とイリス 「参謀アリストートスを処刑し、クムのタリオ大公と、それにユラニアのネリイ大公を殺したからね」
アリオン 赤い激流 モンゴール軍の伯爵　アルセイス残留の留守番部隊をひきいてアルセイスにとどまっている
アリオン 赤い激流 「アルセイスのアリオン伯爵よりの書状、及びタルー公子からの書状をお預かりいたしております」
アリオン ユラニア最後の日 モンゴールの武将　千五百の留守部隊とともにアルセイスでネリイ軍の監視下にある
アリオン 時の潮 モンゴールの武将　伯爵　アルセイスに留守部隊をひきいて残されていた
アリオン ゴーラの僭王 モンゴールの将校　アムネリスの滞在と警護についての準備の役目を引き受けた
アリオン 鷹とイリス モンゴールの武将　青騎士団を率いる遠征軍幹部　「アリオンはすぐトーラスに戻るといってるし」
アル･ディーン ユラニア最後の日 出奔したパロの聖王家の王子　クリスタル大公アルド・ナリスの弟　
時の潮 【そこは、リギアにとっても、ナリス、そしてアル・ディーンとともに育った、】
鷹とイリス （私の弟のアル・ディーンは母方にヨウィスの民の血が入っているということで脱落したよ。）
アル･ディーン 鷹とイリス 「聖王家の関係者で難をのがれたのはすでに国外へ出ていた私の弟アル･ディーンと」
アルス　 ゴーラの僭王 アルセイスの住人　（だがそうしたら……新しい時代がくるぞ）（アルス！）
アルド・ナリス 赤い激流 マルガで療養中のパロのクリスタル大公　クリスタルへ戻ろうとしている　
アルド・ナリス ユラニア最後の日 イシュトヴァーンとのひそかな≪運命共同体≫の盟約をかわしたクリスタル大公　パロ聖王位奪取のたくらみを秘める
アルド・ナリス 時の潮 パロのクリスタル大公　レムス国王に反逆し、パロ聖王位の奪取を亡父アルシス王子に誓った
アルド・ナリス ゴーラの僭王 パロのクリスタル大公　マルガでイシュトヴァーンと密約をかわした
アルド・ナリス 鷹とイリス 国王への叛逆の意を持つクリスタル大公　下級三等魔道師の資格を持っている
アルド・ナリス 鷹とイリス 「お前の名は……アルド・ナリス──守り……さえぎる者──屈してはならぬ……誘惑に……屈しては……」
アルノー 赤い激流 ナリスの配下の魔道師　イシュトヴァーンの様子を報告している
アルノー 赤い激流 アルド・ナリスの命令でイシュトヴァーンを守っている魔道師
アルノー ユラニア最後の日 ナリスの配下の魔道師　イシュトヴァーンにナリスからの伝言を伝えた
アルノー 時の潮 ナリスがイシュトに付けた魔道師　ナリスから策略をさずかった
アルノー 鷹とイリス ナリスがイシュトヴァーンにつけてくれた魔道師　ケイロニアの動きをイシュトに報告した
アルフリート 時の潮 パロ　若い学究　投獄されていたランズベール塔で謎の死を遂げた
アルマリオン ユラニア最後の日 ケイロニアの将軍　「アダンどのは失礼ながら融通がきかず、アルマリオンどのはかなり老齢─」
アルミナ 赤い激流 （パロの王妃はアグラーヤのアルミナ王女だったな。）
アルミナ 赤い激流 パロ王妃　「リンダに、アルミナ王妃に頼ませてみようかな。」
アルミナ ゴーラの僭王 【女なら、それこそリンダが十七歳で、アルミナが十五歳で花嫁となった、そういう時代である。】
アルミナ 鷹とイリス 【アグラーヤの出身である、アルミナ王妃の影響がきわめて大きいだろう、というのが、】
アレス 赤い激流 「ケイロニアはアトキア侯騎士団、サルデス侯騎士団を自由国境に派遣できるようサルデスに集結させつつあります。」
ユラニア最後の日 【世界一の強国ケイロニアのサルデス侯騎士団、アトキア侯騎士団がじっと待機している。】
ユラニア最後の日 サルデス侯　マイラスにあるサルデス侯騎士団とアトキア侯騎士団を指揮している
時の潮 「サルデス侯騎士団とアトキア侯騎士団が国境を離脱し、北にむかって謎の動きを開始した」
鷹とイリス 「ケイロニアの──アトキア侯とサルデス侯騎士団のあやしげな動きというのを、探索させてみようと思ってるんだ。」
アン・ダン・ファン 赤い激流 クムの左丞相　各国政府への、タリク新大公の名における、新大公着任の挨拶状とタルー─ネリイ追討宣言を読上げた
アン・ダン・ファン ユラニア最後の日 クムの左丞相　クム国内のタルーの味方を武装解除した
イヴァン ゴーラの僭王 イシュトの近習　「なんでしたら、ルーでもイヴァンでも言い含めておきますから…」
イシュトヴァーン 赤い激流 モンゴールの右府将軍　遠征軍をひきいてボルボロスからタスをめざしている
イシュトヴァーン ユラニア最後の日 モンゴールの右府将軍　赤騎士団一万をひきいてロザリアの丘に布陣している
イシュトヴァーン 時の潮 モンゴールの右府将軍　タルー軍を最終的にうちやぶり、アルセイスにむかった
イシュトヴァーン 時の潮 「それは大昔の、偉い、たくさんの人を殺し、たくさんの戦いに勝った英雄である王の名前だった。イシュトヴァーン─それが俺の名前だった。」
イシュトヴァーン ゴーラの僭王 俺の生まれたそのときからさだめられていたのだ。　イシュトヴァーン・サーガより　イシュトヴァーン王のことば
イシュトヴァーン ゴーラの僭王 アルセイスを占領したモンゴールの右府将軍　予言者問題を気にしている　
イシュトヴァーン ゴーラの僭王 「ゴーラの帝王、ゴーラの支配者、その名は──」「その名は──ヴァラキアのイシュトヴァーン！」
イシュトヴァーン 鷹とイリス モンゴールの右府将軍　ゴーラ王国第一代の王となることを宣言した
イシュトヴァーン 鷹とイリス （ケイロニアの豹頭王グイン、そしてゴーラの僭王イシュトヴァーン）
イミル 時の潮 グル族　スカールの部の民　「ハサン。それから、イミル、俺と同行せよ。」
イルン ユラニア最後の日 イシュトの小姓　「イルン、そっちの布をしぼっておからだの右側をぬぐってさしあげてくれ。」
ヴァイア ゴーラの僭王 （なんていったっけな。あのチチアの女──ヴァイアだ、ヴァイア。）
ヴァレリウス 赤い激流 パロの宰相　アルノーからの報告をナリスに知らせた
ヴァレリウス ユラニア最後の日 クリスタル大公アルド・ナリスの腹心　魔道師宰相　
ヴァレリウス 時の潮 パロの宰相　上級魔道師　アムブラを裏切り、破滅においこんだ
ヴァレリウス ゴーラの僭王 上級魔道士　【ヴァレリウスはナリスのいうとおりに手足として動いている】
ヴァレリウス 鷹とイリス パロの魔道師宰相　ゴーラ王国復活問題の対策委員会の長をつとめる
ウルス 赤い激流 イシュトヴァーンの夢にあらわれた亡霊　血まみれのはだかの大男
エイミア ユラニア最後の日 紅玉宮の惨殺事件で虐殺されたユラニアの公女
エイミア 時の潮 ユラニアの公女　「姉のエイミアと妹のルビニアを血も涙もなく殺したというので、鬼女、悪魔の化身、」
エイミア ゴーラの僭王 ユラニア公女　【エイミアの度はずれたケチぶりはもう有名であったし、】
エイミア 鷹とイリス 【ネリイとオー・ラン将軍の不倫だの、エイミアのとてつもないけちだの、ルビニアの人間ばなれだの、】
エマ 時の潮 アルゴス王妃　ナリスのおば　「エマおばさまの生活をゆるがすようなことはしたくない。」
エル 赤い激流 「裏切者──モンゴールは決して忘れぬ。アルゴンのエル──」
オヴィディウス 赤い激流 「リーナスやオヴィディウスのような親国王派の筆頭をひきいれるには、やはり証拠が必要だけれど…」
オヴィディウス 時の潮 パロのまだ若い聖騎士侯　近衛長官　国王派と呼ばれている人々
オヴィディウス 鷹とイリス パロの若手聖騎士侯の筆頭　聖騎士団の準備の全権をもった
オー・タン・フェイ 時の潮 【もともとはアムブラの学生であり、オー・タン・フェイ老師のもとで魔道学をおさめたはずの彼が】
オー・タン・フェイ 時の潮 【アムブラで、オー・タン・フェイ老師を捕縛にきたときにも、】
オーノ 赤い激流 イシュトを見張っていた魔道師　ヴァレリウスにとらえられ尋問された
オーノ ゴーラの僭王 「──あのくそ魔道師のオーノのことも……」
オクタヴィア ユラニア最後の日 アキレウスの娘　美しく勇敢で気高い　トーラスにむかう、といってケイロニアを出た
オル・カン ユラニア最後の日 【ユラニアを長いあいだおさめてきたオル＝カン大公夫妻は紅玉宮の惨劇に、二人の公女もろとも斃れ】
オル・カン 時の潮 ユラニアの元大公　「オル＝カン大公夫妻と公女姉妹を殺害し、ユラニア大公家を事実上断絶させたネリイ新大公を討ったということで、」
オル・カン ゴーラの僭王 【オル・カン大公は実はまったくの腑抜けの腰抜け野郎で、国辱ものの失策ばかりしでかしながら、】
オル・カン 鷹とイリス 【気の毒なユラニアの人びとは、ぱっとしないオル・カン大公夫妻──」
カースロン 時の潮 （あたしにカースロンを誘惑させ、カースロンにモンゴールを裏切らせ、）
カースロン 時の潮 「…カースロン、ばかで欲張りで助平だったけれど、悪い男じゃなかった…」
カイ 時の潮 ナリスの側小姓　この十年ほどナリスの最もそばちかくにいる
カイ 鷹とイリス ナリスの小姓　「私は、まったく大丈夫だよ、カイ。」
カオ・ルン ユラニア最後の日 ネリイ大公のかたわらにつきしたがう大隊長
カメロン 赤い激流 モンゴールの左府将軍　イシュトとと共に遠征軍をひきいている　
カメロン ユラニア最後の日 モンゴールの左府将軍　援軍の要請と事情説明のため五千の兵を連れてトーラスへのぼる途中
カメロン 時の潮 モンゴールの将軍　モンゴール宮廷を説得し、援軍一万をひきいてトーラスを発った
カメロン ゴーラの僭王 モンゴールの左府将軍　アムネリス大公を連れてアルセイスへむかった
カメロン 鷹とイリス 「ゴーラ王国の初代宰相、カメロン公爵。──できれば、ユラニアの統治をまかせたい。」
カル＝モル 赤い激流 「魔道師オーノは、キタイの謎の王ヤンダル・ゾッグが、国王陛下に波動を及ぼしている─カル＝モルの亡霊を通じてでしょう─そう白状しました。」
カル＝モル 時の潮 レムスについている魔道師の悪霊
カル＝モル 鷹とイリス レムスにとりついていた死霊　数ヶ月前に完全に消滅してしまった
カル・ファン 赤い激流 「カル・ファンなど、何ひとつ─気のきいた拷問さえできはしなかったよ。」
時の潮 【ナリスがランズベール塔のなかでカル・ファンに誘拐され、すさまじい拷問にかけられたとき、】
鷹とイリス （カル・ファンのたくらみというのは結局、この私をキタイに拉致しようとする最終的な目的を）
カロン 赤い激流 魔道師ギルドの大導師　「カロン大導師といずれもう一回話ができるように」
カロン 鷹とイリス 魔道師ギルドの長　（私はのちほどカロン大導師のところに報告しようと思っていますが）
ギール 鷹とイリス マルガの護衛を引き受けている魔道師
グイン 赤い激流 「グイン将軍は、まだ皇女シルヴィア探索についているのだろう。」
グイン 赤い激流 【情報を非常に重視する戦法をイシュトヴァーンがとるようになったのはケイロニアのグインの影響である。】
グイン ユラニア最後の日 ケイロニアの豹頭将軍　シルヴィアとマリウスを救い、ホータンを出て中原へむかった
グイン 時の潮 「ケイロニアに突如としてあらわれた英雄、豹頭将軍グインを目指して、ケイロニアの皇女に忠誠を誓う彼を単身キタイへおびきよせようとする陰謀ではないか、」
グイン 時の潮 「キタイの連中が何を求めて豹頭のグインをおびきよせたり、」
グイン ゴーラの僭王 【グイン将軍にまで夜這いをかけたらしい、という事実には、腰をぬかすばかりであった。】
グイン ゴーラの僭王 （俺や……グインみたいな、精神的な……なんだっけ、力のある人間のその…）
グイン 鷹とイリス 「グインがケイロニア軍をひきい、俺がゴーラ軍をひきいて激突したら、」
グイン 鷹とイリス 「グインは、ノスフェラスの経験者だ。その上、ノスフェラスの王でもある。」
グイン 鷹とイリス （ケイロニアの豹頭王グイン、そしてゴーラの僭王イシュトヴァーン）
グラチウス ユラニア最後の日 ＜闇の司祭＞　グインの帰還をハゾスに知らせるようにユリウスに頼んだ
時の潮 スカールの病を治した魔道師　「そやつは、グラチウスと名乗るやつだった。」
ゴーラの僭王 （…あいつ、あの淫魔ユリウスのあるじ──）（グラチウス）
鷹とイリス 闇の司祭　サウル老帝出現の奇跡をたくらみ、仕切った
グル・シン 時の潮 グル族　ずいぶん老いて馬に乗れぬようになり、トルー・オアシスで暮らしている
ケント 赤い激流 モンゴール遠征軍　（ダレンだのケントだのの隊長クラスは、イシュトが何をもくろもうとも、）
ケント ユラニア最後の日 イシュトの部下　「タス部隊はしょうがねえ、ケントに指揮させろ」
ゴラン ゴーラの僭王 バルヴィナの大僧正　サウル皇帝の死後、バルヴィナをあずかっている
鷹とイリス 「サウル皇帝はゴラン大僧正の手に、まぼろしの王冠をあらわし、イシュトヴァーンに戴冠させました。」
サイデン 赤い激流 （戻っていってしまえば、当然アムネリス大公もいればサイデンの馬鹿もいる。）
サイデン ユラニア最後の日 「モンゴールの宰相サイデンは凡骨でありますし、」
サイデン 時の潮 【延々とサイデンが説教を垂れて一日が終り、】
サイデン ゴーラの僭王 モンゴールの宰相　【うろたえさわぐだけのアムネリス大公やサイデン宰相をなだめすかして、】
サイデン 鷹とイリス モンゴールの宰相　「国のサイデンに、事情を話す書状をさっそく書いて…」
サイモン　 赤い激流 オーダイン長老議会の議長　「オーダイン長老会議の議長をつとめます、サイモンでございます」
サウル 赤い激流 （≪最後のゴーラ皇帝≫サウル老帝の死によって途絶えたゴーラ皇帝家の血筋が、）
ユラニア最後の日 【古きゴーラ帝国の最後の象徴であった、バルヴィナのサウル老皇帝はその少し前に不帰の人と】
時の潮 ゴーラの最後の皇帝　予言者が、『ゴーラの後継者』を名指すために黄泉から戻ってくるといった
ゴーラの僭王 【最大の、予言の内容の特徴は、「サウル皇帝」が登場してきた、ということである。】
ゴーラの僭王 【サウル皇帝は、遠からぬ過去に物故した、栄光あるゴーラ帝国直系のさいごの皇帝であった。】
ゴーラの僭王 「われは、ゴーラ第百三十代皇帝にして由緒正しきさいごの皇帝なるサウル・メンデクス・ブロス・モンゴーラ三世である。」
鷹とイリス ゴーラ最後の皇帝　魂魄がアルセイス上空にあらわれ、イシュトヴァーンを後継者に指名した
ボース 赤い激流 「フェリシアはサラミス公を口説いてくれることをこころよく承知したよ」
時の潮 パロの貴族　「サラミス公のほうはもう、私についてくれるそうだ」
鷹とイリス パロの貴族　ナリスの叛心に加担する誓約をした
サンドス ゴーラの僭王 バルヴィナの市長　ゴラン大僧正とともにイシュトヴァーンを表敬訪問した
シリア 赤い激流 ランズベール侯の息女　「シリア姫可愛さで目がくらんでいるんですから」
シルヴィア 赤い激流 「ケイロニアは皇女シルヴィア拉致事件に国家をあげての非常事態宣言にあり、」
シルヴィア ユラニア最後の日 誘拐されたケイロニアの皇女　ケイロニア皇帝家の血筋の継承者
シルヴィア 時の潮 「おそらくはキタイに誘拐された、唯一の皇女シルヴィア姫の行方と安否こそが、」
シルヴィア 鷹とイリス 「さいわいにしてケイロニアはまだ例のシルヴィア皇女問題で、」
スー・リン ユラニア最後の日 ユラニア軍第三大隊長　ネリイ救出のため前線を離脱した
スー・リン 時の潮 イシュトの配下に入ったユラニアの隊長　二十五歳　若手に人望があった
スー・リン ゴーラの僭王 アルセイス市民軍の主要な武将　「リー・ルンとスー・リンもやってきた」
スー・リン 鷹とイリス ゴーラ王国の武将　「リー・ルンとスー・リンも将軍につけないとしょうもねえ。」
スーティン 時の潮 アルゴス王スタックに生まれた幼い王子　スカールから王太子をゆずられた
スカール 時の潮 「黒太子」の称号を一代かぎりの通称として許された　ナリスにあうためマルガへ向かう
スカール 鷹とイリス アルゴスの黒太子　ナリスに会うため、ヨウィスの民に扮してマルガ離宮に来た
スタック，文人王 時の潮 アルゴスの王　息子のために争い事をさけようとしている
スニ 鷹とイリス セム族　リンダの侍女　「スニだけは、私のこんなあさましい、おそろしい思いをみんな知っていてよ。」
ゼノン ユラニア最後の日 ケイロニアの将軍　武勇は抜群だが、若くて世慣れていない
ター・ウォン 鷹とイリス スカールの部下　「リー・ファ、ター・ウォン、タズト──俺を信じてついてきて、俺のためにいのちをおとしたやつら…」
ダイ・タン ユラニア最後の日 ユラニア軍第四大隊長　「リー・ルンとダイ・タンにともにネリイ閣下救援にむかってくれと懇願してくれッ。」
タジム 時の潮 スカールの側近　グル・シンの息子　「──いまは、グル族は息子のタジムがおさめているのだ」
タズト 時の潮 スカールの部下　（──タズトも、たくさんの俺についてきた部下たちも失った。）
タズト 鷹とイリス スカールの部下　「リー・ファ、ター・ウォン、タズト──俺を信じてついてきて、俺のためにいのちをおとしたやつら…」
ダモン 鷹とイリス 「つい先日ダモン大僧正にかわってジェニュアの祭司長の座についたデルノス大僧正は、」
ダリウス ユラニア最後の日 「──二年前の、あの、ダリウスの事件のおりのことを覚えておろう。」
時の潮 【ケイロニアの皇弟ダリウス大公の陰謀のあおりをくって、グイン将軍の進撃に叩きのめされ、】
鷹とイリス （個人の野望があった皇弟ダリウス大公と、そして嫉妬深いクム出身のマライア皇后を籠絡して、）
タリオ 赤い激流 「モンゴール軍が対タリオ先大公戦にあたり、まさにその反対をとった道筋であります」
ユラニア最後の日 【クムの豪傑タリオ大公はユールの戦いに、モンゴールのカメロンの刃にかかって死し、】
時の潮 【タリオ大公をうつという大手柄までたてたはずのイシュトヴァーンが、】
ゴーラの僭王 【タリオ大公とのたたかい、タリオ大公戦死、タリク公子擁立、アリストートス参謀長の反逆の容疑による処刑、】
鷹とイリス （クムは先日のたたかいにタリオ大公を失い、若いタリクが新大公としてたったばかりで、）
タリク 赤い激流 クムの新大公　気の弱い平凡な青年　「タリク新大公の名においてゆるゆると兵をすすめる─」
ユラニア最後の日 アルセイス紅玉宮の惨劇の奇禍ををまぬがれ、クム新大公を名乗るタルーの末弟
時の潮 クムの大公　タルーの弟　イルナ周辺で、徹底的にタルーの行方を捜索している
ゴーラの僭王 【タリオ大公とのたたかい、タリオ大公戦死、タリク公子擁立、アリストートス参謀長の反逆の容疑による処刑、】
鷹とイリス クムの大公　イシュトヴァーンをゴーラ国王として認めた
タリム ゴーラの僭王 ユラニアの宰相　【タリム宰相はタリム宰相で、救いがたい男色家であった。】
タル・サン 赤い激流 【タルーの反逆、次男タル・サンの虐殺──タリオ大公の戦死によってクム全国が悲嘆のどん底に】
タル・サン ユラニア最後の日 紅玉宮の惨殺事件で虐殺されたクムの公子
タルー 赤い激流 クムの反逆公子　長子相続権を主張し、タリク大公即位をつよく非難した
タルー ユラニア最後の日 ネリイの夫　クムの反逆公子　五万の兵をひきいてガンビアからタスを目指す
タルー 時の潮 クムの公子　イルナでイシュトヴァーン軍に破れ行方不明になった
タルー ゴーラの僭王 【タルー─ネリイ軍が完敗し、ユラニアが国家として壊滅した状態になったとき、】
タルー 鷹とイリス クムの公子　「ことにタルーがまだ見つかってない、というたいへんな重大な懸案事項があるから、」
ダレン 赤い激流 モンゴール遠征軍　（ダレンだのケントだのの隊長クラスは、イシュトが何をもくろもうとも、）
ダレン ユラニア最後の日 モンゴールの情報部隊大隊長　イシュトヴァーンと行動をともにしている
ダレン 時の潮 モンゴールの情報部隊大隊長　【ダレンに命じて、市中警備部隊を編成させ、】
ダレン ゴーラの僭王 モンゴールの将校　【モンゴールの将校以外のものではないダレンも、無邪気なだけのランスも、】
ダレン 鷹とイリス モンゴールの騎士　遠征軍幹部　「──ダレンとアリオンはトーラスに戻るといってるし」　
タンゲリヌス 赤い激流 アムブラの学生　「私が呼び寄せて欲しいと思っているのはね、アントのヌヌス、女学生のレティシア、そしてタンゲリヌス」
チノス 時の潮 リギアを崇拝している騎士　（チノスは、賢い男だわ。）
デルノス 鷹とイリス ジェニュアの祭司長　クリスタル大公と密接な関係にある
デン 赤い激流 イシュトヴァーンの夢にあらわれた亡霊　「デン！　ファロ！　みんな！」
デン ユラニア最後の日 【そのころには、デンも、またアリストートスもかたわらにあって、】
トー・ダン ユラニア最後の日 タリクにつきしたがう副将　青龍将軍　別働隊をひきいてネリイ軍にせめかかった
トール ユラニア最後の日 アトキアのトール　傭兵あがりのグインの副将　非常にグインを崇拝している
ナナ 鷹とイリス （リンダ──ナナ──フロリー──もう名前も忘れちまった、あの、チチアの女たち…）
ナルダ ゴーラの僭王 アルセイスの住人　（なんといったんだい。ナルダ）
ヌヌス 赤い激流 アムブラの学生　「私が呼び寄せて欲しいと思っているのはね、アントのヌヌス、女学生のレティシア、そしてタンゲリヌス」
ネリイ 赤い激流 ユラニアの簒奪大公　タリク大公をむかえうつべく、アルセイスをたち進軍を開始した
ネリイ ユラニア最後の日 ユラニアの簒奪大公　タルーの妻　三万の兵をひきいて南アルセイス街道を南下している
ネリイ 時の潮 ユラニアの簒奪大公　ウルダでイシュトに討ち取られた
ネリイ ゴーラの僭王 ユラニア公女　ユラニアをほろぼした真の犯罪者として告発されつつある
ネリイ ゴーラの僭王 【タルー-ネリイ軍との戦い、ネリイ大公戦死、アルセイス陥落、アルセイス占領─】
ネリイ 鷹とイリス 【ネリイとオー・ラン将軍の不倫だの、エイミアのとてつもないけちだの、ルビニアの人間ばなれだの、】
ネリイ 鷹とイリス （イシュトヴァーンが、モンゴール右府将軍として、タルー-ネリイ連合軍を破ったがゆえだ。）
ネルバ候 時の潮 パロの貴族　「ネルバ侯などはもちろん、積極的に大公派というわけではありませんでしたし、」
ハサン 時の潮 グル族　スカールの部の民　「ハサン。それから、イミル、俺と同行せよ。」
ハゾス ユラニア最後の日 ケイロニア宰相　いつも冷静でケイロニアの頭脳と信頼される　アキレウスに怪奇現象を報告した
ハゾス ユラニア最後の日 「わしがどれほどそなたを信用しているか、理解していような、ハゾス・アンタイオス」
パラス 鷹とイリス 【じっさいに任務につくのは、若手聖騎士侯筆頭のオヴィディウス以下、アマリウス、パラスなどの若手が多くなっている。】
光の公女 ゴーラの僭王 【イシュトヴァーンにとっては、≪光の公女≫は、彼を王座に導いてくれる、というだけの存在だったのであり、】
光の公女 鷹とイリス （俺のかたわらにはもう、俺がゴーラの王妃と呼んだ…あの予言の、≪光の公女≫と呼ばれた女がいて）
ファロ 赤い激流 イシュトヴァーンの夢にあらわれた亡霊　「デン！　ファロ！　みんな！」
フェリシア 赤い激流 「フェリシアはサラミス公を口説いてくれることをこころよく承知したよ」
フェリシア 時の潮 ナリスの愛人　ナリスのためにサラミス公を説得した
ブラン　 赤い激流 ドライドン騎士団の側近　カメロンのヴァラキア以来の忠実な右腕
ブラン　 ゴーラの僭王 カメロンの手下　「それも、あの古狸のブランのやつまで一緒にさ」
ブラン　 鷹とイリス カメロンの部下　「ブランたちならかなり機転もきくし、いろいろと親戚もある。」
フロリー 赤い激流 イシュトヴァーンの夢にあらわれた亡霊　可憐なマリニアの花のような少女
フロリー ゴーラの僭王 【リンダでもフロリーでもヨナでも、イシュトヴァーンの心をとらえるのは「可憐」とか「かよわい」とか、】
フロリー 鷹とイリス （リンダ──ナナ──フロリー──もう名前も忘れちまった、あの、チチアの女たち…）
ベルデランド侯 ユラニア最後の日 ケイロニアの北方の選帝侯　「ベルデランド侯ユリアスに無理にでも指揮をたのみたいところですが……」
ボルゴ・ヴァレン 赤い激流 （俺が、アグラーヤのボルゴ・ヴァレン経由でパロの王妃に嘆願してもらうよう、手をまわして）
ボルボロス伯 赤い激流 ボルボロス砦を預かる伯爵　騎士団をひきいてモンゴール軍を出むかえた
マー・リン 赤い激流 タス駐留軍の指揮官をつとめていた若い隊長　タス騎士団の副官　少尉
マー・リン 鷹とイリス アルセイス護民兵部隊長官に抜擢された、もとユラニア正規軍の少尉
マーティン 赤い激流 ボルボロス伯　見るからにオーダイン人らしい大柄なあから顔の武将
マール公 赤い激流 「…あとマール老公には、うまくベックを説得というか、たぶらかせたら─」
マール公 時の潮 パロの貴族　「ベック公も、マール老公のような縁戚のかたがたも、ナリスさまによほどの大義名分がないかぎり、」
マギウス 赤い激流 アムブラの学生　狂信的だった　「……残念でしたね、マギウスが死んでしまったのは」
時の潮 パロ　アムブラの学生　過激派　クリスタル市庁舎を占拠した
マリウス 赤い激流 （奴はたしか、前はマリウス子爵と名乗っていた。──それが、モンゴール再興にさいして、父の名をついでマルス伯爵と名乗って……）
マリウス ユラニア最後の日 グインに助け出された吟遊詩人　オクタヴィアの夫
マリス ゴーラの僭王 「アエリアとマリスがあんなむざんなさいごをとげなくてはならなかったのだろうと─」
マル　 ユラニア最後の日 イシュトの小姓　「のんきなことを──おい、マル、医療班を、早く」
マルコ 赤い激流 イシュトヴァーン旗本隊　最近、すっかりイシュトにまるめこまれている
マルコ ユラニア最後の日 ヴァラキア人の白騎士　忠実なイシュトヴァーンの腹心
マルコ 時の潮 イシュトヴァーン旗本隊中隊長　イシュトの側近
マルコ ゴーラの僭王 イシュトヴァーンの近習頭　イシュトにうわさについての情報をあつめるよう命じられた
マルコ 鷹とイリス ヴァラキア人の白騎士　「マルコには、近衛長官になってもらうつもりだよ」
マルス 赤い激流 モンゴール軍の首脳　帰国部隊をひきいてボルボロスからトーラスをめざしている
ユラニア最後の日 青騎士団をひきいてトーラスへの帰還の途上　金蠍宮からの帰還命令が下っている
時の潮 モンゴールの武将　クム国境で立ち往生のかたちでそこにとどまっている
ゴーラの僭王 【いまの遠征軍の主力となった、アリオン、マルス、ランス、といった連中には、「知将」と呼ばれるタイプはいないのである─】
鷹とイリス モンゴールの武将　「あっちは、いてもサイデンとマルスの馬鹿だぞ。」
マルモン 赤い激流 オーダイン市長　「オーダイン市長、マルモンでございます」
ミアイル ゴーラの僭王 【あとつぎのミアイル公子がきわめて気の弱い、血をみるのやあらそいごとが大嫌いな、大人しい一方の少年であったために】
ミアイル 鷹とイリス 「ヴラド・モンゴールの長女に生まれ、世継の公子であった弟ミアイルも早逝しましたゆえに、」
ミトス 赤い激流 タス騎士団団長　准将　ナントでの反乱鎮圧にタス騎士団主力をひきいて出兵していた
モー ユラニア最後の日 ハゾスの右腕で従弟の伯爵　自由国境出すランゴバルド侯騎士団を指揮する
モース 時の潮 ナリスの医師　「結局、モースのいうことをきかなかった罰なんだろうな。」
モース 鷹とイリス ナリスの医師　「モース博士にかなり厳重にやめさせなさいと忠告されていたのだけれど、」
モーリス，モーリス・コント 時の潮 パロ　アルフリートの弟　牢を脱獄しようとして殺された
ヤンダル・ゾッグ 鷹とイリス キタイの竜王　（ヤンダルが？）（その名前を、お考えになってはいけません。）
赤い激流 「魔道師オーノは、キタイの謎の王ヤンダル・ゾッグが、国王陛下に波動を及ぼしている─カル＝モルの亡霊を通じてでしょう─そう白状しました。」
ユラニア最後の日 キタイの怪物　クリスタル大公を拉致しようとしたといううわさがささやかれている
時の潮 「その奥にはキタイに突如としてあらわれたおそるべき竜王ヤンダル・ゾッグという謎の存在の陰謀がある。」
ゴーラの僭王 「王だけが、キタイのヤンダル・ゾッグの中原侵略の野望を食い止める力をお持ちでございます。」
ユリウス ユラニア最後の日 ハゾスの前にあらわれたすっぱだかの妖怪　グインが帰還することを知らせにきた
≪予言者≫ ゴーラの僭王 アルセイスの街角に現れてうわさをひろめている魔道師
ヨナ，ヨナ・ハンゼ 赤い激流 アムブラの学生　「ヨナはランほど社会の動きに関心がないからそれで平気だろう。」
ヨナ，ヨナ・ハンゼ ゴーラの僭王 【リンダでもフロリーでもヨナでも、イシュトヴァーンの心をとらえるのは「可憐」とか「かよわい」とか、】
ヨナ，ヨナ・ハンゼ 鷹とイリス 「俺がパロゆきの船にのせてやった──俺に字を教えてくれたヨナ。」
ラーナ 鷹とイリス クリスタル大公アルド・ナリスの母　ジェニュアの後見人
ラダス 赤い激流 オーダイン騎士団の団長　オーダイン騎士団より五百名をひきつれてきた
ラン 赤い激流 アムブラの学生　「欲しいキタイの書物があるからと、ランをタリアまで使いに出そう。」
ラン・ダル 赤い激流 クムの魔道伯　クムの魔道の元締　クムの軍議に結界を張っている
ランス 赤い激流 モンゴール軍幹部　頼みこんでさらに西征する部隊に入れたので有頂天になっている
ランス 赤い激流 モンゴール遠征軍　准将　イシュトを崇拝している　なんとか頼みこんでさらに西征する部隊に入れた
ランス ユラニア最後の日 【弱冠十八歳のランス准将を指揮官としてタス周辺をもれなくかためる。】
ランス 時の潮 モンゴールの武将　准将　来月で十九歳になる　怪我もすっかり癒えて元気になった
ランス ゴーラの僭王 【いまの遠征軍の主力となった、アリオン、マルス、ランス、といった連中には、「知将」と呼ばれるタイプはいないのである─】
ランス 鷹とイリス モンゴールの武将　遠征軍幹部　ゴーラ王国の武将となりたいといっている
ランズベール侯 赤い激流 「ランズベール侯は先日、喜んでお味方するとその場で返答してくれたけれどね」
時の潮 パロの大貴族　ナリスに組みすることを血判をもって誓った
鷹とイリス パロの貴族　ナリスの叛心に加担する誓約をした
リー・ファ 時の潮 スカールの愛妾　「リー・ファが死んでから、ずっと、一人で飯を食ってきた。」
リー・ファ 鷹とイリス スカールの愛した女　「リー・ファ、ター・ウォン、タズト──俺を信じてついてきて、俺のためにいのちをおとしたやつら…」
リー・ルン 赤い激流 ユラニア正規軍の隊長　クロニアあたりまできてアルセイスに返された　「…ルーアンへ御同行するはずだった、リー・ルン隊長は、」
リー・ルン ユラニア最後の日 アルセイスからイシュトについてきたユラニアの隊長　ユラニア軍第二大隊長
リー・ルン 時の潮 イシュトの配下に入ったユラニアの隊長　中堅どころに人望があった
リー・ルン ゴーラの僭王 アルセイス市民軍の主要な武将　「リー・ルンとスー・リンもやってきた」
リー・ルン 鷹とイリス ゴーラ王国の武将　「リー・ルンがもうちょっとそだっててくれたらいいんだが…」
リーナス 赤い激流 「リーナスやオヴィディウスのような親国王派の筆頭をひきいれるには、やはり証拠が必要だけれど…」
リーナス ユラニア最後の日 ヴァレリウスのかつての主人「リーナス伯爵をとびこえて、いきなり宰相に抜擢されるという」
リーナス 時の潮 パロの伯爵　【──ヴァレリウスはリーナス伯爵とともに最大の国王の側近とみられていただけに、】
リーナス 時の潮 パロのおっとりとした官房長官　国王派と呼ばれている人々
リーナス 鷹とイリス 【リーナス官房長官は国務長官、副宰相を兼任するよう命じられたばかりであったが、】
リギア 赤い激流 「なんで、ルナンも、お前も、リンダも、リギアも、私のまわりにいる人間というのはこんなに真面目なんだろう」
リギア 時の潮 パロの聖騎士伯　聖騎士侯ルナンの娘　スカールをたずね草原に来た
リギア 時の潮 「聖騎士伯リギアの永遠の忠誠をおんまえに、アル・ジェニウス。」
リギア 鷹とイリス パロの聖騎士伯　ナリスのもとに、ダネインからヨウィスの民の一座をつれてきた
リム・ロン ユラニア最後の日 タリク軍の親衛隊長　【驚きながら、リム・ロン親衛隊長が叫んだ。】
リヤ 鷹とイリス （あんな座標の狂いはたとえ私でなくリヤ大臣が古代機械を操作していたとはいえ考えられないと。）
リューイン 鷹とイリス ヨウィスの民の一座の座がしら　六十がらみの老人　「風情ある御挨拶だね、リューイン」
リンダ 赤い激流 【ねえ、蜃気楼はもう消えてしまったのね…………　　　リンダ】
リンダ 赤い激流 クリスタル大公妃　ナリスの帰還の嘆願のためにクリスタルとマルガを往復している
リンダ 時の潮 アルド・ナリスの妻　「──まして、ナリスは、レムスの姉リンダをめとったのだったな」
リンダ ゴーラの僭王 【リンダでもフロリーでもヨナでも、イシュトヴァーンの心をとらえるのは「可憐」とか「かよわい」とか、】
リンダ 鷹とイリス クリスタル大公妃　ナリスをクリスタルへかえす工作をしている
リンダ 鷹とイリス 「君は、聖王家の、予知者の王女リンダと同じ名前をあたえられ、同じ銀髪を持ってうまれてきた聖なる姫だったんだよ」
リンダ 鷹とイリス クリスタル大公妃　ナリスにみずからすすんで、国王に叛旗をひるがえすことを約束した
リンダ・アルディア・ジェイナ 鷹とイリス 「私の愛した、リンダ・アルディア・ジェイナ、紫の瞳のおてんば姫はこういうひとだったんだね…」
ルー　 ゴーラの僭王 イシュトの近習　「なんでしたら、ルーでもイヴァンでも言い含めておきますから…」
ルーエラ ゴーラの僭王 ユラニア大公妃　【大公の不誠実と女好きにほとほと愛想をつかしたルーエラ大公妃が、すっかり男に見切りをつけて、】
ルナン 赤い激流 「なんで、ルナンも、お前も、リンダも、リギアも、私のまわりにいる人間というのはこんなに真面目なんだろう」
ルナン 時の潮 パロの聖騎士侯　ナリスに組みすることを血判をもって誓った
ルナン 鷹とイリス マルガを訪れた客　パロの聖騎士侯
ルハス 赤い激流 モンゴール軍の先発隊　ガブラルとガンビアの間を封鎖した一個中隊の隊長
ルハス ユラニア最後の日 イシュトの部下　「ルハス隊が先発してウルダでルアー街道を封鎖してる。」
ルビニア ユラニア最後の日 紅玉宮の惨殺事件で虐殺されたユラニアの公女
ルビニア 時の潮 ユラニアの公女　「姉のエイミアと妹のルビニアを血も涙もなく殺したというので、鬼女、悪魔の化身、」
ルビニア ゴーラの僭王 ユラニア公女　人間ガトゥー　【ルビニアの異常な容姿とその異様な食生活、】
ルビニア 鷹とイリス 【ネリイとオー・ラン将軍の不倫だの、エイミアのとてつもないけちだの、ルビニアの人間ばなれだの、】
ルマ 時の潮 グルカ族の十五、六歳の少年　リギアを草原に案内した
レティシア 赤い激流 アムブラの学生　「私が呼び寄せて欲しいと思っているのはね、アントのヌヌス、女学生のレティシア、そしてタンゲリヌス」
レムス 赤い激流 パロ国王　「レムス国王にもういっぺん私が迫害されてやろうかなと思って」
レムス 時の潮 パロの聖王　以前よりはずいぶん落ち着いてきた
レムス 鷹とイリス （お前にはレムスが青緑色の巨大なトカゲに見えた。トカゲが、パロの王冠と王のマントをつけ、）
レムス・アルドロス 鷹とイリス ようやく二十歳になったばかりのうら若いパロ聖王　それなりの貫禄がでてきた
レムス一世 ユラニア最後の日 【パロの聖王レムス一世が何を思うか、どこまでこの中原の危機を憂慮しているのか、】
レムス一世 鷹とイリス パロ国王　基本的に外国の内政には一切干渉せず、という方針を貫いている
ローザン ユラニア最後の日 【ランスはもともとモンゴールの古い名家ローザン将軍の血筋としての信頼や人望もある。】
ロベルト，(ローデス侯) ユラニア最後の日 「近いといいますとローデス侯領ですが、ロベルトはあのとおりのからだですから、」