登場人物リスト　その１０（「闇の中の怨霊」〜「闇の微笑」）　

その９←　登場人物リスト　→その１１

名前 作品 備考
アイルス 緋の陥穽 マギウスの仲間　『無益な乱暴はするな、アイルス』
アウレリア 美しき虜囚 ナリスに好意を持つ姫　「いっときはアウレリア姫と決闘するのどうのとばかげたことを口走っていた」
アウレリアス，(ｱｳﾚﾘｱｽ･ﾃﾞﾙｽ) アムネリスの婚約 ナリスとリンダを張りあった　「またアウレリアスやアドリアンの話をむしかえすつもりね、」
アウレリアス，(ｱｳﾚﾘｱｽ･ﾃﾞﾙｽ) 緋の陥穽 オヴィディウスの仲間　故郷へとじこもって謹慎中
アキレウス，(ｱｷﾚｳｽ･ｹｲﾛﾆｳｽ) アムネリスの婚約 ケイロニア皇帝　「アキレウス皇帝は獅子心皇帝とうたわれたおかたゆえ、」
アキレウス，(ｱｷﾚｳｽ･ｹｲﾛﾆｳｽ) 緋の陥穽 ケイロニアの大帝　「いくらアキレウス大帝がグインを気にいっていても、」
アキレウス，(ｱｷﾚｳｽ･ｹｲﾛﾆｳｽ) 闇の微笑 「われわれはケイロニアのアキレウス大帝の叡智にならわなくてはなりません」
アグリッパ，(ハルコンのアグリッパ) 闇の中の怨霊 一匹狼といわれる偉大な魔道士　伝説の大魔道師　千年も前に生まれた
アグリッパ，(ハルコンのアグリッパ) アムネリスの婚約 「精神的にはアグリッパにもひとしいほど年をとっている、」
アグリッパ，(ハルコンのアグリッパ) 美しき虜囚 「そういわれるとまるで二千歳のアグリッパにでもなったような気がするがね。」
アグリッパ，(ハルコンのアグリッパ) 美しき虜囚 「キタイの魔道師カル＝モルがアグリッパの行方をたずねるといってそのすがたを消した」
アグリッパ，(ハルコンのアグリッパ) 美しき虜囚 「大導師アグリッパも、そして北の賢者ロカンドラスも、そしてドールの司祭グラチウスも、すべて魔道をきわめたものはいつかは」
アグリッパ，(ハルコンのアグリッパ) 美しき虜囚 「……アグリッパももとはたしかキタイ人なのだな」
アグリッパ，(ハルコンのアグリッパ) 緋の陥穽 「ロカンドラス、グラチウス、ルカ、アグリッパら名だたる大上級魔道師たちが」
アグリッパ，(ハルコンのアグリッパ) 闇の微笑 伝説の三大魔道師　大導師　「このさきたとえアグリッパのように二千年生きようとも、」
アドリアン，(アドリアン・カラヴィアス) アムネリスの婚約 ナリスとリンダを張りあった　「またアウレリアスやアドリアンの話をむしかえすつもりね、」
アムネリス 闇の中の怨霊 モンゴールの大公　トーラスからイシュトへ毎日のように手紙を出している
闇の中の怨霊 【彼女自身がまだ非常に未成熟で、愛情についてもほとんど無知でしかなかったアムネリスとの関係は、】
アムネリスの婚約 モンゴールの女大公　モンゴールに伺侯したカメロンを左府将軍に任命した
美しき虜囚 モンゴール大公　イシュトヴァーン・オーダイン伯と正式に婚約を発表した
緋の陥穽 「そのイシュトヴァーンもとうとうアムネリス大公との婚約を発表したそうだし」
アライン 緋の陥穽 行政秘書官　子爵　クリスタル公の有能な秘書官　過激派の私塾学生に拘束された
アライン 闇の微笑 パロの子爵　ナリスの右腕の秘書官　クリスタル市庁舎で人質になっている
アライン夫人 闇の微笑 【太ったアライン夫人がかけよってレムスの足元に身をなげだした。】
アリストートス，アリ 闇の中の怨霊 モンゴールの軍師　ユラニアの三公女と、クムの三公子との三組の縁組を申し出た
アリストートス，アリ アムネリスの婚約 イシュトヴァーンの軍師　見苦しいモンゴールの参謀　
アリストートス，アリ 闇の微笑 「このさきモンゴールは霊のアリストートスというみにくい軍師とカメロン大将軍をおしたてて」
アリオン アムネリスの婚約 【マルス伯爵も、アリオン伯爵もたちまちすっかりこのカメロンの手練手管にかかり、】
アリス アムネリスの婚約 煙とパイプ亭　ダンのいいなづけ　カメロンにこころづけをもらった
アル･ディーン 美しき虜囚 ナリスの弟　【父が母親を捨てて愛した女性が生んだ腹違いの弟であるアル・ディーンとふたり、】
闇の微笑 「アル・ディーンさまのことは？」「それは、誰のこと？」
アル・リース(アルドロス三世) アムネリスの婚約 「敗北以来アルシス王家はずっとアル・リース王家の下風にたつこととなり、」
アル・リース(アルドロス三世) 美しき虜囚 パロの王子　内紛により国王アルドロス一世になった
アル・リース 緋の陥穽 「アル・リース王家にとり私は唯一のお前より目上にあたる存在だわ。」
アル・リース(アルドロス三世) 緋の陥穽 （魔道師ギルドはアル・リース王家、アルシス王家、どちらをこののちのパロ聖王の正統として）
アル・リース(アルドロス三世) 闇の微笑 「アルシスさまとアル・リースさまが内乱を、いやいやアルシス王子様が反乱をおこされたたきには」
アルゲリウス 美しき虜囚 アムブラの学生　私塾会館にたてこもっている
アルゲリウス 闇の微笑 アムブラの学生たちの中核　ヤヌス大橋のたもとにおしかけた
アルシス アムネリスの婚約 「父君アルシス王子は祭司長にしりぞかれて弟君アルドロス陛下が王位につかれた。」
アルシス 美しき虜囚 パロの王子　内紛により祭司長になった
アルシス 美しき虜囚 「たとえ彼があとで、彼の父が私の父アルシス王子を敗戦に追込んださいの大立者だったということで、」
アルシス 緋の陥穽 リンダの伯父　【より多く、伯父であるアルシス王子の武人の勇敢な血であった。】
アルシス 緋の陥穽 （魔道師ギルドはアル・リース王家、アルシス王家、どちらをこののちのパロ聖王の正統として）
アルシス 闇の微笑 「アルシスさまとアル・リースさまが内乱を、いやいやアルシス王子様が反乱をおこされたたきには」
アルシス 闇の微笑 「ナリスの父上アルシス王子はクリスタル公爵ではなくヤヌス神殿の祭司長だった──」
アルド・ナリス 闇の中の怨霊 パロのクリスタル公　魔道十二条にすべて賛成してるわけではない
アルド・ナリス アムネリスの婚約 パロの宰相　クリスタル公　この世で一番誠実な夫に変身しつくした
アルド・ナリス 美しき虜囚 パロの摂政にして宰相　第二王位継承権者たるクリスタル公
アルド・ナリス 美しき虜囚 「囚人は第二王位継承権者、クリスタル公、パロ宰相アルド・ナリスである。それに相違ないか」
囚人第十号 美しき虜囚 「これより囚人は、世間での通称を捨て、囚人第十号とのみ呼ばれることになる。」
アルド・ナリス 緋の陥穽 パロの宰相　クリスタル大公　ランズベール塔に軟禁された
アルド・ナリス 闇の微笑 パロのクリスタル大公　カル・ファンに拷問され、重傷を負った
アルドス 闇の微笑 ライス男爵の長男　十四歳　「はい。アルドスと申します」
アルドロス三世 アムネリスの婚約 「父君アルシス王子は祭司長にしりぞかれて弟君アルドロス陛下が王位につかれた。」
緋の陥穽 パロ国王　リンダとレムスの父　やさしげな詩人肌の人物　学究肌で争いごとを好まない
闇の微笑 「僕の父アルドロス王にせよ、もともと詩人肌で政治むきのことが嫌いだった」
アルノー 美しき虜囚 「アルノーたち魔道師が魔道師の掟にそむかぬ程度に調べあげてくれた」
アルノー 美しき虜囚 ナリス付きの魔道師　「アルノーはまだ戻らないか。」
アルノー 緋の陥穽 ナリス付きの魔道師　魔道師ギルドの動きをナリスに報告した
アルフリート，(ｱﾙﾌﾘｰﾄ･ｺﾝﾄ) 闇の微笑 （アルフリート子爵。……むしろ君自身よりもたぶん私のほうがよく理解しているのだと思う。）
アルフリート，(ｱﾙﾌﾘｰﾄ･ｺﾝﾄ) アムネリスの婚約 コント男爵の息子　小男爵　ヤヌス十二神についての異端の論文を書いて投獄されている
アルフリート，(ｱﾙﾌﾘｰﾄ･ｺﾝﾄ) 美しき虜囚 パロの小男爵　学生　ランズベールの塔に幽閉されている
アルフリート，(ｱﾙﾌﾘｰﾄ･ｺﾝﾄ) 緋の陥穽 「気鋭の学友たるアルフリート・コントは長の年月申し開きも宗旨問答対決をも許されざるまま獄窓にあり。」
アルミナ アムネリスの婚約 アグラーヤの王女　レムスと来年結婚式を挙げる予定
アルミナ 美しき虜囚 「せっかく、このところアルミナとの婚儀でレムスもすっかり明るく元気そうになったのに……」
アルミナ 緋の陥穽 レムスの婚約者　「あのおとなしやかなアルミナと、なんという違いだ。同じ女でありながら！」
アルリウス 美しき虜囚 アムブラの学生　私塾会館にたてこもっている
アルリウス 緋の陥穽 アムブラの学生　ランの腹心　学生のあいだでは名高い論客
アルリウス 闇の微笑 アムブラの学生　論鋒が鋭すぎて敵が多い　
アレン・ドルフュス，(レントの白バラ) アムネリスの婚約 タリア伯爵の妹　独身で適齢期　女英雄
アレン・ドルフュス，(レントの白バラ) 美しき虜囚 婚約もしていない独身の妙齢の姫君　タリアの姫
イヴァン 闇の中の怨霊 イシュトの小姓　最古参の近習の誇りを持っている
イェライシャ 闇の中の怨霊 ≪ドールに追われる男≫　大魔道師　ドールのくびきからのがれた唯一の男
イシュトヴァーン 闇の中の怨霊 モンゴールの若き英雄　左府将軍　オーダイン伯爵　ユラニアの征服者
イシュトヴァーン 闇の中の怨霊 カメロンが左府将軍として迎えられるにともない、右府将軍になることが決まった
イシュトヴァーン アムネリスの婚約 モンゴール英雄　第二次ユラニア戦役にはなばなしい大勝利をおさめた　右府将軍にすすんだ
イシュトヴァーン 美しき虜囚 モンゴール右府将軍　オーダイン伯　モンゴールのアムネリス大公と正式に婚約を発表した
イシュトヴァーン 美しき虜囚 「豹頭の謎の男グインと、一介の傭兵にすぎなかったイシュトヴァーンと出会った。」
イシュトヴァーン 緋の陥穽 リンダとレムスを守った傭兵　いまやオーダイン伯爵、モンゴールの右府将軍にまでのぼりつめた
イシュトヴァーン 闇の微笑 モンゴールの将軍となった男　レムスたちを守ってノスフェラスを旅した
ヴァレリウス アムネリスの婚約 魔道師　レムス一世のきわめて信頼あつい参謀　リギアに恋している
ヴァレリウス 美しき虜囚 パロの一級魔道師　有名な陰謀家　レムス国王の参謀ナンバー１と目される
ヴァレリウス 緋の陥穽 国王の参謀　市庁舎事件の最高責任者となった
ヴァレリウス 緋の陥穽 「ということはあの国王の参謀ヴァレリウスの後輩なんだ。」
ヴァレリウス 闇の微笑 カル・ファンの拷問からナリスを助け出した魔道師　市庁舎事件の解決策をナリスに尋ねた
ヴァレリウス 闇の微笑 黒竜戦役で重臣たちが皆殺しになったとき、人材不足をもって抜擢されて重大事にあたり、頭角をあらわした
ヴラド，(ヴラド・モンゴール) アムネリスの婚約 【公女将軍としてもてはやされたのはあくまでも、父ヴラド大公に命じられて】
ヴラド，(ヴラド・モンゴール) アムネリスの婚約 「モンゴール自体が、わが父上ヴラド・モンゴールが作り上げたまったく新興の伝統なき国家として、】
ヴルス 緋の陥穽 カルファンに協力した魔道師　魔道師ギルドの掟第三条を破り失脚した
ヴロン 緋の陥穽 ヴァレリウスの先輩魔道師　ヴァレリウスに魔道師の塔への召集の球を渡した
エイミア 闇の中の怨霊 オル・カンの長女　吝嗇な地獄のイトスギ　『貯める』ことをよろこびとしている
エイミア アムネリスの婚約 「タルー公子は第一公子であるから第一公女のエイミアを選ぶのが当然であるはずなのに、」
オヴィディウス 緋の陥穽 ごく最近、最年少の聖騎士侯に出世したパロの武官　市庁舎事件のパロ騎士団の指揮官となった　
オヴィディウス 緋の陥穽 「委員長がリーナス長官、メンバーは私、ベック公、オヴィディウス侯、それにネルヴァ侯ということで確定してしまいまして。」
オヴィディウス 闇の微笑 パロの聖騎士侯　武官　クリスタル市庁舎突入の指揮をとった
オー 緋の陥穽 【カルという姓氏はキタイではオー、あるいはリーと同じくきわめてありふれたものであり、】
オー・タン・フェイ アムネリスの婚約 アムブラの私塾の塾頭　「いまや、オー・タン・フェイの私塾のほうが名をあげている。」　
オー・タン・フェイ 美しき虜囚 「──幸いにしてわがオー・タン・フェイ私塾ではありませんでしたが──」
オー・タン・フェイ 美しき虜囚 ナリスの学問の師　「フェイガン導師の従慂でついたオー・タン・フェイ導師の薫陶をうけて」
オー・タン・フェイ 闇の微笑 「オー・タン・フェイ老師やフェイガン老師などの有名私塾の塾長は」
オー・ラン，≪青髭≫ 闇の中の怨霊 ユラニアの将軍　もともとクムからの移民であった　【オー・ラン将軍の死という突発事項がかえって】
オー・ラン，≪青髭≫ アムネリスの婚約 「タルー公子の前には、かのオー・ラン将軍の愛人だったそうですし、」
オーノ 闇の中の怨霊 パロの魔道師の塔から追放されたはぐれ魔道師　アリに力をかしている
オクタヴィア，(タヴィア) アムネリスの婚約 煙とパイプ亭の三番目の息子の嫁　産み月が近い
オリー アムネリスの婚約 煙とパイプ亭の老婆　料理がうまい　肉まんじゅうが自慢
オリー・トレヴァーン 闇の中の怨霊 「なんでもヴァラキア公の弟、男色家のオリー・トレヴァーンに云いよられたのを嫌って」
オリー・トレヴァーン アムネリスの婚約 ヴァラキアの男色家の大公弟　すっかりからだが弱ってしまっている
オリー・トレヴァーン アムネリスの婚約 ヴァラキアの公弟　有名なルブリウス中毒　イシュトを追いかけていた
オル・カン 闇の中の怨霊 ユラニアの大公　厄介者の三姉妹を一挙に縁づけてしまえることを喜んでいる
オルクス 緋の陥穽 魔道師　下級導師　レムスの憑依霊を早くはらわなくてはと危惧していた
オロ アムネリスの婚約 煙とパイプ亭の長男　スタフォロス城で戦死した
カイ アムネリスの婚約 ナリスの最古参の小姓の一人　ナリスの気性などについては誰よりもよく知っている
カイ 美しき虜囚 ナリスの小姓　【小姓のカイが丁重に頭をさげる。】
ガフ，(赤目のガフ) 闇の中の怨霊 アリの右腕　ごろつきの傭兵くずれ　片耳のガフ　辺境守備隊の出身
カメロン 闇の中の怨霊 もとヴァラキア海軍提督　モンゴール宮廷に仕えるべくトーラスに入った
カメロン アムネリスの婚約 ヴァラキアの元提督　ヴァラキア宮廷を去りモンゴールに伺侯し、左府将軍に任命された
カメロン 闇の微笑 「このさきモンゴールは霊のアリストートスというみにくい軍師とカメロン大将軍をおしたてて」
ガユス 闇の中の怨霊 「モンゴールには以前から、ガユス魔道士を長とする、モンゴール独自の魔道士団が仕えていた。」
カル 緋の陥穽 【カルという姓氏はキタイではオー、あるいはリーと同じくきわめてありふれたものであり、】
カル＝モル 美しき虜囚 キタイ人の魔道師　大導師アグリッパを求めキタイを出奔した
カル＝モル 緋の陥穽 「カル＝モルがあの子をえらんだのだ。レムスがそれを手にすれば、」　──リンダの予知のことば
カル＝モル 緋の陥穽 レムスに憑依している魔道師の霊魂　「あなたがカル＝モルなのね！」
カル＝モル 闇の微笑 レムスにとりついていた魔道師の霊　「カル＝モルが消滅したかもしれない、と」
カル＝モル 闇の微笑 「夢の中で、自分を『キタイの魔道師カル＝モル』だと僕に名乗った」
カル・ファン，カルファン，カル＝ファン アムネリスの婚約 王立学問所の所長　レムスの家庭教師　非常に権勢をもっている　アムブラの私塾の隆盛に反発を持つ
カル・ファン，カルファン，カル＝ファン 美しき虜囚 王立学問所の所長　レムス王の家庭教師　パロ王政復古をレムスにふきこんでいる
カル・ファン，カルファン，カル＝ファン 美しき虜囚 「──だからカルファンはカル＝ファンだ。カル＝ファン、カル＝モル──同姓だ。」
カル・ファン，カルファン，カル＝ファン 美しき虜囚 「カルファンはキタイからの留学生あがりだったな。それにカル＝モルと同姓だという可能性がある。」
カル・ファン，カルファン，カル＝ファン 緋の陥穽 王立学問所の所長　レムスづきの家庭教師　ナリスの投獄をレムスにすすめた
カル・ファン，カルファン，カル＝ファン 闇の微笑 王立学問所長　ナリスを誘拐して拷問にかけた　行方をくらましている
カルリウス 闇の微笑 宮廷医　拷問を受けたナリスを手当した
ガロイ 緋の陥穽 ヴァレリウスの先輩魔道師　ヴァレリウスに魔道師の塔への召集の球を渡した
カロン アムネリスの婚約 ダンの友人　アリストートス一味に拷問され始末された
カロン　　 緋の陥穽 「レムス陛下へのカル＝モルの憑依問題はギルド長カロン大導師の決定にゆだねられる。」
カロン 闇の微笑 魔道師ギルドの大導師　「──カロン殿にそのように報告を」
ガン　　　 闇の中の怨霊 リーロの近所に住んでいたおじさん　「ガンのおじさんたちにいったんだ」
ガン　　　　 美しき虜囚 「マルガのガンというものを知っているだろう」「ガンの知っている例の地下洞窟で生かさず殺さぬ程度に世話して」
宮廷一優雅な貴婦人(リンダ) 美しき虜囚 【いまや「宮廷一優雅な貴婦人」の称号をほしいままにするクリスタル大公妃ではあるが、】
グイン 闇の中の怨霊 【──グインと巻毛のマリウスとともに旅した神秘の北方、しばらく滞在したサイロン─】
グイン 闇の中の怨霊 【豹頭の戦士──彼をひとり残して発っていったグインを思い出させた──】
グイン 闇の中の怨霊 ケイロニアの大将軍　単身さらに奥地へとシルヴィア皇女の行方を求めて未知の冒険行へと乗込んでいった
グイン アムネリスの婚約 「シルヴィア皇女は無事救出されればおそらくグイン将軍と結婚するだろうという──」
グイン 美しき虜囚 「豹頭の謎の男グインと、一介の傭兵にすぎなかったイシュトヴァーンと出会った。」
グイン 美しき虜囚 「──北の帝国ケイロニアをひきいる世にもふしぎな獣人グイン──」
グイン 緋の陥穽 「誰が想像したでしょう？　グインがケイロニアの大将軍になるなんて。」
グイン 緋の陥穽 （もし、豹頭の戦士グイン、この存在が、そのような世界からの侵略の尖兵であるとしたら）
グイン 緋の陥穽 「古代機械──ケイロニアの──豹頭の怪人……グイン──転送されて──」
グイン 闇の微笑 ケイロニアの大将軍　レムスたちを守ってノスフェラスを旅した
グラチウス，(闇の司祭)，(三大魔道士) 闇の中の怨霊 一匹狼といわれる偉大な魔道士　闇の司祭
グラチウス，(闇の司祭)，(三大魔道士) 美しき虜囚 「大導師アグリッパも、そして北の賢者ロカンドラスも、そしてドールの司祭グラチウスも、すべて魔道をきわめたものはいつかは」
グラチウス，(闇の司祭)，(三大魔道士) 美しき虜囚 「私はグラチウスよりももっと凄い魔道師だとでも思われているのかな？」
グラチウス，(闇の司祭)，(三大魔道士) 緋の陥穽 「ロカンドラス、グラチウス、ルカ、アグリッパら名だたる大上級魔道師たちが」
グラチウス，(闇の司祭)，(三大魔道士) 闇の微笑 伝説の三大魔道師　＜闇の司祭＞　「強大なるグラチウスめが、いよいよ術策をめぐらし、」
クリスタル公，クリスタル大公，(アルド・ナリス) 闇の微笑 「クリスタル公爵、という位は必ずしも常駐のものではない。」
クリスタル公，クリスタル大公，(アルド・ナリス) 美しき虜囚 「クリスタル公あらためクリスタル大公として、王族としての地位を正式にかためさせていただきたい」
紅の傭兵 闇の中の怨霊 【目一杯人生を楽しもうと身構えている＜紅の傭兵＞のあのおもかげが戻ってきていた。】
ゴダロ アムネリスの婚約 煙とパイプ亭の痩せて小さな老人　目が見えない
コルド，(片目のコルド) 闇の中の怨霊 「俺は三歳のときからばくちうちのコルドのじいさんに育てられて、」
コント アムネリスの婚約 パロの男爵　アルフリート・コントの父
コント 美しき虜囚 パロの男爵　アルフリートの父　それほど大身ではないが由緒ある家柄
コント 闇の微笑 「……コント男爵家は文官の家柄だし、」
サイデン アムネリスの婚約 現在のモンゴールの最高権力者　モンゴール宰相の地位を与えられた
サイデン アムネリスの婚約 「このたびあらたに栄光あるモンゴール宰相の地位をおさずけいただいたこのサイデンに」
サウル 闇の中の怨霊 【サウル皇帝の死によって、ユラニアはゴーラの盟主をいただく立場からも】
ザドス 緋の陥穽 護民庁アムブラ第三分遣隊中隊長　アムブラの様子を報告した
ジェイクス，ジェークス 闇の中の怨霊 ヴァラキアで親しかった人々　イシュトにいろいろなことを教えてくれた船乗り
シリア 美しき虜囚 ランズベール侯の娘　ナリスが結婚してからみるみる痩せてしまった
シリア 緋の陥穽 ランズベール侯の娘　リンダとごく近い年齢であり、幼いころの遊び仲間
シリウス，（ネルバ候） 美しき虜囚 「おそらく私かシリウス（ネルヴァ侯）が委員会に拝命しましょう。」
シルヴィア 闇の中の怨霊 【ケイロニア軍が、シルヴィア皇女の安否以外の一切の補償を求めない、】
シルヴィア 闇の中の怨霊 【大将軍グインは、いまや婚約者であるシルヴィア皇女の行方を求めて）
シルヴィア アムネリスの婚約 「シルヴィア皇女は無事救出されればおそらくグイン将軍と結婚するだろうという──」
シルヴィア 緋の陥穽 ケイロニアの皇女　黒曜宮から何ものかに誘拐されてしまった
シルヴィア 闇の微笑 （ケイロニア皇女シルヴィアを誘拐したケイロニアの大公ダリウスのうしろで糸をひいていたのは）
スカール アムネリスの婚約 「アルゴスのスカールは王太子の座をおりて、かわって王太子となったのはことし一歳の赤ん坊だ─」
スカール 美しき虜囚 「かのスカールが目のあたりにしたというあやしいノスフェラスの秘密──私はそれが知りたい。」
スカール 美しき虜囚 「スカールがいまのうちになんとかしたほうがいいとしきりに主張していたね。」
スカール 闇の微笑 【アルゴスのスカールがクリスタルに滞在していた折に、】
スカール 闇の微笑 生身の人間としてただ一人、グル・ヌーの中心地を訪れ、生還したアルゴスの太子
スニ アムネリスの婚約 リンダのそばをはなれたことのない、小さなセム族の侍女　
スニ 美しき虜囚 セムの少女　リンダの侍女　つねに影のようにリンダにつきしたがっている
スニ 美しき虜囚 リンダの侍女　最近覚えたてた琴をかなでている
スニ 緋の陥穽 リンダの侍女　リンダのお供で水晶宮に登城した　
ダーヴァルス 緋の陥穽 【ダンカン聖騎士侯、ダーヴァルス聖騎士侯たちが口々に叫びながら玉座に詰め寄ろうとしかけたが、」
ダーヴァルス 闇の微笑 パロの聖騎士侯　ダルカン、ルナンとならぶ十二聖騎士侯の最長老クラスの重鎮
ターニア 闇の微笑 【パロの聖王、アルドロス一世とその王妃ターニアとがむざんにも生首となってさらされ、】
タキウス 美しき虜囚 アムブラの学生　私塾会館にたてこもっている
タキウス 闇の微笑 アムブラの学生　護民庁本部に軟禁されためぼしいもの
ダナエ 闇の中の怨霊 （たしか、大公の姫君ダナエ姫を嫁にもらって──という話だって）
ダナエ アムネリスの婚約 ヴァラキア大公のむすめ　独身で適齢期
ダナエ アムネリスの婚約 ロータス公の娘　カメロンの説得にあたった
ダナエ 美しき虜囚 婚約もしていない独身の妙齢の姫君　ヴァラキアの公女
ダリウス，ダリウス・ケイロニウス，≪小月王≫ 闇の中の怨霊 第二次ユラニア戦役勃発のすべての張本人　シルヴィアの行方を明かさぬまま壮絶な自死をとげた
ダリウス，ダリウス・ケイロニウス，≪小月王≫ 緋の陥穽 「さきにケイロニア大帝アキレウスの弟ダリウス大公はアキレウス帝の息女シルヴィア皇女を誘拐し、」
ダリウス，ダリウス・ケイロニウス，≪小月王≫ 闇の微笑 （ケイロニア皇女シルヴィアを誘拐したケイロニアの大公ダリウスのうしろで糸をひいていたのは）
タリオ，(タリオ・サン・ドーサン) 闇の中の怨霊 クムの大公　第三公子のタリクを熱愛している
タリオ 闇の中の怨霊 クムの大公　御用魔道師はおいているが、決して魔道師を重用しない
タリク，(タリク・サン・ドーサン) アムネリスの婚約 クムの三公子とユラニアの三公女の婚姻に最後まで文句を言った　次期ユラニア大公にするとの密約ができた
タリム 闇の中の怨霊 「あとはあのおろかな男色家のタリムと何に役にもたたぬマックス、」
タリム 美しき虜囚 ユラニアの宰相　「ユラニアのタリムのじいさんじゃあるまいし、」
タル・サン 闇の中の怨霊 クムの第三公子　父親に溺愛されている　
タル・サン 闇の中の怨霊 クムの第二公子　計算だかい　商人のまねごとが何より好き　
タルー 闇の中の怨霊 クムの第一公子　クム軍の司令官　ネリイとの婚約がととのった
タルー アムネリスの婚約 クムの公子　「長男のタルーと次女のネリイだけの婚姻にとどめようとじたばたあがいた」
ダルカン 緋の陥穽 【ダルカン聖騎士侯、ダーヴァルス聖騎士侯たちが口々に叫びながら玉座に詰め寄ろうとしかけたが、」
ダン アムネリスの婚約 トーラスの＜煙とパイプ亭＞の主人　兵役で片足をなくした
タンゲリヌス アムネリスの婚約 「──たまにはヌヌスやタンゲリヌスたちも顔を見せてくれる。」
タンゲリヌス アムネリスの婚約 ナリスの気に入りの学生　アルフリート・コント救出委員会の委員長
タンゲリヌス 美しき虜囚 アムブラの学生　カラヴィアのランの右腕　ナリスにアムブラの騒ぎを知らせた
タンゲリヌス 緋の陥穽 「いまはまだ大丈夫。ランとタンゲリヌスが必死におさえているわ。」
タンゲリヌス 緋の陥穽 アムブラの学生　ランの腹心　アルフリート救出委員会の委員長
タンゲリヌス 闇の微笑 アムブラの学生　「ランとヨナがいなければあとをたばねるのはタンゲリヌスとレティシアだと思う。」
チチアの王子 闇の中の怨霊 イシュトヴァーン　【生まれついて、『チチアの王子』とよばれるほどに、】
ディラン 美しき虜囚 ナリス付きの魔道師　「そこにいるか。ディラン」「参っております」
ディラン 緋の陥穽 ナリス付きの魔道師　「ディランは当分のあいだこちらへはお近づきできぬと申しております」
鉄仮面の男 美しき虜囚 フェリア庭園に隠された男　「鉄仮面の男でございますか。ナリスさま」
デルス　 闇の微笑 アムブラ地区商業ギルド支部長　アムブラ青年団の団長　商人　護民兵に水をかけて逮捕された
デン 闇の中の怨霊 （デンたち赤い街道の盗賊だって……あんなに俺が信頼していたのに）
デン アムネリスの婚約 ミダの森で殺された盗賊の生き残り　行方不明になっている
典雅の裁決者 アムネリスの婚約 【アルド・ナリスは中原の「典雅の裁決者」として名高かったが、】
トール 闇の中の怨霊 【アトキアのトールやましてやそのほかの副官たちでは、戦後の外交交渉はできなかったし、】
トール・ダリウ アムネリスの婚約 カメロンの旧友　アグラーヤから呼び寄せられてカメロンの説得にあたった
ドラン 美しき虜囚 クリスタル護民庁副長官　「護民長の副長官でおられる、ドラン閣下よりご命令をうけたので」
ドラン 緋の陥穽 護民副長官　過激派の私塾学生に拘束された
ドラン 闇の微笑 護民庁副長官　市庁舎の火災で死亡した
ニミア 美しき虜囚 カリナエ宮殿　リンダの侍女　「いえ、そうではないのよ、ニミア」
ヌヌス アムネリスの婚約 「──たまにはヌヌスやタンゲリヌスたちも顔を見せてくれる。」
ヌヌス 美しき虜囚 アムブラの学生　ナリスの熱狂的な崇拝者
ヌヌス 緋の陥穽 アムブラの学生　ランの腹心　ナリスの非常な崇拝者
ヌヌス 闇の微笑 アムブラの学生　内向的でみんなをひっぱっていくというタイプじゃない
ネリア　 アムネリスの婚約 カリナエの侍女　「─ああ、ネリア、この花を水に入れておいてあげてね」
ネリイ 闇の中の怨霊 ユラニアの三公女の次女　深夜にタルーの寝所を訪れて密談をした
ネリイ アムネリスの婚約 ユラニアの公女　「長男のタルーと次女のネリイだけの婚姻にとどめようとじたばたあがいた」
ネルヴァ 緋の陥穽 「委員長がリーナス長官、メンバーは私、ベック公、オヴィディウス侯、それにネルヴァ侯ということで確定してしまいまして。」
ネルバ候 美しき虜囚 司政官の最高位の貴族　町方の人事をとりしきる
ネルバ候 緋の陥穽 パロの大貴族　ネルヴァ塔をあずかる　民事の司政官
ネルバ候 闇の微笑 「ネルヴァ侯、ベック公ともどもただちに補償のほうの相談にかかってはいただけませんか。」
バーシア，(ﾊﾞｰｼｱ･ｺﾝﾄ) 闇の微笑 モーリス・コントの妹の女学生　ネルヴァ塔に軟禁された
バン・ホー 闇の微笑 アムブラの学生たちの中核　ヤヌス大橋のたもとにおしかけた
ビウィス 美しき虜囚 アムブラの学生　私塾会館にたてこもっている
ビウィス 闇の微笑 アムブラの学生たちの中核　ヤヌス大橋のたもとにおしかけた
ファイ 緋の陥穽 「私どもがナリスさまのためにうごいておりますことが、ファイ導師に気づかれはじめたようで」
フィルス アムネリスの婚約 沿海州でカメロンの副官だった　（沿海州で副官だったフィルスに頼んで集めてもらって）
フェイガン 美しき虜囚 カルファンの先代の王立学問所所長　ナリスの学問の師
フェイガン 闇の微笑 「オー・タン・フェイ老師やフェイガン老師などの有名私塾の塾長は」
フェリシア アムネリスの婚約 「それがフェリシア夫人をめぐる兄弟の内乱、という事件のすえに、」
フェリシア 美しき虜囚 ナリスのもと恋人　「あなたもあなたでフェリシア夫人とうつつをぬかして」
フルス 美しき虜囚 ナリスの執事　「フルスにいってクリスタル騎士団の本営へしらせを出し、」
フロリー 闇の中の怨霊 アムネリスの侍女　【あの娘──小さなフロリーもミロクを信じていたのだろうか。】
フロリー アムネリスの婚約 【非常に仲よく姉妹のように何もかも話していたフロリーに去られてからというものは】
ファーン，ベック公 美しき虜囚 「ベックと同じだよ──ベックの場合は武術にはげみ、愛する妻と子供たちに囲まれて、」
ファーン，ベック公 緋の陥穽 最近は邸にひきこもりがちなパロの大貴族　市庁舎事件のパロ騎士団の指揮官となった
ベック 緋の陥穽 「委員長がリーナス長官、メンバーは私、ベック公、オヴィディウス侯、それにネルヴァ侯ということで確定してしまいまして。」
ファーン，ベック公 闇の微笑 「ネルヴァ侯、ベック公ともどもただちに補償のほうの相談にかかってはいただけませんか。」
マール公 美しき虜囚 パロの大貴族　「これは、マール公、本日ご登城ですか。」
マール公 緋の陥穽 【マール老公とベック公とが、謁見の間にかけこんできて膝をついた。】
マール公 緋の陥穽 パロの王族　貴族及び王族のとりまとめをうけたまわっている
マール公夫人 アムネリスの婚約 「舞踏会─ああ、マール公夫人のね。面倒くさいな」
マギウス，(マギウス・ドラウクス) 美しき虜囚 アムブラ私塾連盟の議長　醜いが非常に印象的な顔だちをした若者　地方の裕福な庄屋の息子　王立学問所の入学試験をうけて落とされたので私怨をもっている
マギウス，(マギウス・ドラウクス) 緋の陥穽 アムブラ私塾連盟の指導者　若い学生　過激な主張で勢力を広げつつある
マギウス，(マギウス・ドラウクス) 闇の微笑 クリスタル市庁舎に人質を取って立てこもっている犯人　ナリスを崇拝している
マギウス，(マギウス・ドラウクス) 緋の陥穽 愛国私塾学生連盟代表　クリスタル市庁舎を占拠した
マギウス，(マギウス・ドラウクス) 闇の微笑 「マギウス・ドラウクス　市庁舎占拠・人質惨殺事件の首謀者としてその死体をさらすものなり。」
マックス，(マックス・リン) 闇の中の怨霊 ユラニアの公爵　モンゴール軍に市中の本部を提供した
マックス　　 闇の微笑 アムブラの学生　護民庁本部に軟禁されためぼしいもの
マリウス，アル･ディーン，(ディーン)，(ササイドン伯) 闇の中の怨霊 【──グインと巻毛のマリウスとともに旅した神秘の北方、しばらく滞在したサイロン─】
マリウス，アル･ディーン，(ディーン)，(ササイドン伯) アムネリスの婚約 吟遊詩人　タヴィアの夫　グインに頼るためケイロニアへ旅立った
マリウス，マルス，(マリウス･オーリウス) 闇の中の怨霊 【トーラスにいるおえらがたや小マルスなどの連中にもまったく親しみを持ったことはない。】
マリウス，マルス，(マリウス･オーリウス) アムネリスの婚約 【マルス伯爵も、アリオン伯爵もたちまちすっかりこのカメロンの手練手管にかかり、】
ミアイル アムネリスの婚約 アムネリスの弟　「また弟ぎみのミアイル殿下はケイロニアのシルヴィア皇女との婚約あい整ったときに」
ミアイル 闇の微笑 「片方でミアイル公子暗殺の指令を出されながら、その姉を」
ミール 闇の微笑 ヴァレリウスの手下の魔道師　「心話でミールが伝えてきております」
ミシア 闇の微笑 アムブラの学生たちの中核　ヤヌス大橋のたもとにおしかけた
ミディウス 闇の微笑 アムブラの学生　護民庁本部に軟禁されためぼしいもの
ムルラン 美しき虜囚 パロ近衛騎士団第二十小隊長　ナリスを水晶宮のレムスの居間に送りとどけた
メース 美しき虜囚 「公妃の寝室へお寝かせして、侍医のメースへつかいを出して。」
モーリス 緋の陥穽 「モーリスがいうのよ。あの人も王立学問所生だから」
モーリス，モーリス・コント アムネリスの婚約 アルフリートの弟　王立学問所内で兄の釈放を要求する運動をしている
モーリス，モーリス・コント 美しき虜囚 王立学問所の学生　アルフリートの弟
モーリス，モーリス・コント 闇の微笑 アムブラの学生　アルフリート・コントの弟
モルス 美しき虜囚 カレニアのモルス　クリスタル護民庁第十四中隊隊長　アムブラの騒ぎを静めるために介入した
ユナス アムネリスの婚約 アレナ通りの靴屋　姉が大公妃となり伯爵の身分を与えられた
ヨナ，ヨナ・ハンゼ アムネリスの婚約 ナリスのお気に入り　敬虔なミロク教徒で、一生を学問の女神に捧げている　
ヨナ，ヨナ・ハンゼ 美しき虜囚 王立学問所の学生　王立学問所はじまって以来の天才とうたわれた
ヨナ，ヨナ・ハンゼ 緋の陥穽 【カリナエへもよく遊びにやってくるカラヴィアのランやヴァラキアのヨナが】
ヨナ，ヨナ・ハンゼ 緋の陥穽 ランの親友　怜悧な物静かな天才青年　ミロク教徒
ヨナ，ヨナ・ハンゼ 闇の微笑 アムブラの学生　天才的頭脳を持つ　ネルヴァ塔の地下牢に監禁された
ラーナ，(ラーナ・アル・ジェーニア)，(ラナ) アムネリスの婚約 「ジェニュアでラーナ妃殿下のお相手をつとめなくてはなりませんのよ」
ラーナ，(ラーナ・アル・ジェーニア)，(ラナ) 美しき虜囚 「ラーナおばさまは別として─聖王家の最長老なのですもの」
ラーナ，(ラーナ・アル・ジェーニア)，(ラナ) 美しき虜囚 ナリスの生母　政略結婚で甥である年下のアルシス王子のもとに嫁がされた事を恨みに思っている
ラーナ，(ラーナ・アル・ジェーニア)，(ラナ) 緋の陥穽 大公妃　ナリスの母　仰々しさを好む　【年老いたラーナ妃であってみれば、】
ライアー 美しき虜囚 パロの近衛長官　宮廷の治安の責任者　「すっかりごぶさたいたしてしまっております、ライアー長官」
ライアー 闇の微笑 パロ近衛騎士団長　「お前は近衛騎士団団長ライアー伯爵をここへお呼びせよ」
ライス 緋の陥穽 護民長官　男爵　過激派の私塾学生に拘束された
ライス 闇の微笑 護民長官　男爵　市庁舎の火災で死亡した
ライヌス アムネリスの婚約 カリナエの侍従　「あとでライヌスに残念ですけれどといって二人とも欠席の返事をさせておくわ」
ラン アムネリスの婚約 「まだカラヴィアのランのほうがよいですね。ランのほうがわたくしには男に見えます。」
ラン 美しき虜囚 カラヴィアのラン　オー・タン・フェイ老師の私塾の塾頭　アムブラの学生たちのリーダー
ラン 緋の陥穽 【カリナエへもよく遊びにやってくるカラヴィアのランやヴァラキアのヨナが】
ラン 緋の陥穽 「いまはまだ大丈夫。ランとタンゲリヌスが必死におさえているわ。」
ラン 緋の陥穽 オー・タン・フェイ私塾の塾頭　アムブラの学生たちのリーダー
ラン 闇の微笑 アムブラの学生たちのリーダー　ネルヴァ塔の地下牢に監禁された
ランズベール侯，リュイス 美しき虜囚 司政官の最高位の貴族　貴族の人事をとりしきる由緒ある家柄の大貴族
ランズベール侯，リュイス 緋の陥穽 パロの大貴族　貴族の人事をあずかる司政官　ナリスがランズベール塔に軟禁されたことをリンダに知らせた
ランズベール侯，リュイス 闇の微笑 ランズベール塔の主　【ランズベール侯に名をつげて面会を申入れ、】
リ・ハン 闇の中の怨霊 ユラニアの官房長官　オー・ランと遠縁にあたる　アリの陰謀に巻き込まれた
リー 緋の陥穽 【カルという姓氏はキタイではオー、あるいはリーと同じくきわめてありふれたものであり、】
リーナス アムネリスの婚約 パロの聖騎士伯　ヴァレリウスの主人　クリスタル市中の遊び歩きに詳しい
リーナス 美しき虜囚 パロの王室官房長官　伯爵　「おお、リーナス、ひさしぶりだね。」
リーナス 美しき虜囚 「…かわいそうに、リーナス──君の気の毒な正直者のご主人のことを疑ったことなど」
リーナス 緋の陥穽 レムスに好意的なパロ官房長官　市庁舎事件の対策委員会の設置をまかされた
リーナス 緋の陥穽 「委員長がリーナス長官、メンバーは私、ベック公、オヴィディウス侯、それにネルヴァ侯ということで確定してしまいまして。」
リーナス 緋の陥穽 「リヤ大臣の遺児リーナスといえば官房長官だし、」
リーナス 闇の微笑 ヴァレリウスの主君　パロの官房長官　太平楽の貴公子　善良だけがとりえのお坊ちゃん
リーロ，リーロ・ソルガン 闇の中の怨霊 アルセイスに住む少年　十歳　少年らしい美徳をすべてそなえた少年
リーロ，リーロ・ソルガン アムネリスの婚約 ユラニアの少年　【カメロンはイシュトヴァーンをリーロを失ったいたでから回復させるのに】
リギア アムネリスの婚約 パロの女騎士で聖騎士　ナリスの乳きょうだい　マルガに伯爵領を持つ
リギア 美しき虜囚 「私がさいごまでしゃべる前にリギアは駄目ですね、といったのよ。」
リギア 美しき虜囚 パロの女聖騎士伯　【そのあとは、ルナンの家でリギアと乳兄妹として育てられたのだが、】
リギア 緋の陥穽 パロの聖騎士伯　アムブラのことをよく知っている
リギア 闇の微笑 パロの女伯爵　アムブラとナリスを引き合わせた責任を感じている
リヌス 美しき虜囚 ナリスの旗本隊の当直長　「リヌス、私はクリスタル公だ。かれらは私の民なんだよ」
リヤ アムネリスの婚約 【現在の聖騎士伯リーナスの父であるリヤ大臣に拾われて】
リヤ 美しき虜囚 ヨナをヴァラキアからつれてきた当時の大臣　ヨナの才能を見込んで王立学問所で学ばせた
リヤ 美しき虜囚 「わたくしはリーナス卿の父上リヤ大臣のおなさけをうけましてこのように人がましく」
リヤ 緋の陥穽 （リヤ大臣はまったくあの古代機械の操作など知ってはおらぬのだ。）
リヤ 闇の微笑 【リーナスの父リヤ大臣にひろわれ、その助けによって学問をまなぶことができるようになった】
リヤ 闇の微笑 「結局リーナスの父リヤ大臣が宰相として万事を仕切っていたからこそ、」
ランズベール侯，リュイス 美しき虜囚 パロのランズベール侯　「これはリュイス殿、こなたも見えられたか」
ランズベール侯，リュイス 緋の陥穽 「ランズベール侯リュイス殿！」
リンダ 闇の中の怨霊 【かつてともにノスフェラスの砂漠をかけぬけたリンダやレムスも──】
リンダ 闇の中の怨霊 【美女の名もたかいパロの王姉リンダのような女性だったら】
リンダ アムネリスの婚約 クリスタル公妃　人妻の落ち着きとあでやかさをかねそなえはじめた
リンダ 美しき虜囚 国王姉　クリスタル大公妃　パロの第一王位継承権者
リンダ 緋の陥穽 「カル＝モルがあの子をえらんだのだ。レムスがそれを手にすれば、」　──リンダの予知のことば
リンダ 緋の陥穽 パロの国王姉　クリスタル大公妃　レムスに会うために宮廷に伺侯した
リンダ 闇の微笑 レムスの姉　予言者　ノスフェラスでイシュトヴァーンの将来を予言した
リンダ・アルディア・ジェイナ アムネリスの婚約 パロの国王姉　クリスタル公妃　十八になったばかりの美姫
リンダ・アルディア・ジェイナ 緋の陥穽 「国王姉、第一王位継承権者、クリスタル大公妃リンダ・アルディア・ジェイナ殿下」
ルイ　　 闇の中の怨霊 イシュトの小姓　【小姓のルイもあわてて首をふった。】
ルーイン 緋の陥穽 クリスタル市長代理　過激派の私塾学生に拘束された
ルーイン 闇の微笑 クリスタル市長代理　市庁舎の火災で死亡した
ルカ，世捨て人のルカ 緋の陥穽 「ロカンドラス、グラチウス、ルカ、アグリッパら名だたる大上級魔道師たちが」
ルダス 闇の中の怨霊 モンゴール軍第五班の班長　カダインのルダス　イシュトの近習
ルナン アムネリスの婚約 リギアの父の聖騎士侯　パロ先代の内乱で聖騎士侯としてただ一人アルシス王子に従った
ルナン 美しき虜囚 ナリスの教育係　【そのあとは、ルナンの家でリギアと乳兄妹として育てられたのだが、】
ルナン 緋の陥穽 パロの聖騎士侯　【発言したのはルナン聖騎士侯であった。】
ルナン 闇の微笑 【ガルムの如く激怒した聖騎士侯の長老たるルナンが、当然かみついてこようし、】
ルビニア 闇の中の怨霊 オル・カンの三女　人間クジラ　ことばもひとがましい感情もうしなっている
レティシア 美しき虜囚 アムブラの女学生　ランとともにアムブラの騒ぎを静めようとしている
レティシア 闇の微笑 アムブラの女学生　気性は激しいがひとを煽動はしない
レムス 闇の中の怨霊 【かつてともにノスフェラスの砂漠をかけぬけたリンダやレムスも──】
レムス 美しき虜囚 パロ王　カルファンとともにパロに王政復古を導入しようとしている
レムス 美しき虜囚 「国王、レムス一世陛下、ご出御！」
レムス 緋の陥穽 「カル＝モルがあの子をえらんだのだ。レムスがそれを手にすれば、」　──リンダの予知のことば
レムス 緋の陥穽 パロ国王　ナリスを大逆の罪の疑惑でランズベール塔に幽閉した
レムス 闇の微笑 パロ国王　パロに絶対王政をとりもどそうと考えている
レムス一世 アムネリスの婚約 パロ王　きわめて気難しい　このところ、きわめて態度がやわらいでいる
レムス一世 闇の微笑 「アライン夫人、ドラン夫人、ライス男爵夫人とそのご令嬢か。──パロ国王レムス一世である。」
ロイ 闇の微笑 ヴァレリウスの手下の二級魔道師　リーナスとの連絡係としてつけられた
ロータス公，(ﾛｰﾀｽ･ﾄﾚｳﾞｧｰﾝ)，(ﾛｰﾀｽ･ﾄﾚｳﾞｧﾝ) アムネリスの婚約 ヴァラキア大公　モンゴールへカメロンの推挙状を書いた
ロータス公，(ﾛｰﾀｽ･ﾄﾚｳﾞｧｰﾝ)，(ﾛｰﾀｽ･ﾄﾚｳﾞｧﾝ) アムネリスの婚約 ヴァラキア大公　カメロンの説得にあたった
ロカンドラス，(北の賢者)，(三大魔道士)，(見者) 闇の中の怨霊 一匹狼といわれる偉大な魔道士　賢者
ロカンドラス，(北の賢者)，(三大魔道士)，(見者) 美しき虜囚 「大導師アグリッパも、そして北の賢者ロカンドラスも、そしてドールの司祭グラチウスも、すべて魔道をきわめたものはいつかは」
ロカンドラス，(北の賢者)，(三大魔道士)，(見者) 緋の陥穽 「ロカンドラス、グラチウス、ルカ、アグリッパら名だたる大上級魔道師たちが」
ロカンドラス，(北の賢者)，(三大魔道士)，(見者) 闇の微笑 伝説の三大魔道師　北の賢者　「ロカンドラスは何処にいる？」
ロルカ 緋の陥穽 「ギルドと抵触せぬ範囲での御用はつねにうけたまわります。私もディランもロルカたちも」
ロルカ 闇の微笑 ヴァレリウスの前にあらわれた上級魔道師　「ロルカさま。報告は一ザンのちに直接とお伝え下さい」
ロン，(赤目のロン)，(タンガスのロン) 闇の中の怨霊 アリの右腕　ごろつきの傭兵くずれ　赤目のロン　残忍なことが好み