29巻 闇の司祭

MAGUS OF THE MACABRE


第一話 運命への道
第二話 魔の潜む宮(一)
第三話 魔の潜む宮(二)
第四話 闇の司祭

『アルセイスの秘密』へ あらすじ 『サイロンの豹頭将軍』へ

 クムではアムネリスがイシュトヴァーンの手引きによりアムネリア宮から脱出した。
 グインはサウル皇帝とともにアルセイスに入り、ユラニア大公オル・カンと名高いユラニアの三醜女に対面していた。三公女の侍女ネリイはユラニアはケイロニアとの戦いをしたことはないと強弁し、グインを客人としてもてなそうとする。グインは副官のトールに、自分の真の敵はユラニアではなく、それを操る黒魔道師であり、目的はその敵と対決することであると告げる。
 グラチウスはにせグインの姿を取って現れ、グインをユラニアの宮廷内に案内する。そこで繰り広げられるさまざまな陰謀計略を見せることによりグインの心を動かそうとするが、グインは全く動じない。グラチウスはグインをノスフェラスに運び、グインを待つ勇者ドードーと、死の間際のセムの長老ロトーの姿を見せる。しかし、グインはグラチウスの企みを看破し、グラチウスと対決する。


ユラニアの三公女登場です。ご丁寧に設定資料風のイラストが入っています。エイミアとネリイはまあなんとか人類ですが、ルビニアは凄いですね。足がほとんどないし。ネリイの顔つきも面白いですね、絵描きさんというのはこの手の顔が好きなんでしょうか?アリストートスなんて何度もイラストに入ってますから。

とりあえずユラニア宮廷のご紹介です。有名な三公女、青髭、宮廷内の悲喜劇…そういえば喜劇と悲喜劇とさまざまなドラマって章タイトルありましたね、もうちょっと後だったと思いますが格好いい章タイトルだと思った記憶があるので覚えていました。

グイン対グラチウスは次に続きます(2010年3月 9日)