表紙はイシュトヴァーン…なのですが、帯に隠れた手に提げているのは生首ですよね。かなり生々しい表紙です。
キリ番の巻ですが、今回はグイン大活躍とまではいえないですね。王様になってからのグインは堂々たる大人物で（シルヴィアのこと以外は）動じることもなく、なんでも自分の思うとおりに物事を進めていく万能者になっています。
動揺したり懇願したりするヴァレリウスと対応する時も、悠然とすべてを心得た風で、やはり王様が性に合っているんでしょうね（笑）
THE FLYING OF THE FATE
| 第一話 戦火の中原 第二話 劫火 第三話 ドールの子 第四話 ヤーンの翼 |
ダーナム郊外ではじまったパロ内戦はダーナム周囲で戦いが続いていたが、ナリス軍は武将の少なさで苦戦する。イシュトヴァーンは突然ゴーラ軍の前に現れたタルーを追いかけ、サンガラ山中に入る。サンガラ山中でタルーを捕らえたイシュトヴァーンは、タルーを拷問にかけ、タルーに軍勢を貸したのがサウルと名乗る老人であったことを知る。イシュトヴァーンはタルーを斬り、進軍を再開する。タルーを殺害したイシュトヴァーンはタルーに軍勢を与えた人物の手がかりを得るべくイレーンの街に向かうが、情報を得ることが出来ず、パロへ向かって進軍する。そのイシュトヴァーンの軍勢の前に謎の軍勢が現れるのだった。
一方、サイロンから出陣したグインはワルスタット候領に入り、パロ国境のワルド城に陣をはる。そのグインのもとにカレニアのナリスから面会を要請する使者が送られる。ひきつづきクリスタルのレムスからも会談の申し入れが入り、グインは双方に会うことを決める。カレニア政府は宰相ヴァレリウスをグインへの使者として送り、グインとヴァレリウスは会談をする。グインはキタイで知ったヤンダル・ゾッグの中原侵略の野望をヴァレリウスに教え、ヴァレリウスは自分たちの戦いが正しかったことを知る。
表紙はイシュトヴァーン…なのですが、帯に隠れた手に提げているのは生首ですよね。かなり生々しい表紙です。
キリ番の巻ですが、今回はグイン大活躍とまではいえないですね。王様になってからのグインは堂々たる大人物で（シルヴィアのこと以外は）動じることもなく、なんでも自分の思うとおりに物事を進めていく万能者になっています。
動揺したり懇願したりするヴァレリウスと対応する時も、悠然とすべてを心得た風で、やはり王様が性に合っているんでしょうね（笑）
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