登場人物リスト　その１１（「ドールの時代」〜「ゴーラの一番長い日」）　

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名前 作品 備考
アール・ダリウ 異形の明日 「アグラーヤ公使アール・ダリウ副提督。同じくアグラーヤ特別使節団団長ミロ・ヴァルド侯爵閣下。」
アウルス ゴーラの一番長い日 ケイロニア十二選帝侯　重臣会議で軽々しくは動けぬと発言した【どっしりと苦笑したのはケイロニアの重鎮、アンティーヌ侯アウルス・フェロンであった。】
アウレリア ドールの時代 ナリスに思いを寄せている　若いタラント聖騎士伯といい仲
アウレリアス ドールの時代 「あのアウレリアスとの決闘、あのときにもあなたは傷をおわれたが、」
ドールの時代 【結婚前の、カラヴィア公の子息アドリアン子爵や、アウレリアス聖騎士伯の華麗な恋のさやあて─】
アキレウス ゴーラの一番長い日 ケイロニアの皇帝　ゴーラの様子を静観することにした
アグリッパ 異形の明日 ＜大導師＞　三千歳のよわいをかさねたという大魔道師
アドリアン ドールの時代 【結婚前の、カラヴィア公の子息アドリアン子爵や、アウレリアス聖騎士伯の華麗な恋のさやあて─】
アニミア 異形の明日 リンダの女官長　ひとがよい　（そんなことをいわれても、デビ・アニミア）
アムネリス ドールの時代 「モンゴール軍が、あなたを探していたのは、あなたを公女将軍アムネリスと結婚させるためであって、」
ガルムの標的 モンゴールの女大公　右府将軍イシュトヴァーンとの婚約を正式に発表した
紅玉宮の惨劇 モンゴールの女大公　イシュトと結婚の誓いをすませた
ゴーラの一番長い日 モンゴールの女大公　（──早急にアムネリス大公にこの件を告げて、）
紅玉宮の惨劇 「われらがモンゴール第二代大公、アムネリス・モンゴール殿下とは、」
アライン ドールの時代 子爵　市庁舎事件で死亡　「気の毒なアライン子爵をともに殺せ、と私に命じられたことも─」
アリストートス ガルムの標的 モンゴール参謀　イシュトをアルセイスの三公子三公女の合同結婚式に呼出すため、トーラスに戻った
ガルムの標的 モンゴールの参謀　モンゴール宮廷にアルド・ナリスの悲劇的な災難の情報をもたらした
紅玉宮の惨劇 イシュトヴァーンの謎めいた参謀
紅玉宮の惨劇 「参謀長アリストートス卿が急用で内密にお目にかかりたいとおみえになりました」
紅玉宮の惨劇 モンゴールの参謀長　タルーと組んでアルセイスで婚礼の席での陰謀をたくらんだ
ゴーラの一番長い日 イシュトヴァーンの軍師　紅玉宮の惨劇をたくらんだ
ゴーラの一番長い日 イシュトヴァーン将軍の右腕　最近なにかとその名が、かんばしくない情報とともにのぼっている
アリアス ドールの時代 アムブラの聖カシス塾の塾長　連行された
アリアス 異形の明日 マギウスの所属していた聖カシス塾の塾頭　ダネインの流刑が決定した
アリオン 紅玉宮の惨劇 カダイン伯爵　副使として青騎士団をひきいてアルセイスに向かう
アリオン ゴーラの一番長い日 モンゴール騎士団　青騎士団をひきいる
アリオン ゴーラの一番長い日 「アリオンの旦那と同じ程度には頼りになるよ、お前さんは。」
アリス ガルムの標的 ダンの妻　「大丈夫です。アリスは下で台所を手伝っていますから」
アリス 紅玉宮の惨劇 ダンの婚約者　ケガをしたダンにずっとつきそっている
アル･ディーン 異形の明日 「アル・ディーンもそういっていたけれど、逃げていったよ」
紅玉宮の惨劇 マリウスの本名　アルド・ナリスの出奔した弟　いまパロに戻れば第三王位継承権者　
アル・リース ドールの時代 「黒竜戦役の折にも、もっと古くアルシス─アル・リース内乱の折にも、」
アルヴィウス 紅玉宮の惨劇 モンゴールの将軍　黒竜戦役の戦争責任者として処刑された
アルシス ドールの時代 「黒竜戦役の折にも、もっと古くアルシス─アル・リース内乱の折にも、」
アルシス 異形の明日 【信心深いとはとうていいえぬアルシス大祭司長が就任することによって、】
アルシス 異形の明日 「父アルシス祭司長のうらみをのんであなたはずっと待ちかまえていたのでしょう──」
アルド・ナリス ドールの時代 パロの宰相　クリスタル大公　カル・ファンの拷問をうけ重体　
アルド・ナリス 異形の明日 パロの宰相　クリスタル大公　片足を切断し、ランズベール塔で寝たきりになっている
アルド・ナリス ガルムの標的 パロのクリスタル大公　大逆の疑惑でランズベール塔内で苛酷な拷問を受け、片足を切断された
アルド・ナリス 紅玉宮の惨劇 パロのカギを握るクリスタル大公
アルド・ナリス ゴーラの一番長い日 宰相の職を右足を失う大難のためにしりぞき、湖畔のマルガで病の身を養っている
アルドロス三世 異形の明日 レムスの父　クリスタル公におとらず開明的な人物であった　謁見の儀式を平易で平民的なしきたりに改正した
異形の明日 「パロの聖王アルドロス三世には、パロの平和と繁栄を約束するだろうと予言された≪パロの二粒の真珠≫が誕生した」
アルノー ドールの時代 ナリスづきの魔道師　「アルノーにせよディランにせよ、自分の関知せぬうちにあなたがカル・ファンの手におちたのだったら、」
アルノー 異形の明日 ナリスの腹心の魔道師　「アルノー。いま、ここに来られるか。」
アルフリート ドールの時代 「アルフリート・コントにはあなたは縁もゆかりもない。」
ドールの時代 王立学問所もと助教　子爵　ランズベール塔に長く幽閉されている
異形の明日 異端の罪により幽閉中　『ヤヌス十二神と宗教』　かつて颯爽たる若き王立学問所のホープだった
異形の明日 王立学問所もと助教　獄中にて病を得、保釈をまたずみまかった
アルマリオン ゴーラの一番長い日 ケイロニア　金狼将軍　重臣会議でファイオス将軍に賛成した
アルミナ ドールの時代 聖王レムス一世の婚約者　アグラーヤの王女　ひと月以内に婚礼がおこなわれることが発表された
アルミナ 異形の明日 レムスの婚約者　アグラーヤの王女　明るくやさしく、つつましい気性
アルリウス ドールの時代 （ランもヨナもヌヌスも、アルリウスもタンゲリヌスも──少しでもかしらだっていると思われた学生、助教はみな投獄された。）
アルリウス 異形の明日 ネルバ塔にとらわれている学生　（どれにアルリウスがいるのだろう…あと、バン・ホーに、タンゲリヌスに、ヌヌスは……）
イヴァン ゴーラの一番長い日 【気に入りの小姓のイヴァンがさっと火酒のつぼを差し出す。】
イシュトヴァーン ドールの時代 レムスとともにノスフェラスにいた　いまやモンゴールの事実上の支配者
イシュトヴァーン 異形の明日 「イシュトヴァーンも──そしてリギアもね。……私が魔王なわけじゃない。」
イシュトヴァーン ガルムの標的 モンゴール右府将軍　いっときのひどい痩せ方から回復し、ずいぶんと健康そうに見えるようになった
イシュトヴァーン 紅玉宮の惨劇 空に赤いサソリの星があらわれた。　　──イシュトヴァーン王のサーガより
イシュトヴァーン 紅玉宮の惨劇 モンゴールの右府将軍　アムネリスと結婚の誓いをすませ、クム公子とユラニア公女の合同結婚式に出席するためアルセイスに向かった
イシュトヴァーン 紅玉宮の惨劇 「──そしてお前はゴーラの王イシュトヴァーンとなる！」
イシュトヴァーン 紅玉宮の惨劇 「ヴァラキアではすでに、吟遊詩人の一番数多く歌うサーガが『イシュトヴァーン・サーガ』と呼ばれているくらい、ご高名であられます。」
イシュトヴァーン ゴーラの一番長い日 モンゴールの右府将軍　タルー公子の要請を受け、ユラニア軍を率いて出兵した
ヴァレリウス ドールの時代 サラエムのヴァレリウス　魔道師　今度副宰相で伯爵に大抜擢された
ヴァレリウス 異形の明日 パロの副宰相　一級魔道師から、導師試験を受ける資格をもつ上級魔道師に進級した
ヴァレリウス 異形の明日 「ヴァレリウス伯爵。──義兄、前宰相、クリスタル大公アルド・ナリスの推挙により、本日付けでそのほうを次期パロ宰相に任命したいと思う。異存あるまいな」
ヴァレリウス ガルムの標的 サラエムのヴァレリウス　クリスタル大公の推挙で、パロ史上初のの魔道師宰相となった
ヴァレリウス 紅玉宮の惨劇 あらたに中原の情勢のキーポイントとして浮上してきた魔道師宰相
ヴァレリウス ゴーラの一番長い日 パロに登場した新宰相　もと上級魔道師　ナリスにアルセイスでの事件について相談した
ヴァン 紅玉宮の惨劇 カメロンの小姓　「ヴァン。おい、ヴァン」「はい。カメロン閣下」
ウルス ガルムの標的 （すでにやつはサルジナのウルスをつかってイシュトをはずかしめさせた──）
ヴルス ドールの時代 カル・ファンのうしろだての魔道師　「ヴルス魔道師はとうてい魔道師ギルドの主流とはいえないのだから、」
ヴルス ドールの時代 レムスについていた魔道師　下級導師　カル・ファンの問題で失脚した
ウルリタ ドールの時代 クリスタル市民　（布屋のウルリタの弟も連れてゆかれたままだといっていたな…）
エイミア 紅玉宮の惨劇 ユラニアの第一公女　墓場のイトスギ　ユラニアきってのどケチの変人
エイミア ゴーラの一番長い日 【ネリイ自らが出馬して、オル・カン大公夫妻とエイミア、ルビニア両公女が死んだことを告げ、】
エマ 異形の明日 アルゴスの女王　リギアをいつもかわいがっていた
エリアル　 ガルムの標的 カメロンの部下　「エリアルがちょっと重傷です。でもいのちは助かるでしょう。」
オヴィディウス ドールの時代 【リーナスやオヴィディウスが見ても驚愕するほどの変貌をとげてしまっていた。】
オヴィディウス ドールの時代 オー・タン・フェイを逮捕に来た聖騎士侯　リギアと聖騎士団の同僚
オヴィディウス 異形の明日 パロの聖騎士侯　リギアを国家と国王への反逆容疑で逮捕し、自宅に軟禁した
オー・タン・フェイ ドールの時代 アムブラの私塾の塾長　キタイ出身の老学者　温厚で哲学的
オー・タン・フェイ 異形の明日 アムブラの私塾の老師　クリスタル市からの追放処分が決定した
オー・ラン 紅玉宮の惨劇 「オー・ランのいない現在、ユラニアでまともな武将といってはネリイだけだ。」
ゴーラの一番長い日 【何十年にもわたって、勇武の武将といってはまさに＜青髭＞オー・ランに頼り切り、】
オーガスト ゴーラの一番長い日 モンゴール─ユラニア軍の前衛を仕切る隊長　「オーガストです。第四隊長の」
オーノ ガルムの標的 もぐり魔道師　【例のもぐり魔道師オーノの云い出したものであったが、】
オーノ 紅玉宮の惨劇 アリがイシュトのうしろにつけている魔道師　毒薬使いの達人
オクタヴィア 紅玉宮の惨劇 「ユラニア貴族の娘ユリア・ユーフェミアとアキレウス皇帝とのあいだの娘、オクタヴィアです。」
ガルムの標的 ゴダロ一家の嫁　【きょうあすにも生まれそうな大きなおなかをかかえた若い女──マリウスの妻のタヴィアであった。】
紅玉宮の惨劇 【当面はそれで産褥のタヴィアや＜煙とパイプ亭＞のダンたち一家のほうは一応安泰になったのだ。】
オリー ガルムの標的 ダンの母　【前かけで粉だらけの手をはたきながらとんできたオリーばあさんは、】
オリー 紅玉宮の惨劇 「ちょうどオリー母さんは、店をそろそろあけるさんだんもしたいし、」
オリー・トレヴァーン ガルムの標的 （──あの馬鹿のオリー・トレヴァーン、イフキリアのコルヴィヌス、クムの第一公子タルー、そして─）
紅玉宮の惨劇 【飽食の神バスそのひとのようなあのヴァラキア人、オリー・トレヴァーン公弟と同じ何かの】
オル・カン 紅玉宮の惨劇 ユラニア大公　【気の小さいオル・カン大公もその大公妃も、】
オル・カン ゴーラの一番長い日 ユラニア大公　タルーとネリイの暴挙の軍の刃にうたれた
オルロック ガルムの標的 （アグラーヤの王ボルゴ・ヴァレン、トラキアのオルロック伯爵夫妻、そして俺の旧友、アグラーヤのトール・ダリウ提督）
オロ ガルムの標的 「ことが無事に落着したら必ず死んだオロ兄貴の名誉にかけてすべて話す。」
オン・ト ゴーラの一番長い日 クムの武将　中隊長　リー・ダン隊の副隊長
カイ 異形の明日 ナリスの小姓　「カイに教えてもらってイラス通りのサムの家というのを教えてもらい、」
カイ 異形の明日 ナリスの気に入りの小姓　日がわりでランズベール塔につきそっていた
カイ ゴーラの一番長い日 ナリスの小姓　ヴァレリウスの訪れをナリスに伝えた
ガウス　　 異形の明日 カリナエの家令　夫婦の留守を精魂こめて守っていた
ガタルス 異形の明日 アムブラの学生　「甘いな、ガタルス。しばらくの辛抱だという考えも甘い。」
ガド ゴーラの一番長い日 イシュトの命令で集められたガブラル市民　ならずものふうの馬方
ガフ，(赤目のガフ) ガルムの標的 片耳のガフ　アリの子分　「ルブリウスの病に骨がらみの片耳のガフとも全然違う。」
カメロン ガルムの標的 モンゴールの新しい左府将軍　イシュトをアリの魔手から守るため、陰謀の証拠を探してかぎまわっている
カメロン 紅玉宮の惨劇 モンゴールの左府将軍　イシュトからアリの脅威を取り除くため、トーラスで活動している
カメロン ゴーラの一番長い日 モンゴールの左府将軍　モンゴールのなかで独自の活動をくりひろげようとしている
カメロン ゴーラの一番長い日 「いま、カメロンがいてくれりゃ、どんなに楽かと」
カリス　 異形の明日 マルガにいるリギアの乳母　ナリスが黒竜戦役の時に身を隠していた
カル＝モル ドールの時代 レムスに憑依した魔道師の死霊　「カル＝モルはどこにも存在しなくなりました」
異形の明日 「確かに魔道師ギルドが『カル＝モルの憑依が消失した』かもしれない、と考えるのも」
ゴーラの一番長い日 レムスにとりついているキタイの魔道師の怨霊
カル・ファン ドールの時代 ナリスをランズベール塔で拷問した僧　自害したレムスの家庭教師　アルド・ナリスを拷問し重傷を負わせた
異形の明日
カロン ドールの時代 魔道師ギルドの大総帥　伝説の大導師　百年のあいだひとたびも魔道師の塔から出たことがない
カロン 異形の明日 魔道ギルドの大導師　ヤヌス大神殿とギルドが結ぶことに賛成している
カロン 異形の明日 魔道師ギルドの大導師　ヴァレリウスを魔道師ギルドから仮除名しレムスに身柄をあずけた
カロン ガルムの標的 ダンの親友　「ダンとカロンがマリウスに知恵をかしてくれと相談してきて、」
カロン 紅玉宮の惨劇 「ダンから、デンがカロンと姿を消そうとしたときのようすをもういっぺん詳しくきいとけ。」
カロン ゴーラの一番長い日 （カロン自身の恐ろしい惨殺、ダン一家を皆殺しにしようとしたときのこと──）
カロン ゴーラの一番長い日 魔道師ギルドの大導師　「当然君も、そしてカロン大導師たちも考えているはずのことだが、」
ギース 異形の明日 ジェニュアの先代の祭司長　政治には不介入の方向だった
ギール ドールの時代 一級魔道師　ナリスに魔道師ギルドとの連絡係として仕えることになった
ギール 異形の明日 ナリス付きの魔道師　「ギール。ギール」「おそばにおります」
ギール ゴーラの一番長い日 ナリス付きの魔道師　「ギールも下がっていてくれ」
ギラン ゴーラの一番長い日 ケイロニア十二選帝侯　重臣会議でアルセイスでの暴挙を憂慮した【温厚なアトキア侯ギランが憤慨にたえぬ、という口調で口火を切るのはいつもの重臣会議のならわしだ。】
ギリウス 異形の明日 ≪お喋り≫リーナスの聖騎士伯仲間
グイン ドールの時代 「ノスフェラスでケイロニアのグイン将軍に助けられて……というお話」
グイン ドールの時代 レムスとともにノスフェラスにいた　のちにケイロニアの黒竜将軍となる謎の人物　豹頭
グイン ガルムの標的 「ケイロニアの豹頭将軍グインのもとに、知恵と力をかりるために旅立っていった。」
グイン ガルムの標的 「俺は─グインもリーロも──デンたちもみんな俺を捨ててったとそればかり考えて怒ってた。」
グイン 紅玉宮の惨劇 大国ケイロニアを左右する豹頭将軍
グイン ゴーラの一番長い日 ケイロニアの豹頭将軍　シルヴィア皇女探索のために不在　「──まして、グイン将軍も不在の折であることですし…」
グイン ゴーラの一番長い日 【いまの彼をとどめうるものはただ一人、おそらくはケイロニアのグインだけであっただろう。」
グラチウス ドールの時代 「伝説的なる＜闇の司祭＞グラチウス、黒魔道師の元締めともいうべきグラチウスでありました。」
異形の明日 「……しかも＜闇の司祭＞グラチウスさえも敵方にいるのかもしれない。」
クリスタル公 ドールの時代 パロの文官の長　ベック公の上司　最終決定権はクリスタル公に集中している
ゴーラの一番長い日 【クリスタル大公のように、護衛の騎士たちに守られた勇猛、大軍をたくみに切り回すという意味での名将、】
紅の密使 ゴーラの一番長い日 「私のもとに≪紅の密使≫としてあらわれたヴァラキアの若者──」
紅の傭兵 ゴーラの一番長い日 【現実的な＜紅の傭兵＞イシュトヴァーンには、また実のところタルーたちよりもずっと】
クン ガルムの標的 カメロンの部下　「クンとサムエルとミカエルがこっそり追尾していますから、」
クン 紅玉宮の惨劇 カメロンの部下　「──クンたちの報告がきたらとりあえず＜煙とパイプ亭＞をのぞいてみろ。」
ケルス ガルムの標的 ＜煙とパイプ＞亭の馴染み客　「ケルスさんたちもきてたんだけど……」
ケント ゴーラの一番長い日 イシュト親衛隊の第二隊長　【第二中隊をひきいる第二隊長はケントである。】
ゴダロ ガルムの標的 【日のあたるところに毛布でくるまれて腰掛けていた、盲目のゴダロ老人が、カメロンの特徴ある声をさっそくききわけて、】
コルヴィヌス ガルムの標的 （──あの馬鹿のオリー・トレヴァーン、イフキリアのコルヴィヌス、クムの第一公子タルー、そして─）
コント ドールの時代 パロの男爵　三人の子供たちすべてを牢につながれてしまった
コント 異形の明日 マール公の遠い血縁　あいついで二子息を失った
サイデン ガルムの標的 モンゴールの宰相　トーラスの宮殿を仕切っている
サイデン 紅玉宮の惨劇 モンゴールの宰相　イシュトとアムネリスの婚約を市民に発表した
サイデン ゴーラの一番長い日 【サイデンとアムネリスだけでは、ああだこうだ云っているだけで、】
サウル 紅玉宮の惨劇 「サウル皇帝の死去により、中原でいっときは最盛を誇ったゴーラの皇帝家の血筋は消滅した。」
サム　 異形の明日 「カイに教えてもらってイラス通りのサムの家というのを教えてもらい、」
サムエル ガルムの標的 カメロンの部下　「クンとサムエルとミカエルがこっそり追尾していますから、」
サムエル 紅玉宮の惨劇 カメロンの部下　ほっそりした長身　傭兵のリストをカメロンに渡した
サリアの公子 ガルムの標的 （サリアの公子の名をほしいままにしていた世にも華麗な貴公子が、片足を失い、）
サルビア・ドミナ 異形の明日 クムの絹、パロのレースを用いたリンダのウエディング・ドレスをデザインしたデザイナー
シリア ドールの時代 ランズベール侯の娘　ナリスにこっそり思いを寄せているので有名
シルヴィア ドールの時代 「今回のシルヴィア皇女誘拐につきましても、ダリウス大公を最終的に動かしたのが」
シルヴィア 紅玉宮の惨劇 「いま行方不明のシルヴィア皇女は私の妹」
シルヴィア ゴーラの一番長い日 アキレウス帝の唯一の愛娘　拉致されてから数ヶ月を数える
白い悪魔 ゴーラの一番長い日 イシュトヴァーンに与えられた異名
スカール 異形の明日 「それはもちろん、スカールどのをたよってということね？」
スカール ガルムの標的 （スカール殿下──あのままノスフェラスにたってゆかれた──）
スニ ドールの時代 ランズベール塔でリンダの身のまわりの面倒を見ている侍女
スニ 異形の明日 セム族の娘　リンダに邪魔になるからといわれてカリナエにとどまっていた
ゼノン ゴーラの一番長い日 「決してアルマリオン将軍やゼノンどののお力をかろんじて申しているわけではございませんが」
ゾラス ドールの時代 アムブラの学生　（俺だ。フェイ老師のところのマチスだよ。ゾラス、ルチウス）
ターニア ドールの時代 先代の王妃　「ご先代のターニア王妃を思わせるものがありますな」
ダブ　 ガルムの標的 ガフとロンの手下　「まあ、いいじゃねえか、ダブ」
ダモン ドールの時代 ジェニュアのげんざいのあるじ　穏健派で通っている
ダモン 異形の明日 ジェニュア大神殿の大僧正　ナリスと昵懇　高齢
タラント ドールの時代 若い聖騎士伯　アウレリアといい仲になっている
タラント 異形の明日 ≪お喋り≫リーナスの聖騎士伯仲間
タリオ 紅玉宮の惨劇 末弟のタリクだけを溺愛しているクム大公　自らの勇武を誇っている男
タリオ 紅玉宮の惨劇 クム大公　クム最強騎士三万を率いてルーアンを出立　アルセイスへと攻めのぼる道についた
タリオ ゴーラの一番長い日 クムの大公　息子二人を殺されて激怒し、軍勢をひきいてクム-ユラニア国境に向かっている
タリク 紅玉宮の惨劇 クムの第三公子　タリオ大公の溺愛する末息子で甘ちゃん
ゴーラの一番長い日 「反タルーの旗のもとに、タリク派、タル・サン派、タリオ派にいたるまで国内の反対勢力が結集する。」
ゴーラの一番長い日 クムの第三公子　まだ生存しているのではないか、といううわさが流れている
タリム 紅玉宮の惨劇 「おろかな何も知らぬユラニアの老宰相タリムとそのだんどりを決めながらずっと、」
タリム ゴーラの一番長い日 紅玉宮の惨劇で切り捨てられたユラニアの重臣　まったく武芸とは縁のない文官
ダリル ゴーラの一番長い日 イシュト親衛隊の第一隊長　「第一隊長のダリルがきっかけに、まずその旗本隊旗をあげたら、」
タル・サン 紅玉宮の惨劇 クムの第二公子　けちで打算家で陰謀が大好きな小男
タル・サン ゴーラの一番長い日 「反タルーの旗のもとに、タリク派、タル・サン派、タリオ派にいたるまで国内の反対勢力が結集する。」
タルー ガルムの標的 （今度ユラニアのネリイ公女を嫁に迎えるという幸福に酔い痴れているというご立派なタルー公子）
タルー 紅玉宮の惨劇 クムの第一公子　野望家で頑丈な勇猛な武将
タルー ゴーラの一番長い日 クムの第一公子　ネリイと手をくみ、アルセイスで弟を暗殺した
ダレン ゴーラの一番長い日 カダインのダレン　イシュトの情報部隊の大隊長　目さきのきく傭兵あがりの男　
タロス 異形の明日 カラヴィアの傭兵　リギアの昔の恋人の兄弟分
ダン ガルムの標的 トーラスの＜煙とパイプ亭＞の主人　「ダンもあれでなかなかしっかりした若者です。」
ダン 紅玉宮の惨劇 【当面はそれで産褥のタヴィアや＜煙とパイプ亭＞のダンたち一家のほうは一応安泰になったのだ。】
ダン ゴーラの一番長い日 （カロン自身の恐ろしい惨殺、ダン一家を皆殺しにしようとしたときのこと──）
ダンカン 異形の明日 カリナエの執事長　ナリスに二十年以上付き添っている
タンゲリヌス ドールの時代 投獄されたアムブラの学生　（タンゲリヌスもバン・ホーも、誰もかれもやられた──）
タンゲリヌス 異形の明日 ネルバ塔にとらわれている学生　（どれにアルリウスがいるのだろう…あと、バン・ホーに、タンゲリヌスに、ヌヌスは……）
チチアの王子 ゴーラの一番長い日 【それは彼がならずものの「チチアの王子」であったころからかわることのない、」
ディラン ドールの時代 「アルノーにせよディランにせよ、自分の関知せぬうちにあなたがカル・ファンの手におちたのだったら」
ディラン 異形の明日 ナリスの腹心の魔道師　「ディランにはかって何人か集めてほしい人間がいるのだ。」
デルノス ドールの時代 ジェニュアの副僧正　「副僧正デルノスどのはべつだん気にもとめられないだろう。」
デルノス 異形の明日 ジェニュア大神殿の副祭司長　魔道師ギルドと手を組むことに異論がない
デン ガルムの標的 「ダンとカロンがデンとかいうもと盗賊あがりのからだの不自由な人を助けて、」
デン ガルムの標的 「俺は─グインもリーロも──デンたちもみんな俺を捨ててったとそればかり考えて怒ってた。」
デン 紅玉宮の惨劇 アリの犯罪のカギを握る男　トーラスで行方不明になっている
ドウス ゴーラの一番長い日 イシュト親衛隊の第三隊長　【第二中隊は、第三隊長ドウスにひきいられて出発してゆく。】
東方最大の魔道師 異形の明日 「とても≪東方最大の魔道師≫になど敵ではないだろう」
トー・エン ゴーラの一番長い日 クム軍第二副官　死亡したラン・ウェンにかわり第一副官にあがった
トール・ダリウ ガルムの標的 （アグラーヤの王ボルゴ・ヴァレン、トラキアのオルロック伯爵夫妻、そして俺の旧友、アグラーヤのトール・ダリウ提督）
ドラン ドールの時代 パロの護民副長官　市庁舎炎上事件で死亡した　
ナンス ガルムの標的 カメロンの部下　「おい。見てこい、ナンス」
ヌヌス ドールの時代 （ランもヨナもヌヌスも、アルリウスもタンゲリヌスも──少しでもかしらだっていると思われた学生、助教はみな投獄された。）
ヌヌス 異形の明日 ネルバ塔にとらわれている学生　（どれにアルリウスがいるのだろう…あと、バン・ホーに、タンゲリヌスに、ヌヌスは……）
ネリイ 紅玉宮の惨劇 ユラニアの第二公女　女イノシシ　タルーと相思相愛
ネリイ 紅玉宮の惨劇 「ユラニア新大公ネリイに忠誠を誓うものは剣をあげよ！」
ネリイ ゴーラの一番長い日 ユラニアの第二公女　タルーと手をくみ、親姉妹を暗殺し、ユラニアの大公を宣した
ネルバ候 ドールの時代 パロの重臣　【ゆっくりとネルバ侯が手をあげて拍手をはじめた。】
ネルバ候 異形の明日 「新任護民長官の決定発表を、人事局を代表しネルバ侯閣下より。」
バーシア ドールの時代 投獄されたアムブラの学生　（バーシア嬢でさえネルバ塔へ連行された。）
ドールの時代 コント男爵の令嬢　大弾圧でネルバ塔に軟禁された
異形の明日 コント男爵令嬢　十九歳　聖サリア女子学校の生徒　アルフリートの妹
バート ゴーラの一番長い日 ガブラルの宿場長　五年前までユラニア正規軍にいた
ハゾス ゴーラの一番長い日 【ひきしまった聡明な顔立ちに、まだ若々しさをとどめるアキレウスのふところ刀ランゴバルド侯ハゾスが】
ハック ガルムの標的 ガフとロンの手下　やせこけた骸骨のような、残酷な顔つきの傭兵　「おい、ハック。おもての連中を呼んできな」
ハル ガルムの標的 カメロンを案内したアリの小姓　「そのほうは下がってよいぞ、ハル」
バン・ホー ドールの時代 投獄されたアムブラの学生　（タンゲリヌスもバン・ホーも、誰もかれもやられた──）
バン・ホー ドールの時代 投獄された学生　（あのおとなしいバン・ホーにどんなお疑いがかかっているのでしょうか？）
バン・ホー 異形の明日 ネルバ塔にとらわれている学生　（どれにアルリウスがいるのだろう…あと、バン・ホーに、タンゲリヌスに、ヌヌスは……）
パンリウス 異形の明日 アムブラ　ピュタゴラス塾の学生　のっぽで水晶のめがねをかけている
ビウィス 異形の明日 アムブラの学生　とらわれている
ピュタゴラス 異形の明日 アムブラのピュタゴラス塾の塾頭　サラミスへの流刑が決定した
ファイオス ゴーラの一番長い日 ケイロニア　飛燕将軍　重臣会議でゴーラを叩くようにと叫んだ
ファン・リー ゴーラの一番長い日 イシュトの命令で集められたガブラル市民　ならずものふうの馬方
フェイガン ドールの時代 学問ギルド長　老碩学　現役をしりぞいている　王立学問所の所長代理
ブラン　 ガルムの標的 カメロンの右腕　小柄な男　＜煙とパイプ亭＞の安全を見張っている
ブラン　 紅玉宮の惨劇 ヴァラキアからつれてきたカメロンの秘密の右腕　アレナ通りの様子をカメロンに報告した
フロリー ガルムの標的 「…フロリーとの約束も破っちまった。……フロリーはどうなったかわからねえし──」
ファーン，ベック公 ドールの時代 【ヴァレリウスが王族クリスタル大公、マール公、ベック公に匹敵する権限を持つことになるのである。】
ファーン，ベック公 ドールの時代 パロの武官の長　ベック公の上司はクリスタル公とさだめられている
ファーン，ベック公 異形の明日 「パロにはまだベックもおります。マールご老公もおいでになります。」
ファーン，ベック公 ガルムの標的 （あの男はいとこベック公をともなって入ってきた──）
ベントス ゴーラの一番長い日 「右翼はランス准将の副官、ベントス大隊長がひきいております」
ポール 紅玉宮の惨劇 カメロンの部下　アルセイスへたつ白騎士団にまぎれこんだ　「ポールとあと三人です。」
ボルゴ・ヴァレン 異形の明日 アグラーヤの王　アルミナの父　アルミナの結婚の準備のために特別使節団を送った
ボルゴ・ヴァレン ガルムの標的 （アグラーヤの王ボルゴ・ヴァレン、トラキアのオルロック伯爵夫妻、そして俺の旧友、アグラーヤのトール・ダリウ提督）
マーセラ ガルムの標的 アレナ通り　＜煙とパイプ＞亭の馴染み客　「マーセラ服屋のおじさんと息子たちもきてたし、」
マール公 ドールの時代 【ヴァレリウスが王族クリスタル大公、マール公、ベック公に匹敵する権限を持つことになるのである。】
ドールの時代 レムス一世の親族の長老　高位の貴族　レムスとアルミナの婚礼の進行役
異形の明日 パロの宮廷儀典長　ロイヤル・ウエディングのすべてをとりしきっている
異形の明日 コント男爵の遠い血縁　「コント男爵はマール公、そのほうの遠縁であったな」
異形の明日 「パロにはまだベックもおります。マールご老公もおいでになります。」
マオ 紅玉宮の惨劇 カメロンの部下　「うまく遠征メンバーにまぎれこめたんだな、マオは」
マギウス ドールの時代 市庁舎事件の首謀者　アムブラでナリスにあったことがある
異形の明日
マチス　 ドールの時代 アムブラの学生　（俺だ。フェイ老師のところのマチスだよ。ゾラス、ルチウス）
マチス　　 ガルムの標的 アレナ通り　香草の店　「香草が切れてしまったから角っこのマチスの店までおつかいにいってきたとき─」
マックス 紅玉宮の惨劇 ユラニアの公爵　【いまはもうすっかり宰相の仕事はマックス・リン卿にゆずって、】
マックス ゴーラの一番長い日 紅玉宮の惨劇で切り捨てられたユラニアの重臣　まったく武芸とは縁のない文官
マリウス ガルムの標的 吟遊詩人　「ダンとカロンがマリウスに知恵をかしてくれと相談してきて、」
紅玉宮の惨劇 タヴィアの夫　「マリウス、私の夫。か弱いけれども、あの人が苛烈な拷問にあいながら、決して意志をまげず」
マリニア ガルムの標的 タヴィアの娘　「この子はマリニアです。マリニアの花みたいに清楚で健気な優しい子に育ってほしいと思います」
マリニア 紅玉宮の惨劇 タヴィアの産んだ娘　【胸に小さなマリニアをやさしく抱いてそっと話しかけながら、】
マルクス 紅玉宮の惨劇 モンゴールの警備長官　黒竜戦役の戦争責任者として処刑された
マルコ 紅玉宮の惨劇 カメロンの部下　アルセイスへたつ白騎士団にまぎれこんだ　「マルコは目はしがきくからうまくやるでしょう」
マルコ ゴーラの一番長い日 カメロンの部下　アルセイスでの大変勃発を早馬の密使でカメロンに伝えた
マルコ ゴーラの一番長い日 ゴーラ軍の当直の騎士　ヴァラキア人　「お前か、マルコ。よく当直のまわってくる奴だなァ」
マルティニアス 異形の明日 ≪お喋り≫リーナスの聖騎士伯仲間
ミアイル ドールの時代 「モンゴール公女アムネリスも、その弟ミアイルも、ひいてはモンゴールという国そのものも…」
ミアイル 紅玉宮の惨劇 「彼は、モンゴールで、ミアイル公子暗殺のやはり道具に使われ、すべてに愛想をつかして」
ミアス 異形の明日 「トラキア公使団団長ミアス公使及び使節団の方々十名よりのご祝辞。」
ミカ 異形の明日 リンダが王女時代からつきそっていた女官
ミカエル ガルムの標的 カメロンの部下　「クンとサムエルとミカエルがこっそり追尾していますから、」
ミカエル 紅玉宮の惨劇 カメロンの部下　魔道師の件を担当している　「ミカエルは場合によっちゃあパロにとぶそうです。」
ミゲル　 異形の明日 アムブラ　聖カシス塾の学生　小柄で労咳持ち
ミシア ドールの時代 逮捕されたアムブラの女学生　（レティシアも、ミシアも、バーシアも……わたしの親友の女学生たちはみな…）
ミシア 異形の明日 アムブラきっての女学生　女ながら論客としてランやヨナと渡り合う
ミニア 異形の明日 バーシアの通う聖サリア女子学校の経営者　女学者
ミネア 異形の明日 リーナスの妻　オヴィディウス聖騎士侯の妹
ミル　　 異形の明日 ナリスの小姓　「誰か、カイかそれともミルか、気のきいた小姓を」
ミル　　 異形の明日 ナリスの気に入りの小姓
ミル　　　 ガルムの標的 タヴィアの子供をとりあげたアレナ通りの産婆の老女
ミルス　　　　 ゴーラの一番長い日 イシュトヴァーンの副官をつとめている白騎士　旗本隊の状況を報告した
ミロ・ヴァルド 異形の明日 アグラーヤ特別使節団団長　アグラーヤの侯爵、内大臣　アルミナの婚礼の準備にたずさわっている
ムラス　 ドールの時代 クリスタル市民　西通に住む　国王を批判して投獄された
ムラト　 ゴーラの一番長い日 ユラニアの男爵　イルナ騎士団の司令官　附近の村々から必要物資を調達した
メルス ドールの時代 モース医師の助手　ナリスの手術を手伝った
モウン 異形の明日 アムブラの学生　大弾圧によりくににかえることにした
モース ドールの時代 長いあいだナリスの侍医をつとめてきた王室づきの侍医　ナリスの手術をおこなった
モース 異形の明日 パロの王室侍医　ナリスの隊列のうしろにつきそっていた
モース ゴーラの一番長い日 「残った足までも動かなくなってしまうとモースが云っていたし」
モーリス ドールの時代 兄の脱獄計画を練っただろうという疑いで拷問を受けている
異形の明日 ネルバ塔三号牢の囚人　アルフリートの弟　おとなしい下級貴族の子弟の学生
モーリス・コント 異形の明日 王立学問所十年生　大逆の罪でネルバ塔に拘禁中に脱獄をこころみ、衛兵により斬殺された
ヤン　 ガルムの標的 アリの手下　＜煙とパイプ＞亭の裏口を見張っていた　「どうするんだ、ヤン。」
ヤン　　 紅玉宮の惨劇 カメロンの部下　「片耳だの、赤目だのは白騎士団の歩兵隊に傭兵として入っているのをヤンが確認しました」
ヤンダル・ゾッグ 異形の明日 キタイの王にして世界最大の暗黒魔道師　世界に一大魔道王国を築きあげようとたくらんでいる
ヤンダル・ゾッグ ゴーラの一番長い日 「ヤンダル・ゾッグのおもわく。キタイの野望について。」
ユリア 紅玉宮の惨劇 「ユラニア貴族の娘ユリア・ユーフェミアとアキレウス皇帝とのあいだの娘、オクタヴィアです。」
ヨー 紅玉宮の惨劇 カメロンの部下　アルセイスへたつ白騎士団にまぎれこんだ　「マルコ、ヨー、それにルカス、それから黒騎士団のなかにマオがはいってますよ」
ヨナ，ヨナ・ハンゼ ドールの時代 （ランもヨナもヌヌスも、アルリウスもタンゲリヌスも──少しでもかしらだっていると思われた学生、助教はみな投獄された。）
ヨナ，ヨナ・ハンゼ 異形の明日 アムブラの学生のリーダー　ランズベール塔に幽閉されている
ラーナ 異形の明日 「─ラーナ大公妃のほうからでも少しは働きかけて、」
ライアー ドールの時代 【オヴィディウス聖騎士侯も、ライアー近衛長官も拍手をはじめた。】
ライアー 異形の明日 【近衛長官ライアー伯爵は近衛兵に命令しようと身をのびあがらせる─】
ライス ドールの時代 パロの護民長官　市庁舎炎上事件で死亡した　
ラス　　 異形の明日 ネルバ塔の門衛頭　昔、リギアとナリスの乗馬係をしていた
ラズロ ゴーラの一番長い日 イシュトの命令で集められたガブラル市民　ならずものふうの馬方
ラン ドールの時代 （ランもヨナもヌヌスも、アルリウスもタンゲリヌスも──少しでもかしらだっていると思われた学生、助教はみな投獄された。）
ラン 異形の明日 アムブラの学生のリーダー　ランズベール塔に幽閉されている
ラン・ウェン ゴーラの一番長い日 クム軍の副将　【あまりに司令官が興奮しすぎてはとおそれて、副将のラン・ウェンがとめた。】
ランゴバルド候 ゴーラの一番長い日 現在のケイロニア宰相　アキレウスのふところ刀　重臣会議で勝手にやらせておけと発言した
ランス 紅玉宮の惨劇 黒騎士団准将　若いファーレン子爵　副使として黒騎士団の指揮官としてアルセイスへ向かう
ランス ゴーラの一番長い日 モンゴール騎士団　黒騎士団をひきいる　勇将ローザン将軍の血をひく
ランズベール侯 ドールの時代 パロのトップクラスの重臣　ヴァレリウス嫌いで宰相派の筆頭
異形の明日 ランズベール塔の主　リギアをナリスの病室までは自由に出入りできるようにした
異形の明日 アルフリート・コントの幽閉の詳細とその死についての報告書をだした
リー　 異形の明日 リンダが王女時代からつきそっていた女官
リー・タン ドールの時代 オー・タン・フェイの老妻　「リー・タン夫人。……老師は？」
リー・ダン ゴーラの一番長い日 クムの武将　二個大隊をひきいてイシュト軍に突撃した
リー・ルン ゴーラの一番長い日 ユラニア正規軍をひきいる隊長　イシュトに剣をささげた
リース ガルムの標的 カメロンの部下　ブランの右腕　「それからリース！　タヴィアさんを頼んだぞ。」
リーナス ドールの時代 パロの官房長官　（なんでもリーナス官房長官の側近で、ごく身分の低い、）
リーナス 異形の明日 ヴァレリウスの主人　ヴァレリウスの初恋を面白がって喋りまわった
リーナス 異形の明日 （リーナスさまを推挙する約束だった。リーナスさまを──）
リーナス 異形の明日 「リーナス様の父上リヤ宰相などがかかわりがあるのかとも─」
リーナス ガルムの標的 「外交官であり、さきの宰相で黒竜戦役で戦死したリヤ卿の子息であるリーナス伯爵の部下の、ただの陪臣であったそうですよ。」
リーナス ゴーラの一番長い日 「陛下のご大典のみぎりに、パロ正使リーナス伯爵の従者としてこのサイロンを訪問して」
リギア ドールの時代 ナリスの乳きょうだい　勇敢な女騎士　ナリスの病室に入ることを許された
リギア 異形の明日 パロの女聖騎士伯　アムブラの学生をまとめようとしている
リディア 異形の明日 リンダが王女時代からつきそっていた女官
リヤ ドールの時代 「サラエムのヴァレリウス、リヤ大臣の子飼いだった痩せた小さな少年じゃったな。」
リヤ ドールの時代 「古代機械に送り込み、それを操作したのは、聖王家の人間ではないリヤ大臣だ」
リヤ 異形の明日 「リーナス様の父上リヤ宰相などがかかわりがあるのかとも─」
リヤ ガルムの標的 「外交官であり、さきの宰相で黒竜戦役で戦死したリヤ卿の子息であるリーナス伯爵の部下の、ただの陪臣であったそうですよ。」
リュイス 異形の明日 ランズベール侯　ランズベール塔の公式的な主
リンダ ドールの時代 クリスタル大公妃　ランズベール塔に泊まり込んでナリスの看病をしている
リンダ 異形の明日 クリスタル大公妃　ずっとランズベール塔でナリスの看病をしていた
リンダ ガルムの標的 ナリスの妻　「せっかく美人のうら若いリンダ王女を奥方にもらって飛ぶ鳥を落としていたというのに、」
リンダ ゴーラの一番長い日 クリスタル大公妃　【かたわらのリンダ大公妃がどうしますの？　とたずねるように見上げる】
ルアーの王子 ガルムの標的 【無能な国王にかわってパロの政治をすべて切回していた選ばれたルアーの王子──】
ルアーの公子 異形の明日 【あの美しい、完全な、ルアーの公子とまでうたわれた麗人が、】
ルーイン ドールの時代 クリスタル市長代理　市庁舎炎上事件で死亡した　
ルーエラ 紅玉宮の惨劇 「ユラニア大公、オル・カン殿下、大公妃ルーエラ殿下、ご出座！」
ルーエン 異形の明日 ナリスの気に入りの小姓
ルカス　　　 紅玉宮の惨劇 カメロンの部下　アルセイスへたつ白騎士団にまぎれこんだ　「マルコ、ヨー、それにルカス、それから黒騎士団のなかにマオがはいってますよ」
ルキウス 紅玉宮の惨劇 アルヴィウス将軍の長男　子爵　「ランス殿とルキウス殿、二人の遺児がカダインでたってくれたおかげで」
ルシウス 異形の明日 ≪お喋り≫リーナスの聖騎士伯仲間
ルチウス　 ドールの時代 アムブラの学生　（俺だ。フェイ老師のところのマチスだよ。ゾラス、ルチウス）
ルナン ドールの時代 【クリスタル大公アルド・ナリスの側近にしてルナン聖騎士侯の息女リギア姫である、】
ルナン 異形の明日 パロの聖騎士侯の筆頭　リギアの父　宮廷きっての頑固爺でならしている
ルナン 異形の明日 「ルナン侯がかなりお怒りですから、リギア姫はすぐ自由になられるとは限らないかもしれません」
ルビニア 紅玉宮の惨劇 ユラニアの第三公女　人間砂糖菓子袋　≪ガトゥー≫　人間クジラ
ルビニア ゴーラの一番長い日 【ネリイ自らが出馬して、オル・カン大公夫妻とエイミア、ルビニア両公女が死んだことを告げ、】
レティシア ドールの時代 投獄されたアムブラの学生　（レティシアもさきほど第二陣でひっぱっていかれた。）
レティシア 異形の明日 アムブラきっての女学生　女ながら論客としてランやヨナと渡り合う
レムス ドールの時代 パロ王　市庁舎事件以来、精神の落ち着きを取り戻している
レムス 異形の明日 パロ国王　国民の人気が大幅にもちなおし、状態がどんどんよくなっている
レムス ガルムの標的 「グイン将軍とは一緒に旅をして、リンダ王女とレムス国王ともそうして知合って──」
レムス ゴーラの一番長い日 「レムスとイシュトヴァーンもかかわりがなかったわけじゃないが、」
レムス一世 紅玉宮の惨劇 「──そして、パロ国王レムス一世にとっては、従兄の娘にあたる子供なのです」
レムス一世 ゴーラの一番長い日 「かねがねアルド・ナリスと若いパロ国王レムス一世のあいだにあつれきがあり、それがクリスタル大公のあの災難につながった、」
ロー　 異形の明日 カラヴィアのロー　ジェニュアのヤヌス神殿の見習い僧　ランの友人
ローザン 紅玉宮の惨劇 黒竜戦役でモンゴールの戦争責任者として処刑された将軍　ランスの父
ローザン 紅玉宮の惨劇 「モンゴールにとり長年の功労ある、高名なローザン将軍のご長男であられます。」
ローザン ゴーラの一番長い日 モンゴールでは一応その人ありと知られた勇将　黒竜戦役で処刑された
ロナ 異形の明日 リギアのアムブラでの隠れ屋の大家　リギアの亡母の侍女あがり
ロルカ ドールの時代 カロン大導師づきに選ばれた魔道師　最近ナリスの召還に応じなくなった
ロン ガルムの標的 赤目のロン　アリの子分　「ぞっとするようなサディストの赤目のロンとも違う。」
ワン 紅玉宮の惨劇 カメロンの部下　＜煙とパイプ亭＞を見張っている
ワン，(ワン・エン) ガルムの標的 カメロンの部下　キタイ系の船乗り　やせて背が高く目が細い