登場人物リスト　その１２（「野望の序曲」〜「ガルムの報酬」）　

その１１←　登場人物リスト　→その１３

名前 作品 備考
ガフ ガルムの報酬 アリの私兵　ユラニア遠征に連れてきたがトーラスへかえしてしまった
アドロン 覇王の道 現カラヴィア公　アル・リース王子家を選んだ
アムネリス 野望の序曲 モンゴールの大公　イシュトがモンゴールをたつとき、内々の婚礼をあげた
野望の序曲 【かつては彼の愛妾であったアムネリスをまんまとかっさらわれたという私怨まである】
ヤーンの星の下に モンゴール大公　「アムネリスに頼んでモンゴールから救援を出してもらえば──」
ヤーンの星の下に モンゴールの大公　トーラスをはなれるにさいして、イシュトと正式の夫婦になった
運命のマルガ 「アムネリスをクムの手から助け出しにバイアにしのびこんだときには、」
運命のマルガ 【中原一とうたわれている、アムネリス大公でも、リンダ王女でも、】
運命のマルガ 「本国には誰がいるのかな」「宰相のサイデンとアムネリス大公ですよね。」
ガルムの報酬 モンゴール大公　かつてタリオ大公に愛妾として囲われていた
アリストートス 野望の序曲 モンゴールの参謀　「アリストートス卿より直接のご命令にてあの二人が急遽白騎士団に」
野望の序曲 モンゴールの参謀　ガフとロンを白騎士団に編成がえした
ヤーンの星の下に 「アリには残りの白騎士団を連れて援軍にくるように、という表向きの命令を届けておく。」
ヤーンの星の下に 「魔道師の見張りを、アリストートス卿が──まさか」
ヤーンの星の下に 「赤い盗賊団の残党はミダの森であのアリストートスって男に皆殺しにされたんだ。」
運命のマルガ 「──こいつを考えたのはアリのやつだったがな」
運命のマルガ 「アリストートス卿などより何倍もまともにみえますからねえ……」
覇王の道 「モルダニアのアリストートスがお前を雇っているのだな？　その正確な命令は？」
覇王の道 「あのアリ公でさえモンゴールじゃ有能だってんでどんどん信頼されたくらいだからな」
ガルムの報酬 モンゴールの参謀　タリクを脱出させてバイアにつれてきた
ガルムの報酬 【広間の周囲をかためていたモンゴールの白騎士団を指図するモルダニアのアリストートスの】
アリオン 野望の序曲 モンゴールの武将　（アリオンやマルスは──もう、いまであのていどならしょせん、）
アリオン ヤーンの星の下に 「──全員一挙に引き上げちまったら目立ちすぎるから、アリオンの青騎士団を残してな。」
アリオン ガルムの報酬 アルセイスに留守部隊となって残る伯爵　モンゴールの由緒ある貴族の家柄
アリス 野望の序曲 【ダンのいいなづけのアリスででもあったらわっと泣き出してしまいそうなぐらい、】
アリス ガルムの報酬 ダンの婚約者　【勇敢なダンから妊婦のタヴィア、可愛いアリスや】
アル・ロート 覇王の道 「かのゾルーディアで死刑執行人として死の王アル・ロートに仕えていたこともあったではないか」
アルシス ヤーンの星の下に 【先代アルドロス王の長兄アルシス王子がもっとも愛し、その晩年のほとんどすべてをそこに】
アルシス 覇王の道 「──アルシス王子の唯一の味方であったときと同じく。」
アルド・ナリス 野望の序曲 クリスタル大公　中原きっての知将、陰謀家　大逆事件のために右足を失い、公の地位から引退した
アルド・ナリス ヤーンの星の下に 「片足のパロの帝王アルド・ナリス──そして神聖ゴーラ帝国の初代皇帝ヴァラキアのイシュトヴァーン！二人で手をとりあって中原をすべてわがものにしてゆくんだ。」
アルド・ナリス ヤーンの星の下に マルガ離宮で悲運の身の予後を養う、第二王位継承権者、クリスタル大公
アルド・ナリス 運命のマルガ パロのクリスタル大公　拷問により片足を失いマルガで静養している
アルド・ナリス 覇王の道 パロのクリスタル大公　片足を失いマルガで療養している
アルド・ナリス ガルムの報酬 クリスタル大公　マルガでイシュトと密約を結んだ
アルノー 覇王の道 ヴァレリウスがイシュトにつけた魔道師　ギルドのなかで立場がまずくなっている
アルミナ 覇王の道 パロ王妃　「もし万一、レムスとアルミナに男児が生まれてしまえば、」
アン・ダン・ファン ヤーンの星の下に クムの左丞相　クム防衛軍の総大将　公爵　タリク公子の守役
アン・ダン・ファン ガルムの報酬 クムの公爵　年老いた左丞相　タリクの守り役
アンダヌス ヤーンの星の下に 「若い水夫みたいにあのライゴールのアンダヌスの舟に忍び込んで探偵して」
覇王の道 ライゴールの議長　依然として息災に権力を誇っている
ガルムの報酬 【次々と「ライゴール、アンダヌス議長殿」だの「ケイロニア、アキレウス大帝おんもと」だのという文書を作っていながら】
イー・チェン ヤーンの星の下に イシュトの偽名　「俺はタイスのイー・チェンだ」
イー・チェン ヤーンの星の下に （イー・チェン、という偽名も、俺はあのとき使ったんだった）
イー・チェン 運命のマルガ イシュトの偽名　「ど、どうしたんだ、イシュ──イー・チェン？」
イー・チェン 覇王の道 イシュトの偽名　【また「タイスのイー・チェン」という偽名に戻ることにした】
イー・チェン ガルムの報酬 イシュトの偽名　「これからずっとイシュトと呼べよ。それが面倒なら、イー・チェンでもいいぞ」
イヴァン 野望の序曲 イシュトヴァーンの小姓　【小姓のイヴァンが答える。】
イヴァン ヤーンの星の下に イシュトの小姓　【気にしてつと小姓のイヴァンが寄ってくる。】
イェライシャ 覇王の道 「いまさらロカンドラスだの、イェライシャだのといったやからと共闘するわけにもゆかぬ」
イシュトヴァーン 野望の序曲 その年、おおいなる星が東と北とのあいだにあらわれた。　──イシュトヴァーン王のサーガより
イシュトヴァーン 野望の序曲 モンゴールの右府将軍　ガブラル周辺でクム軍と戦っている　軍議に興味を感じるようになってきた
イシュトヴァーン ヤーンの星の下に モンゴールの右府将軍　タリオ大公の首級をあげ、モンゴール軍をひきいて、ルーアンへむかう
イシュトヴァーン ヤーンの星の下に 「片足のパロの帝王アルド・ナリス──そして神聖ゴーラ帝国の初代皇帝ヴァラキアのイシュトヴァーン！二人で手をとりあって中原をすべてわがものにしてゆくんだ。」
イシュトヴァーン 運命のマルガ モンゴール右府将軍　アルド・ナリスに会うためにマルガにやってきた
イシュトヴァーン 覇王の道 覇王の道はね──友とはゆかれない、ということですよ。──これを覚えておおきなさい、ヴァラキアのイシュトヴァーン。　──ヴァレリウス
イシュトヴァーン 覇王の道 モンゴールの右府将軍　マルガに潜入しナリスに剣をささげた
イシュトヴァーン ガルムの報酬 モンゴール右府将軍　遠征軍の最高司令官　マルガでナリスと密約を結んできた
ヴァレリウス 野望の序曲 魔道師宰相　クリスタル大公の推挙で抜擢された　ひんぴんとマルガの離宮を訪れている
ヴァレリウス ヤーンの星の下に パロの魔道師宰相　サラエムの出身　クリスタル大公の推挙で出世した
ヴァレリウス 運命のマルガ パロの魔道師宰相　マルガに来たイシュトヴァーンをナリスに会わせた
ヴァレリウス 覇王の道 覇王の道はね──友とはゆかれない、ということですよ。──これを覚えておおきなさい、ヴァラキアのイシュトヴァーン。　──ヴァレリウス
ヴァレリウス 覇王の道 パロの魔道師宰相　理性の徒　ナリスに魅入られている
ヴァレリウス ガルムの報酬 パロの魔道師宰相　イシュトについていた魔道師を追い払った
ウルス ヤーンの星の下に サルジナのウルス　イシュトがやっつけた赤い街道の盗賊団の首領
エイミア ガルムの報酬 【ユラニア公女エイミアとルビニアもむざんなさいごをとげたあのすさまじい、「紅玉宮大虐殺」】
オヴィディウス 覇王の道 王側　聖騎士団を直接に仕切っている
オー・ラン ヤーンの星の下に 【クムにはユラニアのオー・ランのような勇猛な代表的な武将はいないのだ。】
オーノ 野望の序曲 アリストートスに雇われているヤミ魔道師　アリにイシュトの様子を報告した
オーノ ヤーンの星の下に アリの命令でイシュトを見張っていたヤミ魔道師　アルセイスにいったん戻っていた
オーノ 覇王の道 アリの命令でイシュトを見張っていたヤミ魔道師　ホータン魔道師ギルドに属する上級魔道師　
オーノ 覇王の道 「われはホータンのオーノ──ホータン魔道師ギルドに属する上級魔道師」「竜の門より命を受け、モンゴールに潜入した…」
オーノ ガルムの報酬 イシュトを見張っていた魔道師　ヴァレリウスと戦い、破れ去って消滅した
オクタヴィア 野望の序曲 【タヴィアが彼を信頼して打ち明けてくれたあのおそるべき秘密──】
オクタヴィア ガルムの報酬 ゴダロ一家に身を寄せる妊婦
オリー・トレヴァーン 覇王の道 「ヴァラキアのオリー・トレヴァーン公弟も長い病床についているのだそうだね。」
オル・カン ガルムの報酬 アルセイスで殺されたユラニアの大公　埋葬された
オル・カン 野望の序曲 ユラニアの大公　紅玉宮の反乱に非業の最期をとげた
オル・カン ヤーンの星の下に 「これこそユラニアのオル・カン大公よりももっとひどい馬鹿殿になるだろうしね。」
カイ 覇王の道 ナリスの小姓頭　昔からの忠実な小姓
ガス，眉なし ガルムの報酬 アリの私兵　アリにマルガまで密書を運ぶように命じられた
ロン ガルムの報酬 アリの私兵　ユラニア遠征に連れてきたがトーラスへかえしてしまった
ガフ，(赤目のガフ) 野望の序曲 モンゴールの旗本部隊の白騎士　片方の耳のないでかい巨漢
カメロン 野望の序曲 沿海州の英雄　モンゴールの新しい左府将軍　モンゴール赤騎士団をひきいてクム軍との戦いに参戦した
カメロン ヤーンの星の下に モンゴール赤騎士団をひきいる左府将軍　イシュトとともにルーアンへむかう
カメロン 運命のマルガ 「──お名前から察するところ、カメロン将軍の関係者だろうね？」
カメロン 覇王の道 ヴァラキアのもと提督　故国をすててモンゴールの左府将軍になった
カメロン 覇王の道 「すぐにでもおぬしらを≪閉じた空間≫を使ってタリサへ、いとしいカメロンのもとへ運んでやろう。」
カメロン ガルムの報酬 モンゴール左府将軍　【かたわらには左府将軍カメロンが誰よりも頼もしい副将としてひかえ、】
アドロン 覇王の道 自治領カラヴィアをおさめる　擁する兵力はきわめて勇猛なカラヴィア騎士団三万
カル＝モル 覇王の道 ノスフェラスでレムスにとりついた死霊
カル・ファン 覇王の道 キタイの竜王の手先　ナリスを拷問し、右足を切り取らせるという陰謀を成功させた
カロン 野望の序曲 「──なにせあのカロンの殺し方だの、＜煙とパイプ亭＞のやりかただの──」
カロン　　 運命のマルガ 「ギールのほうはカロン大導師派ですからね。どれ、こっちも消してしまおう」
カロン 覇王の道 【カロンのことも、ダン一家を惨殺しようとしたことも知らなかったのだが──】
カロン 覇王の道 「…そいつを助けたのが、カロンという……兵隊帰りの勇敢な男だった──」
カロン ガルムの報酬 トーラスの町人　黒竜戦役では兵役に服して戦っていた　アリに拷問にかけられ殺された
カン・ロウ 野望の序曲 ユール砦の守護将　大佐　イシュトとの戦いで戦死した
キ・シン ガルムの報酬 クム四大将軍　「赤星将軍キ・シンは現在自領に戻っておりまして不在。」
ギール 運命のマルガ マルガ離宮のクリスタル大公護衛の魔道師
ギール 覇王の道 「ギールのところの間抜け魔道士どもに連行されるままに」
ギドゥ ヤーンの星の下に モンゴール情報部隊の精鋭　しっかりしていて信頼できる　「サールとギドゥをやりましょう。」
グイン 野望の序曲 「それだけでアルセイスをおとそうとしてるわきゃねえんだからよ……グインじゃあるめえし」
グイン 野望の序曲 「ずっと前にケイロニアのグインと一緒にやったことがあってな。──」
グイン ヤーンの星の下に 「グインだって見ろよ、自分ひとりでゆくのが一番早いと思ってシルヴィア皇女探索に出かけていっちまっただろう」
グイン 運命のマルガ 「こいつが出てきたらやばいだろうと思うのはグインだけだ──」
グイン 覇王の道 ケイロニアの将軍　「馴れちまってるから何とも思わねえでグイン、グイン、豹頭の英雄とかっていってるけど、」
グイン 覇王の道 「ユラニアからもかのグインのために追い払われ、」
グイン 覇王の道 星々の彼方にある、人ならぬ人々のすまうところからおりきたった不思議な半神半人
グイン 覇王の道 「ランドックのグインがそのカギを握る……スカール太子が……知っている……はずだ…」
グェン・リン 野望の序曲 ユール砦を預かるクムの隊長　「砦をあずかるグェン・リン隊長に指示をうけよ」
クライン 覇王の道 前カラヴィア公　アルシス王子の味方だった　パロ王家の内乱の時に病死した
グラチウス ヤーンの星の下に ＜闇の司祭＞　ユリウスを使ってイシュトが無事マルガにつけるように手を貸した
運命のマルガ 闇の司祭と呼ばれる魔道師
覇王の道 ≪闇の司祭≫　黒魔道の元締　フラムへいたる旧街道でイシュトの前にあらわれた
クリスタル公 ヤーンの星の下に 「もし、クリスタル大公が──モンゴールのために働いてしまった場合──」
紅の傭兵 野望の序曲 「これがイシュトヴァーン流、＜紅の傭兵＞流のいくさ法なんだってことを思い知るがいいや」
紅の傭兵 ヤーンの星の下に 「かの『紅の傭兵』が──おお、なんと懐かしい名だ──」
紅の傭兵 運命のマルガ イシュト　「＜紅の傭兵＞と名乗り、偶然手に入れた密書を持ってナリスさまのもとへ」
グンド ヤーンの星の下に オルニウス号の副船長　いまオルニウス四世の船長になっている
ケント ヤーンの星の下に 【イシュトヴァーンの親衛隊の二番隊長のケントがさっと緊張した。】
ゴダロ 野望の序曲 【先日来のゴダロ一家の件で、アリがどれほど非情でどれほど一般市民にたいしても危険な存在たりうるか、】
ゴダロ 運命のマルガ 【ゴダロの息子のダンなどでもまったくそうだったのだから──】
ゴダロ ガルムの報酬 （俺にとって大切なあのゴダロ一家をあんなにおびやかし、）
サール ヤーンの星の下に モンゴール情報部隊の精鋭　しっかりしていて信頼できる　「サールとギドゥをやりましょう。」
サイ・チアン 野望の序曲 クムの武将　トー・エンが戻るまでの副将代行をつとめるよう命じられた
サイアス・リー ガルムの報酬 クム右丞相　オロイ公爵　はげあがったかなりの年の男
サイデン 運命のマルガ 「本国には誰がいるのかな」「宰相のサイデンとアムネリス大公ですよね。」
サイデン 覇王の道 モンゴールの宰相　「ろくな文官がいねえ。いてあの阿呆のサイデンだろ。」
サウル 野望の序曲 【オル・カン大公やサウル老皇帝にくらべれば、はるかにヴラド・モンゴールのほうに近い、】
サムエル 野望の序曲 ドライドン部隊の一員　「サムエルほどのものが取り逃がすくらいだからな。腕もたつんだ」
サムエル ヤーンの星の下に ドライドン騎士団　「わたくしもマオもサムエルも何も郷里ヴァラキアを捨ててまで」
ボース，サラミス公 覇王の道 ナリスの味方　「サラミス公はたぶん大丈夫。……いざとなれば、フェリシアがあいだにたってくれる」
ジェイクス ヤーンの星の下に オルニウス号の水夫長　マルコと仲のいい同輩だった
覇王の道 「ゾンビどもがオルニウス号をおそい、ジェイクスたちを殺し──」
地獄のコウモリ男 ヤーンの星の下に 「宮廷の貴婦人たちは『地獄のコウモリ男』だの『真っ黒黒助』だのというひどい仇名をつけて彼をからかっているそうですよ。」
地獄のコウモリ男 運命のマルガ 「パロ宮廷の貴婦人がたがみんなそうお呼びになって下さいますよ。地獄のコウモリ男」
シルヴィア ヤーンの星の下に 「マライア皇后が得られたのはげんざい行方不明のシルヴィア皇女ただおひとり、」
シルヴィア 覇王の道 ケイロニアの世継の皇女　白昼黒曜宮のなかから誘拐されたきり、行方が知れない
シルヴィア 覇王の道 「彼はいまのところシルヴィア皇女を人質にとってグイン将軍を手中にしようとすることに全力をあげている。」
白い悪魔 野望の序曲 【≪白い悪魔≫イシュトヴァーン将軍の恐怖については、そこまでの実感はないだろうと】
スカール 運命のマルガ 「──そしてアルゴスの英雄スカールの愛妻を殺した男……」
スカール 覇王の道 アルゴスの黒太子　病を得、妻を喪い、失意のうちに草原に帰国して病をやしなっている。
スカール 覇王の道 「ランドックのグインがそのカギを握る……スカール太子が……知っている……はずだ…」
ゼウス 野望の序曲 モンゴール黒騎士団　「ゼウス隊のマオってやつを呼んでくれないか？」
ダダ ヤーンの星の下に クム大公の血筋　「──タン・タル伯爵家のほかにはおばダダ老公女殿下と、」
タリオ 野望の序曲 クムの大公　ガブラル周辺での決戦をもくろんでいる
ヤーンの星の下に クムの大公　モンゴールの左府将軍カメロンに首をうたれて死んだ
運命のマルガ 「クムはタリオ大公を失い、その後軍をひきいて国を死守せんと」
覇王の道 クムの大公　「……タリオを倒してクム国境に入ったあたりから少しづつ」
覇王の道 「自らうちやぶったタリオ大公の遺児に手をさしのべ、今後モンゴールはタリクのうしろだてとして」
ガルムの報酬 クムの大公　モンゴール遠征軍に討たれた
ガルムの報酬 「クム大公、タリオ・サン・ドーサン閣下は過日、ガブラルでの戦いにおいて、」
タリク 野望の序曲 クムの公子　流血の大広間から単身で逃げ出した
ヤーンの星の下に クムの公子　アルセイスの血の騒動からアリにこっそり助け出された
運命のマルガ 「タリクを擁立してユラニアのタルーとネリイをたおし、ゴーラの帝王になるつもりだ！」
覇王の道 「タリク公子を……連れにいっていた……アルセイスへ──」
ガルムの報酬 「紅玉宮大虐殺」をただ一人奇跡的に逃れたクムの第三公子
ガルムの報酬 「ただいまより、あなたさまは、クム新大公閣下にあらせられます。タリク・サン・ドーサン閣下」
ダリル ヤーンの星の下に イシュトの親衛隊の一番隊長　「ダリルはやはり八千連れて左翼にまわれ。」
タル・サン 野望の序曲 紅玉宮で殺されたタリオ大公の息子　金勘定にしか興味がない　
タル・サン ヤーンの星の下に クムの公子　アルセイスで、兄のタルーの手によって首を広場にさらされた
タル・サン ガルムの報酬 クムの第二公子　兄の手にかかって首をはねられた
タルー 野望の序曲 クムの公子　長男　紅玉宮で二人の弟を殺そうとした
タルー ヤーンの星の下に アルセイスでタル・サンたちを殺したクムの反逆公子
タルー 運命のマルガ 「タリクを擁立してユラニアのタルーとネリイをたおし、ゴーラの帝王になるつもりだ！」
タルー 覇王の道 「タリクを擁立して対反逆公子タルーとネリイの討伐軍をおこすんです。」
タルー ガルムの報酬 クムの第一公子　ネリイと手をくみ、タル・サンとタリクを婚礼にことよせて暗殺した
ダレン 野望の序曲 モンゴールの情報隊長　有能　ガフとロンのことをイシュトに報告した
ダレン ヤーンの星の下に イシュトヴァーンの信頼する情報隊長　斥侯をはなち、クム軍の全容を確認している
ダレン ガルムの報酬 情報部隊をひきいるモンゴールの大佐　イシュトの留守を預かった
ダン 野望の序曲 【ダンのいいなづけのアリスででもあったらわっと泣き出してしまいそうなぐらい、】
ダン 運命のマルガ 【ゴダロの息子のダンなどでもまったくそうだったのだから──】
ダン 覇王の道 【カロンのことも、ダン一家を惨殺しようとしたことも知らなかったのだが──】
ダン 覇王の道 「アリストートスが……ダンとかいう……貧しい居酒屋の一家を皆殺しにしようと…」
ダン ガルムの報酬 ゴダロの息子　【勇敢なダンから妊婦のタヴィア、可愛いアリスや】
タン・ター ヤーンの星の下に タルーの後見役　アルバ公　アルセイスの事件で失脚し、投獄されている
タン・タル ヤーンの星の下に 「タリク殿下がおわさなければその次のクム大公の血筋はまたいとことのタン・タル伯爵、」
タン・タル ガルムの報酬 「タイスの領主タン・タル伯爵でございます。」
ディウス　 野望の序曲 モンゴール黒騎士団　「黒騎士団におりました。」「ディウス隊です。閣下」
ディラン 運命のマルガ ナリス付きの魔道師　「ディランってやつが俺をつれてナリスさまんとこに連れてってくれたんだ」
ディラン 覇王の道 ナリスの配下の魔道師　「ときたまディランをやってこちらからの指令を伝えさせましょう」
デン 覇王の道 「逃げたやつが──デンという指の一本しかない男で……」
デン ガルムの報酬 イシュトの配下　ミダの森の虐殺で生き残った　アリの陰謀の証人
ドウス ヤーンの星の下に イシュトの親衛隊　クムとの和平交渉のあいだ白騎士本隊をあずかった　
トー・エン 野望の序曲 クムの武将　戦死したラン・ウェンにかわって昨夜からタリオ大公の副将にあがった　
トー・エン ガルムの報酬 タリオ大公の副将　ガブラルの戦いで戦死した　トー・ダンの実弟
トー・ダン ヤーンの星の下に クム防衛軍の副将　青龍将軍　伯爵　きっすいの武人らしいすがたかたちの年配の武人
トー・ダン ガルムの報酬 クム四大将軍　「すでにお目もじの栄を得ました青龍将軍トー・ダン」
ナナ 覇王の道 【そのペンダントをはるかな南の島でナナという女にやってしまって以来、】
ネリイ 野望の序曲 ユラニアの大公　アルセイスの防衛軍をひきいている
ネリイ ヤーンの星の下に わが姉妹と両親を虐殺し、ユラニアの新大公となった
ネリイ 運命のマルガ 「タリクを擁立してユラニアのタルーとネリイをたおし、ゴーラの帝王になるつもりだ！」
ネリイ 覇王の道 「タリクを擁立して対反逆公子タルーとネリイの討伐軍をおこすんです。」
ネリイ ガルムの報酬 ユラニアの公女　タルーと手をくみ、姉妹たちを暗殺した
ネルバ候 覇王の道 王側　「……ネルヴァ侯ははっきりと王側だね」
ハイ・コアン 野望の序曲 クムの武将　「副将代行をつとめろ。ハイ・コアンと一緒にな」
ハンナ　 ガルムの報酬 アリの母　（──あのモルダニアの貧しいハンナの息子、）
ヒー・リン ヤーンの星の下に クムの黄布将軍　露骨にタルー派と目されていた　アルセイスの事件で失脚
フェリシア 覇王の道 前サラミス公の息女　現在のサラミス公の姉
フロリー 運命のマルガ 【小さないなくなってしまったフロリーを抱いたのも、】【あの無力でかわいいフロリーでさえ、】
フロリー ガルムの報酬 アムネリスの侍女　【孤独なアムネリス公女が侍女フロリーだけを共にいくたびこの湖水を眺め、】
ファーン，ベック公 運命のマルガ 「あそこならベック公騎士団や国王騎士団が常時募集しているからね、傭兵を」
ファーン，ベック公 覇王の道 ナリスのいとこ　「ああ、ベックは駄目だ。彼はまず、こんな身内どうしの争いにはまったく困惑して」
ベントス 野望の序曲 ランスの副官　【ランスは副官のベントスに若輩としてすなおに知恵を借りながらも、】
ベントス ヤーンの星の下に ランスの副官　【ベントスに預けられてユールに残ることになったのだった。】
ポール 野望の序曲 モンゴール白騎士団　ドライドン部隊の一員　「俺とポールは正規の騎士団員だから勝手に動くのはまずいが、」
ポール ヤーンの星の下に ドライドン騎士団　カメロン隊に組入れられて、カメロンのもとにいる
マール公 ヤーンの星の下に 「国境にそってずっと南下し、マール公爵領のあたりまでいってから逆に北上するかたちでマルガをめざす。」
マール公 ヤーンの星の下に 文化の保全にたずさわる聖王家の末裔　マリアを直轄領としている
マール公 覇王の道 「マリアはマール公爵領だ。マール老公は相当のご年配、」
マール公 覇王の道 ナリスの味方　「マール公は大丈夫だろう。だが、あの人は年寄りだ。」
マオ 野望の序曲 モンゴール黒騎士団　ドライドン部隊の一員　「ちょっと緊急の用事なんだ。マオ」
マオ ヤーンの星の下に ドライドン騎士団　ユールの部隊にいる　絶対に信頼できるし、かなり機転もきく
ガス，眉なし ガルムの報酬 アリの私兵　ガスの仇名　眉がかぶとをかぶりすぎてすりきれてしまった
マルコ 野望の序曲 モンゴールの旗本隊　イシュトにガフとロンを見張ることを頼まれた　
マルコ ヤーンの星の下に ヴァラキア人の白騎士　カメロン将軍の私設軍隊、ドライドン騎士団の第一団長　オルニウス号で副長をしていた
マルコ 運命のマルガ モンゴール白騎士団　イシュトヴァーン旗本隊の中隊長　イシュトに同行してマルガに来た
マルコ 覇王の道 ヴァラキア人の白騎士　イシュトと共にマルガに潜入した
マルコ ガルムの報酬 イシュト旗本隊中隊長　イシュトとともにマルガまでの旅をした
マルス 野望の序曲 モンゴールの武将　（アリオンやマルスは──もう、いまであのていどならしょせん、）
ヤーンの星の下に モンゴールの武将　大勝の報告を持ってアルセイスへ向かっていった
ガルムの報酬 モンゴールの伯爵　青騎士団をひきいる　アリオンと幼なじみで仲がいい
ミー・スー ガルムの報酬 クム四大将軍　「残るは白陽将軍ミー・スーでありますが。」
ミカエル 野望の序曲 ドライドン部隊の一員　「そういうな。ワンもミカエルも必死に追っかけたんだ」
モース 運命のマルガ ナリスの医者　「またモース医師に叱られてしまう」
ヤンダル・ゾッグ 覇王の道 キタイの竜王　パロに内部から侵食しようとしている
ユー・リン・シン ガルムの報酬 クム四大将軍　「つい先日黄衣将軍を拝命いたしましたユー・リン・シン将軍。」
ユリウス ヤーンの星の下に タイスのユリウス　タイスの陰間　イシュトとマルコに近道の情報を教えた
運命のマルガ 「そうですね。あのいかがわしいユリウスがいっていたことだけではなく、」
覇王の道 あやしげな男娼　グラチウスの手下の淫魔　古代生物の生き残り
ヨー 野望の序曲 モンゴール伝令部隊　ドライドン部隊の一員　マルコからの伝言をカメロンに伝えるために出た
ヨナ，ヨナ・ハンゼ ヤーンの星の下に （どうしてるか……ヨナ。まだパロで真面目に勉強やってるのか。）
ヨナ，ヨナ・ハンゼ 覇王の道 「カリナエなら、気のむいたときにカラヴィアのランやヴァラキアのヨナを呼んできて古代機械のお話をなさることだってできるし」
ラン 覇王の道 「カリナエなら、気のむいたときにカラヴィアのランやヴァラキアのヨナを呼んできて古代機械のお話をなさることだってできるし」
ラン・ウェン 野望の序曲 タリオ大公の副将　モンゴール軍との戦いで戦死した
ラン・ダル ヤーンの星の下に クムの魔道伯　イシュトヴァーンが魔道師に見張られていることを教えた
ラン・ダル ガルムの報酬 クムの魔道伯　魔道を持ってクム宮廷に仕える、クムにおける魔道師の元締め　
ラン・ファン　 野望の序曲 クムの隊長　「ラン・ファン！　ラン・ファン！」「はい、大公閣下！」
ランス 野望の序曲 モンゴールの若い准将　ファーレン子爵　イシュトの副官としてクム軍と戦っている　
ランス ヤーンの星の下に 黒騎士団をひきいる十八歳の副将　ケガをなおすためユール砦にとどまっている
ランス ガルムの報酬 ファーレン子爵　黒騎士団をひきいる　負傷の身をユールで養っていた
ランズベール侯 覇王の道 ナリスの味方　「ランズベール侯は最大の味方になるだろう」
リー・ウェン 野望の序曲 サルドス軍をひきいるクムの准将　それほど名の売れた武将ではない
リー・ルン 野望の序曲 ユラニア正規軍をひきいる少将　「左翼、リー・ルン隊が出発します」
リー・ルン ヤーンの星の下に イシュトにしたがうユラニア正規軍をひきいる将軍
リーナス ヤーンの星の下に 「誰もが、当然次の宰相は順当に、副宰相だったリーナス伯爵だと思ったんだ。」
リーナス 運命のマルガ 「そもそもはリーナス様が宰相になられて私はそれを補佐するだけの副宰相になるはずだったんですからね。」
リーナス 覇王の道 王側　「リーナス伯も……」「彼は文官だからまだ勘定にいれなくてもいいだろう」
リーロ 運命のマルガ 「赤い街道の仲間たちも俺を捨ててったし──リーロも俺を置いていった…」
リーロ 覇王の道 アルセイスの少年　イシュトがアルセイスでひろった十歳の少年　アリとオーノに殺された
ガルムの報酬
リギア 運命のマルガ ルナン聖騎士侯の娘　聖騎士伯　昔の恋人に会いにカラヴィアへ発って行った
リヤ ヤーンの星の下に 「リーナス伯のお父さん、リヤ卿は先代の宰相だし、聖王家の遠い縁つづきでもあって」
リンダ ヤーンの星の下に 【ヤーンってね、運命をつかさどる一つ目の老人の神様なのよ。　─リンダ十歳の折、庭園で─】
リンダ ヤーンの星の下に 第一王位継承権者　王姉にしてクリスタル大公妃　マルガの離宮に住む
リンダ 運命のマルガ 「いまやリンダさまはクリスタル大公妃──そしてあなたはモンゴール大公の夫なんですからね。」
リンダ 運命のマルガ 【中原一とうたわれている、アムネリス大公でも、リンダ王女でも、】
リンダ 覇王の道 ナリスの妻　「あなたが私にリンダ以外には捧げたことのないその剣をはじめて捧げてくれたということを」
リンダ 覇王の道 パロの処女姫　予言者姫　なみはずれた霊感があるゆえに、死霊は近づくことができない
リンダ 覇王の道 クリスタル大公妃　ナリスがクリスタルに戻れるようにレムスを説得している
ルー・カン ガルムの報酬 クム前大公閣下第一秘書官　タリオ大公の遺言状をうけたまわった
ルカス　　　 野望の序曲 モンゴール白騎士団　ドライドン部隊の一員　「俺はポールとルカスにいって白騎士団にいる連中にはとにかく、きゃつらに注意してるように、」
ルナン 覇王の道 ナリスの味方　聖騎士たちのあいだでは頑固で融通のきかないわからずやとしてけむたがられている
ルビニア ガルムの報酬 【ユラニア公女エイミアとルビニアもむざんなさいごをとげたあのすさまじい、「紅玉宮大虐殺」】
レムス 野望の序曲 パロ国王　「レムス国王は当人がモンゴールにとらえられてひどい目にあった経験があるし、」
レムス ヤーンの星の下に パロ国王　「レムスの馬鹿は駄目だ。あいつは俺のことをうらんでる……」
レムス ヤーンの星の下に 「リーナス伯爵もヴァレリウスもみんなもともとは、数少ないレムス国王派として知られてた国王の腹心で─」
レムス 運命のマルガ 「レムスの餓鬼なんか国王でいることはない。俺が切ってやる──」
レムス ガルムの報酬 パロの国王　「そもそもレムスのがきが王様として威張ってられたんだって」
レムス一世 運命のマルガ 「クリスタル大公殿下は過日、パロ国王レムス一世陛下への大逆罪の疑いをもってランズベール塔へ投獄された」
レムス一世 覇王の道 パロの現在の国王　ノスフェラスで死霊にとりつかれ、死霊にとりつかれたまま即位した
レムス一世 ガルムの報酬 「パロ王レムス一世は当面、侵略の危機が襲いかかってこない限りこちからからは決して侵略戦争には出ないという主義で」
ローザン 野望の序曲 モンゴールの将軍　トーラス陥落の時に処刑されたランスの父
ロータス公 野望の序曲 【ロータス・トレヴァーンのふところ刀と呼ばれたヴァラキアのカメロン、】
ロルカ 覇王の道 ナリスの影響下から抜け出したがっている魔道師
ロン 野望の序曲 モンゴールの旗本部隊の白騎士　タルガスのロン　目が真っ赤の悪相の男
ワン 野望の序曲 ドライドン部隊の一員　「そういうな。ワンもミカエルも必死に追っかけたんだ」