登場人物リスト　その９（「獅子の星座」〜「ユラニアの少年」）　

その８←　登場人物リスト　→その１０

名前 作品 備考
アウルス 獅子の星座 アンティーヌ侯　「お前は哲学者だ、グイン。──いつもアウルスがそう云う。」
エルザイムの戦い 「妙な才能でもってあのうるさいアウルスのじじいにまで気にいられているときている。」
獅子の星座 「選帝侯筆頭アンティーヌ侯アウルス・フェロンを時間かせぎに使おうというのだな」「御意」
アキレウス 獅子の星座 ケイロニアの獅子心皇帝　灰色の髪が一日の間に真白になってしまった　
獅子の星座 ケイロニア第六十四代皇帝　グインに反逆者征伐と皇女奪還を命じた
カレーヌの邂逅 （俺がいずれ、アキレウス陛下よりお預かりしてきたケイロニア軍五万を置去りに）
カレーヌの邂逅 「これは私情ではない──アキレウス陛下のご命令だ。いいか、断じて私情ではないぞ、トール」
エルザイムの戦い 「長年にわたるケイロニア大帝アキレウス陛下への恩義をお返しするのは今ぞ！」
エルザイムの戦い 「あんただって、ケイロニア第六十四代皇帝アキレウス・ケイロニウスの弟に生まれるなどという幸運に」
炎のアルセイス 「我々遠征軍がアキレウス大帝陛下よりうけたまわったご命令は」
ユラニアの少年 【ケイロニアではアキレウス大帝につぐ実力者であるときくアンティーヌ侯アウルスなどが】
アダン 獅子の星座 ケイロニア白虎将軍　皇女捜索本部のおもな隊長
アダン カレーヌの邂逅 ケイロニア白虎将軍　老獪で実戦の経験も積んでいる
アムネリス 獅子の星座 モンゴールの大公　「おそらくはアムネリス大公ではなくて実際にモンゴールを動かしているのは」
カレーヌの邂逅 「われらが大公アムネリス閣下の弟君ミアイル公子殿下が許婚者でもあられたという」
ユラニアの少年 【イシュトヴァーン自身もまた、モンゴールの公女アムネリスの愛人としてその地位を得、】
アラス カレーヌの邂逅 タラムの町の住民　手に大工ダコのある四十がらみのおとこ
アリストートス 獅子の星座 イシュトの副官　イシュトのためならどんなあくどいことでもするという参謀
カレーヌの邂逅 イシュトヴァーンの副官　モンゴールの誇る希代の名軍師
エルザイムの戦い モンゴールの参謀　タルーとともにガザ戦線へ戻っていった
エルザイムの戦い 【イシュトヴァーンとアリのモンゴール支配の野望にうすうす感付き、それに反感を持っている】
炎のアルセイス モンゴールの軍師　イシュトヴァーンに手柄をたてさせようとしている　【だがここには悪魔のような頭脳を誇るアリがいる。】
ユラニアの少年 モンゴール軍の参謀　イシュトヴァーンの軍師　ユラニア宮廷と和平交渉をしている
ユラニアの少年 （他の連中はどうとでもなる。このアリストートスの知略をもってすれば）
アル・ロート 炎のアルセイス グインが壊滅させたゾルーディアの王　「アル＝ロートの版図であったゾルーディア自体ではないからだ」
アル･ディーン カレーヌの邂逅 「少しもかわっておらんのだな。マリウス──いや、パロの公子アル・ディーンよ」
炎のアルセイス 「おぬしを頼ってきたマリウス、パロの出奔した王子アル・ディーンもそこにいる」
アル・ホン ユラニアの少年 「クム軍総司令官、タルー公子殿下。副官、アル・ホン将軍。クム公子騎士団長、リー・オム中将」
アルド・ナリス 獅子の星座 「パロにはクリスタル公アルド・ナリスが宰相として立っている。」
カレーヌの邂逅 「アムネリスのことをみんなが＜光の公女＞と呼ぶ。……最初にそう呼び始めたのは、あのクリスタル公アルド・ナリスだったということだが」
エルザイムの戦い パロの宰相　全国を巡幸する新婚祝賀の旅からつつがなく帰着した
ユラニアの少年 パロの宰相　国内の過激な改革派の若者たちをかわいがりすぎて、それが国王の逆鱗に触れた
アルマリオン 獅子の星座 ケイロニアの将軍　「サイロンにあって後方支援の采配をお願いしたいアルマリオン将軍に」
アレスアレス， 獅子の星座 十二選帝侯　【失態をかさねたラサール侯や人気のないサルデス侯】
獅子の星座 サルデス侯　「サルデスのほうがユラニア国境には近いが、アレスでは頼りなくて」
アンティーヌ候 獅子の星座 ケイロニア十二選帝侯筆頭　アキレウス皇帝よりさらに老齢
ユラニアの少年 ケイロニアの十二選帝侯　アキレウス大帝につぐ実力者
アントニア 獅子の星座 「ダリウス大公の大公妃アントニア妃のゆかりによって、アントニア妃の実兄であるユラニアのマックス侯爵が」　
アントニア エルザイムの戦い ユラニア大公家につながるダリウス大公妃　アルセイスにいる
イェライシャ 獅子の星座 魔道師　「魔道師イェライシャが王を助けてくれましょう」
イェライシャ 炎のアルセイス 「世界はまたひとつ分岐を超えるだろう。……それがヤーンの正しき模様であったかないかなど、のちにならねばわからぬことだ……」　イェライシャ
イェライシャ 炎のアルセイス 魔道師　ユラニアのザンダロス塔の地下に五百五十年閉じこめられていた
イシュトヴァーン 獅子の星座 野望に燃える再興モンゴールの英雄　実際にモンゴールを動かしている
イシュトヴァーン 獅子の星座 モンゴールの左府将軍　クム─モンゴール連合軍総司令官となった
イシュトヴァーン カレーヌの邂逅 モンゴールの左府将軍　カレーヌの村でグインと会見した
イシュトヴァーン カレーヌの邂逅 「モンゴール軍総司令官、モンゴール左府将軍イシュトヴァーン閣下、」
イシュトヴァーン エルザイムの戦い モンゴールの左府将軍　グインとともにエルザイム戦線に加わることになった
イシュトヴァーン 炎のアルセイス モンゴールの左府将軍　エルザイムからアルセイスをめざして進軍している
イシュトヴァーン ユラニアの少年 モンゴール左府将軍　名高い中原の新しい英雄　アルセイスの町でリーロと出会った
イリス 獅子の星座 （タリッドの酔いどれ小路。ラ・ギアナの店──イリスと最初にあったあの噴水のほとり）
ヴラド 獅子の星座 「オル・カンをもタリオをもヴラドをもすべて屈服させ、おのが皇帝としての実権を」
エイミア 炎のアルセイス ユラニアの公女　炎から逃れるためたくわえこんだがらくたを運びだしている
エイミア ユラニアの少年 ユラニアの公女　【姉の守銭奴のエイミアや妹の大食漢ルビニアに比べれば、】
エク 獅子の星座 ケイロニア軍の隊長　「第五種戦闘隊形！」「エク、指揮せよ。トール！」
エリー ユラニアの少年 リーロの兄弟　「エリーが六歳。マナが四歳。弟のミルはまだ二歳にならないくらいだよ」
オー・ラン 獅子の星座 ユラニアの将軍　グインに破れて背骨を痛め、寝たり起きたりの状態になっている
カレーヌの邂逅 ユラニアの勇将＜青髭＞　病の床にある
エルザイムの戦い 【＜青髭＞オー・ラン将軍のもと、ユラニアには数少ない忠義と武勇の士として知られる、ダルラン伯爵である。】
炎のアルセイス ユラニアの将軍　病床から和平の使者としてグインのもとへあらわれた
ユラニアの少年 ユラニアの将軍　国一番の英雄　和平交渉の無理がたたり危篤が続き、死去した
オクタヴィア 獅子の星座 アキレウスの娘　おのれの道を自ら見出して巣立っていった
カレーヌの邂逅 （ケイロニアのもう一人の本当の皇位継承権者たる美しいオクタヴィア姫が、）
エルザイムの戦い 【オクタヴィアの母親ユリア・ユーフェミア姫への横恋慕のはての非道な虐殺、】
カレーヌの邂逅 （タヴィアはお皿を運びながら朗らかに酔ったお客に）
オリー 獅子の星座 （タヴィアにも──オリーかあさんやゴダロとっつぁんにも難が及ぶ。）
オリー カレーヌの邂逅 （オリーおっかさんは得意の肉まんじゅうをみなにふるまっているか、）
オル・カン 獅子の星座 『ケイロニア第六十五代皇帝ダリウス・ケイロニウス──ユラニア大公オル・カン連署』
オル・カン エルザイムの戦い ユラニア大公　「ユラニア大公オル・カンの従弟にして」
オル・カン 炎のアルセイス ユラニアの大公　「これが、オル・カン大公よりの講和申入れの親書だ──」
オル・カン ユラニアの少年 ユラニアの大公　あいつぐ心痛のためにすっかり体調をくずしている
カース 獅子の星座 パロの子爵　サウル老帝の葬儀のためにバルヴィナに訪れ、人質になった
カース エルザイムの戦い パロの子爵　サウル皇帝の葬儀に派遣されダリウスの人質となった
カザルス 獅子の星座 傭兵からひきあげられたダリウスの副官　エルザイムの総指揮官となっている
カザルス エルザイムの戦い ダリウスに雇われていたサラミス傭兵隊隊長　グインに投降した
カメロン カレーヌの邂逅 ヴァラキアのイシュトヴァーンの古馴染み　イシュトの親がわりみたいなもの
カメロン ユラニアの少年 ヴァラキアの海軍提督　イシュトを息子のようにかわいがってくれた　「──ヴァラキア港を泳ぎわたってオルニウス号に密航し、カメロンの部屋を水びたしにしたときだ。」
ガリウス　 炎のアルセイス 竜の歯部隊の隊長　グインの命令でオー･ラン将軍とじきじきに連絡をとった
ガルダン ユラニアの少年 モンゴールの騎士　アリの密偵　イシュトの様子をアリに報告している
カルトゥス 獅子の星座 ケイロニア十二選帝侯　【「何もいうな、カルトゥス」何か叫ぼうとしたロンザニア侯を制した。】
カロン 獅子の星座 （このままにしておいては、カロンもダンも危ない）
ガン　　 獅子の星座 黒竜将軍公邸の門衛　グインが出陣したことをマリウスに教えた
ギャド カレーヌの邂逅 タラムの町の住民　マリウスが最初に声をかけた男
ギラン 獅子の星座 「アウルス、アトキア侯、私、それにあと一人くらいで臨時のケイロニア皇帝代行会議を形成する」
獅子の星座 アトキア侯　パロに何回か公使として滞在し、聖騎士侯にも懇意のものが多い
カレーヌの邂逅 【イレーンからアトキア侯領をぬけてサルデスをまわって、】
キルクス エルザイムの戦い ヴァリアのキルクス　金の塔騎士団団長　ダリウスに雇われた傭兵
グイン 獅子の星座 ケイロニアの黒竜将軍　シルヴィア皇女誘拐事件の解決にあたっている
グイン カレーヌの邂逅 ケイロニアの黒竜将軍　カレーヌの村でイシュトヴァーンと会見した
グイン カレーヌの邂逅 「ケイロニア・ユラニア征討軍司令官、黒竜騎士団団長グイン将軍閣下、お見えでございます」
グイン エルザイムの戦い ケイロニアの黒竜将軍　イシュトヴァーンとともにエルザイム攻略に向かった
グイン 炎のアルセイス ケイロニアの黒竜将軍　バルヴィナからアルセイスをめざし出発した
グイン ユラニアの少年 ケイロニア軍の総司令官　シルヴィアの行方を探しに単身でアルセイスを出た
グラチウス 獅子の星座 「魔道師グラチウスという黒幕にそそのかされ、たぶらかされての行為であった。」
カレーヌの邂逅 黒魔道師　アンナの森でゾンビーにケイロニア騎士を襲わせた
カレーヌの邂逅 「それははからずも、グラチウスという黒魔道師のおかげだったのだが、」
エルザイムの戦い 魔道師　＜闇の司祭＞　ゾンビーをあやつってグインの前にあらわれた
炎のアルセイス 闇の司祭　五百五十年前にイェライシャをザンダロスの塔の地下に封印した
紅の傭兵 獅子の星座 「そのときはまだ吟遊詩人のマリウスや＜紅の傭兵＞が俺のかたわらにいた。」
紅の傭兵 カレーヌの邂逅 【そのときには彼は＜紅の傭兵＞と名乗る、陽気でうら若い野望にみちた若者であった】
紅の傭兵 エルザイムの戦い 「俺はヴァラキアのイシュトヴァーン」「＜紅の傭兵＞って呼ばれていたんだ。」
紅の傭兵 炎のアルセイス 【イシュトヴァーンとてもおのれの技ひとつをたのみに乱世を生き抜いてきた＜紅の傭兵＞である】
紅の傭兵 ユラニアの少年 【おのれがすでにただの＜紅の傭兵＞でもなければ、放埒な盗賊団の首領でさえない、一強国の総司令官という】
グン　　 ユラニアの少年 モンゴール軍の兵士　アルセイスで略奪した　「グン、お前、何を持ってきやがった」
ケルロック 炎のアルセイス （アウラの祭司長ケルロックでございます……お変わりものう、聖王様には…）
ゴダロ 獅子の星座 トーラスのアレナ通りの居酒屋≪煙とパイプ≫亭の主人　マリウスの親代わり
ゴダロ 獅子の星座 （タヴィアにも──オリーかあさんやゴダロとっつぁんにも難が及ぶ。）
ゴダロ カレーヌの邂逅 （ゴダロのおやじさんはいつものゆりいすで居眠りしながら話をきいているか、）
ゴラン エルザイムの戦い 「わしじゃ。おぼえておいでか。サウル皇帝の側近、神官のゴランじゃ──」
コルド ユラニアの少年 イシュトを育ててくれた博奕打ち　イシュトに母と姉の物語をきかせた
サイアス　 炎のアルセイス （あなた様とアウラ様との聖なるご婚姻をつかさどらせていただきました、大司祭のサイアスでございます…）
ザイン 獅子の星座 ケイロニア　エルザイムに出陣した兵士　「ザイン、ザイン」
ザイン エルザイムの戦い ケイロニア白虎騎士団第六大隊長　イシュトの命令に従うようにとの命令を受けている
ザイン 炎のアルセイス 「ケイロニア軍の先発隊の総指揮官へ。おそらくザインかルテスだろう。」
サウル 獅子の星座 「さきに死亡されたサウル皇帝なきあと、ユラニアこそゴーラを統括する」
エルザイムの戦い ゴーラの老皇帝　【サウル老帝の葬儀にケイロニアの弔問の使者として参列すべきところを、】
炎のアルセイス 大帝国ゴーラの最後の皇帝　七歳で王座につきそのままバルヴィナに幽閉されて七十余年生涯を閉じた
ユラニアの少年 「サウル皇帝陛下の御逝去により空席となったゴーラ皇帝の座、」
ザス ユラニアの少年 モンゴールの騎士　アリの密偵　イシュトの様子をアリに報告している
サルデス候 エルザイムの戦い 「去年の冬、あなた様はサルデス侯領をぬけ、第一次のユラニア遠征にお出かけになりました。」
サン・カン 獅子の星座 クムの公使　サウル老帝の葬儀のためにバルヴィナに訪れ、人質になった
サン・カン エルザイムの戦い クムの伯爵　サウル皇帝の葬儀に派遣されダリウスの人質となった
シルヴィア 獅子の星座 ケイロニアの世継ぎの皇女　黒曜宮のまっただ中から誘拐された
シルヴィア カレーヌの邂逅 ケイロニア皇女　ダリウス大公に誘拐され、人質にとられている
シルヴィア エルザイムの戦い さらわれたケイロニア皇女　バルヴィナに監禁されている可能性が高い　
シルヴィア 炎のアルセイス ケイロニアの奪われた皇女　ダリウスの死とともに手がかりが喪われた　
シルヴィア ユラニアの少年 ケイロニアの誘拐された皇女　（将軍の目的はシルヴィア皇女の奪還にしかない、）　
ゼノン 獅子の星座 ケイロニア千犬将軍　皇女探索本部のおもな隊長　　　
ゼノン カレーヌの邂逅 ケイロニア金犬将軍　勇猛な将軍　若く、戦場で指揮をふるう経験を積んでいない
ゼノン 炎のアルセイス 「ケイロニアに若くして名をあげたゼノンと対決することになるのではないか──」
ソルガン ユラニアの少年 アルセイスの大工　リーロの父　紅玉宮の修理にかりだされて屋根から落ちて死んだ
ライオス，ダナエ侯 獅子の星座 【選帝侯であるダナエ侯でさえ、とうてい大ケイロニア皇女の婿がねとしてふさわしからざる】
タニア カレーヌの邂逅 「恐るべき魔女タニアだの、イリスの怒りで変身させられたマリウスだのの話を」
ダリウス 獅子の星座 アキレウスの弟　シルヴィアを誘拐しケイロニア皇位を請求した
カレーヌの邂逅 ケイロニアのもと大公　シルヴィア皇女を人質にとってバルヴィナにたてこもっている
エルザイムの戦い ダリウス　お前が素晴らしい戦士であればあるほど、グイン、お前を手に入れることのできぬ者はお前をにくむ。
エルザイムの戦い ケイロニアの皇弟　皇女を人質にとって皇帝位を要求し、バルヴィナにたてこもっている
炎のアルセイス シルヴィア皇女誘拐の犯人　「われらの目的はダリウス元大公の始末のみではない。」
ユラニアの少年 （ユラニアとダリウス大公の非道から救ってやってくれと……俺の力を乞うてきたのはお前じゃなかったのか！）
獅子の星座 「ケイロニア第六十五代皇帝位請求者ダリウス・ケイロニウス記す」
エルザイムの戦い 「お前によって破滅したこのダリウス・ケイロニウスのことを、」
タリオ 獅子の星座 「オル・カンをもタリオをもヴラドをもすべて屈服させ、おのが皇帝としての実権を」
タリク ユラニアの少年 タルーの弟　「ろくでなしの弟二人が…あのタル・サンとタリク──ことにタル・サンだ。」
タリム 炎のアルセイス ユラニアの老宰相　「こちらはユラニア宰相タリム閣下と閣僚一同よりの嘆願書」
タリム ユラニアの少年 ユラニアの宰相　老いぼれ　和平条約を締結させる準備をすすめていた
タル・サン ユラニアの少年 タルーの弟　「ろくでなしの弟二人が…あのタル・サンとタリク──ことにタル・サンだ。」
タルー 獅子の星座 虜囚から釈放されたクムの公子　三万をひきいてユラニア討伐軍司令官としてタルガスから進発した
タルー カレーヌの邂逅 クム軍司令官　モンゴールに虜囚となっていたクムの公子
タルー エルザイムの戦い クムの公子　ガザに戻り、モンゴール・クム連合軍でガザ攻略にあたる
タルー 炎のアルセイス クムの公子　野心家で陰謀家　アリと組んでガザ攻略に当たっている
タルー ユラニアの少年 クムの公子　クム軍と残ったモンゴール軍をひきつれてアルセイスに入った
ダルヴァン 獅子の星座 ケイロニア白蛇将軍　「アダン将軍、ダルヴァン将軍、ホルムシウス将軍、よろしかろうか」
ダルヴァン カレーヌの邂逅 ケイロニア千蛇将軍　老獪で実戦の経験も積んでいる
ダルラン エルザイムの戦い エルザイム砦を守る総大将　ユラニアには数少ない忠義と武勇の士として知られる伯爵
ダン 獅子の星座 （このままにしておいては、カロンもダンも危ない）
中原の美しい悪魔 炎のアルセイス イシュト　（≪中原の美しい悪魔≫というイメージを強くやきつけるには、）
ツルミット候 獅子の星座 十二選帝侯　出陣するグインを見送った
ディモス 獅子の星座 【ディモスもこの突発事件にあって、バルヴィナへの使者として発ってゆくのも中止し、黒曜宮に詰めきりでいるのだ。】
デウス 獅子の星座 ケイロニア護民長官　「護民長官デウス卿ともども、くれぐれも国民の心を安らわせ、」
デン エルザイムの戦い 【アリがとらえて尋問していた連中やもとの部下デンに関係しているだろう、】
トール 獅子の星座 グインの副官で千竜長をつとめる　アトキアのトール
トール カレーヌの邂逅 グインの信頼する副官　千竜長　アトキアのトール
トール エルザイムの戦い グインの副官　傭兵あがり　「お前、なんていうんだ」「俺は、アトキアのトールでさ。」
トール 炎のアルセイス グインの副官　【ひっそりとうしろに近づいてきたのは、副官のアトキアのトールであった。】
トール ユラニアの少年 アトキアのトール　グインの副官　ケイロニア黒竜騎士団の副将
トール ユラニアの少年 ケイロニア軍　「ケイロニア軍副司令官、トール准将閣下。レン大隊長殿。レムル大隊長殿」
ドールに追われる男 炎のアルセイス イェライシャ　「わしが≪ドールに追われる男≫だからだ」
ドラン　　 カレーヌの邂逅 ラ・ギアナのところの顔役　南サルデス出身　マリウスに裏街道を教えてくれた
ドリス 獅子の星座 ケイロニア黒竜騎士団　（ほんとにお前はものを知らねえな、ドリス）
ドルクス　 エルザイムの戦い ケイロニア黒竜騎士団　竜の歯部隊　城館内部の探索をほぼ終了した
ネリイ 獅子の星座 オル・カン大公の次女　アルセイスを守る軍勢をひきいる
ネリイ カレーヌの邂逅 ユラニアの公女将軍　軍勢をかきあつめてアルセイスで待ちかまえている
ネリイ エルザイムの戦い ユラニアの公女　「わがまたいとこネリイとの素晴らしい一騎討ちについても」
ネリイ 炎のアルセイス ユラニアの公女将軍　ユラニア正規軍をひきいてアルセイスを守る
ネリイ ユラニアの少年 ユラニアの公女　主戦論者　体調がすぐれぬと称して宮廷の奥ふかくひきこもっている
ハゾス 獅子の星座 ランゴバルド侯　グインの親友　「ハゾス、おぬしだからいうのだが──参った。」
獅子の星座 ランゴバルド侯　ケイロニアの大貴族　「どうしたのだ。ハゾス・アンタイオス」
光の公女 カレーヌの邂逅 「アムネリスのことをみんなが＜光の公女＞と呼ぶ。……最初にそう呼び始めたのは、あのクリスタル公アルド・ナリスだったということだが」
豹頭王 獅子の星座 「ケイロニアの獅子はもはやおらぬ。だが諸君には──諸君にはケイロニアの輝く──豹頭王がいる！」
豹頭王 エルザイムの戦い 「相変わらずだな、グイン、豹頭王よ。」
豹頭王 炎のアルセイス 「グインよ、豹頭王よ、ようやっときてくれたのか──」
ファイオス 獅子の星座 ケイロニア飛燕将軍　「ファイオス将軍には伝令部隊としてご旗下の飛燕騎士団一万のうち」
フリス ユラニアの少年 モンゴール軍の兵士　旗本第一中隊の小隊長　オーダインのフリス
フリルギア侯 獅子の星座 十二選帝侯　出陣するグインを見送った
ベルデランド侯 獅子の星座 十二選帝侯　【タルーアンの血が入っているベルデランド侯ではまったく】
ボック 獅子の星座 シルヴィア捜査本部でのグインの副官　大隊長
ホルムシウス 獅子の星座 ケイロニア巨象将軍　「アダン将軍、ダルヴァン将軍、ホルムシウス将軍、よろしかろうか」
マイア　 炎のアルセイス ランドックのグインとアウラの婚姻に聖なる血をささげた処女
マックス 獅子の星座 「ダリウス大公の大公妃アントニア妃のゆかりによって、アントニア妃の実兄であるユラニアのマックス侯爵が」　ケイロニア黒竜騎士団　隊長　第一軍を指揮してバルヴィナに火をかけたユラニアの公爵　ダリウス大公妃アントニアの兄　ユラニア大公オル・カンの従弟ユラニアの公爵　ユラニアに投降をすすめるためにアルセイスに先乗りしたユラニアの公爵　オル・カン大公の縁戚　モンゴール軍に自分の公邸を提供した
エルザイムの戦い
エルザイムの戦い
炎のアルセイス
ユラニアの少年
マナ ユラニアの少年 リーロの兄弟　「エリーが六歳。マナが四歳。弟のミルはまだ二歳にならないくらいだよ」
マリウス 獅子の星座 吟遊詩人　茶色の巻き毛に茶色の目のよくしゃべる歌のうまい小鳥のような少年　
カレーヌの邂逅 吟遊詩人　グインに会うために旧街道をエルザイムに向かっている
エルザイムの戦い 吟遊詩人　タラムでゾンビーのいけにえに捧げられて姿を消した
炎のアルセイス 「おぬしを頼ってきたマリウス、パロの出奔した王子アル・ディーンもそこにいる」
ユラニアの少年 （あのマリウスとかいった吟遊詩人……確かにあの三人はただの仲じゃない。）
マル 獅子の星座 ケイロニア　エルザイムに出陣した兵士　「マル、ここだよ……がんばってねえ」
マルシア エルザイムの戦い ダリウス大公妃アントニアの妹　ダリウスに人質にとられた
マローン 獅子の星座 アトキア侯の跡継ぎ　「アウルス・アランが若きアンティーヌ侯になり、まだ若いマローンが次のアトキア侯となり、」
マントン エルザイムの戦い タラムで雑貨屋を商う商人　グインの助けを求めてカレーヌへやってきた
ミアイル 獅子の星座 【まずはモンゴールのミアイル公子に白羽の矢がたてられた。】
ミアイル カレーヌの邂逅 「われらが大公アムネリス閣下の弟君ミアイル公子殿下が許婚者でもあられたという」
ミアイル エルザイムの戦い 「結局バルドゥールもライオスも、その昔のミアイルも誰一人婚約までもこぎつけなかった男運のない女だ。」
ミール ユラニアの少年 モンゴール軍の兵士　旗本第三小隊長　トーラスのミール　赤い髭を持つ
ミル　 ユラニアの少年 リーロの兄弟　「エリーが六歳。マナが四歳。弟のミルはまだ二歳にならないくらいだよ」
ミルズ 獅子の星座 ケイロニア黒竜騎士団　しゃべるのがおそい
グラチウス カレーヌの邂逅 「グラチウス──ああ、＜闇の司祭＞！」
ユラン エルザイムの戦い サウル皇帝の小姓　ティオベの毒でサウル皇帝に殉じた
ユリア 獅子の星座 アキレウスの愛妾　「あのユリア姫にうりふたつというのだから想像はつくが」
獅子の星座 オクタヴィアの母　ユラニア貴族の姫君
エルザイムの戦い 【オクタヴィアの母親ユリア・ユーフェミア姫への横恋慕のはての非道な虐殺、】
ユリウス エルザイムの戦い 「これは、かの色事師ユリウスも笑いながら云っておったな。」
ヨナ ユラニアの少年 イシュトに読み書きを教えてくれた昔の友達　「ヨナに似てるんだ。石屋のヨナ公にな」
ラ・ギアナ 獅子の星座 （タリッドの酔いどれ小路。ラ・ギアナの店──イリスと最初にあったあの噴水のほとり）
ラ・ギアナ カレーヌの邂逅 「──ラ・ギアナの新調のドレスみたいにつるつると」
ライオス，ダナエ侯 エルザイムの戦い 「結局バルドゥールもライオスも、その昔のミアイルも誰一人婚約までもこぎつけなかった男運のない女だ。」
ラサール侯 獅子の星座 十二選帝侯　【失態をかさねたラサール侯や人気のないサルデス侯】
獅子の星座 ケイロニア十二選帝侯　「お静まりあれ、ラサール侯、ワルスタット侯──」
ラム　　 エルザイムの戦い ケイロニア軍の隊長　「予定は決して変えぬとラム隊長に伝えよ」
ランゴバルド候 獅子の星座 十二選帝侯　皇帝の信任があつい　ずっと宮殿に詰めている
カレーヌの邂逅 ケイロニア十二選帝侯　万一の場合にそなえてオクタヴィア姫の捜索に必死になっている
ユラニアの少年 ケイロニアの十二選帝侯　切れ者で名高い
豹頭王 炎のアルセイス （いまは聖王紀２５８７０年─そしてあなた様はランドックの聖豹頭王…）
リー・オム ユラニアの少年 「クム軍総司令官、タルー公子殿下。副官、アル・ホン将軍。クム公子騎士団長、リー・オム中将」
リーロ ユラニアの少年 アルセイスの少年　痩せた十歳の少年　雨のアルセイスでイシュトと出会った
リンダ カレーヌの邂逅 「あの人がリンダと結婚して──俺が、アムネリスとこうなって」
リンダ エルザイムの戦い アルド・ナリスの妻　全国を巡幸する新婚祝賀の旅からつつがなく帰着した
リンダ ユラニアの少年 「クリスタル公はこないだレムス一世の姉リンダ姫をめとって、そのあとはいたって幸福にやっていて─」
ルカ 獅子の星座 見よ、獅子の星が北から昇ってくる。　　──ルカの予言より──
獅子の星座 世捨て人のルカ　魔道師　出陣するグインにはなむけの予言をした
カレーヌの邂逅 かくて世捨て人のルカは云ったのであった。　──彼は昔の彼ならず、と。
カレーヌの邂逅 世捨て人のルカ　予言者　グインの出陣の時にはなむけのことばを送った
エルザイムの戦い 「あの阿呆、世捨て人のルカもいっておっただろう。」
炎のアルセイス 「ノスフェラスより出てきた世捨て人のルカは俺にいった。」
ルカヌス 獅子の星座 【「シルヴィアさまを見殺しにするつもりか、ハゾス！」とラサール侯ルカヌス。】
ルダン エルザイムの戦い サウル皇帝の小姓長　白髪の老人　「小姓長のルダンでござります。そのせつは、」
ルテス 炎のアルセイス 「ケイロニア軍の先発隊の総指揮官へ。おそらくザインかルテスだろう。」
ルナン 獅子の星座 パロの聖騎士侯　アトキア侯ギランと懇意　
ルビニア 炎のアルセイス ユラニアの公女　何事にもまったく無関心にチョコレートをむさぼり食っている
ルビニア ユラニアの少年 ユラニアの公女　【姉の守銭奴のエイミアや妹の大食漢ルビニアに比べれば、】
レイヨウ婆 カレーヌの邂逅 タラムの町はずれに住む白髪の老婆　薬売り　マリウスにゾンビーの話をした
レムス エルザイムの戦い パロの国王　戴冠直後に出来なかった全国巡幸の旅に出発した
レムス一世 獅子の星座 「パロにはレムス一世がたち、モンゴールはアムネリス大公の世となった。」
レムス一世 獅子の星座 「連署することはパロ国王レムス一世の名において正式に認めてきた。」
レムス一世 ユラニアの少年 パロ国王　アグラーヤの姫を妻に迎えることになってすっかり落ち着きを取り戻した
レムル エルザイムの戦い ケイロニア黒竜騎士団　隊長　第二軍を指揮して突入部隊の側面援護をした
レムル ユラニアの少年 ケイロニア軍　「ケイロニア軍副司令官、トール准将閣下。レン大隊長殿。レムル大隊長殿」
レン 獅子の星座 黒竜騎士団第一大隊長　グインの左にしたがって出陣した
レン カレーヌの邂逅 ケイロニア黒竜騎士団　グインの部下　グインの留守のエルザイム戦線を預かった
レン エルザイムの戦い 黒竜騎士団の副将　歴戦の勇士　グインの留守のエルザイム戦線をあずかった
レン 炎のアルセイス ケイロニア軍の別部隊の指揮官　「これがエルザイムを遅れて出発するはずのレンあてへ。」
レン ユラニアの少年 ケイロニア軍の隊長　【トールにも、あるいはレンあたりではいっそう無理であろう】
レン ユラニアの少年 ケイロニア軍　「ケイロニア軍副司令官、トール准将閣下。レン大隊長殿。レムル大隊長殿」
ローデス侯 獅子の星座 十二選帝侯　【人望はあるけれども視力に障害のあるローデス侯や】
ロム　 獅子の星座 黒竜将軍公邸の門衛　マリウスに忠告してくれた
ワルスタット候 獅子の星座 十二選帝侯　アンティーヌ侯の娘婿　【ワルスタット侯ディモスが秀麗な眉をひそめながら立っていた。】