| 名前 | 作品 | 備考 |
| アウルス | サイロンの悪霊 | アンティーヌ侯 きびしく彫りの深い顔立ちとするどい眼光を持つ「ディモスでは、拷問して味方につけるわけにもゆかぬ。アウルスもついておるし、」 |
| サリアの娘 | ||
| アウルス・アラン | サイロンの悪霊 | 「アトキア侯の子息、十五歳のマローン子爵、アンティーヌ侯の子息アウルス・アランどの、」 |
| アウレリアス | パロへの帰還 | パロの伯爵 聖騎士 クリスタルの留守部隊 レムスの即位式典の使者の役をはたした |
| アキレウス | 三人の放浪者 | ケイロニアの皇帝 五十歳 英明果断の獅子心皇帝 徳と武勇をそなえるケイロニア中興の祖 剛毅、果断、当代の英雄王として知られる 齢五十三──いまだ壮年「アキレウス帝の生命をちぢめる相談をしていた者の正体だな」ケイロニアの皇帝 グインに近衛隊にはいるように命じた |
| サイロンの悪霊 | ||
| サリアの娘 | ||
| サリアの娘 | ||
| アクテ | 三人の放浪者 | ワルスタット侯ディモスの妻 「ディモスという男は…しかもアクテを本心から愛している。」ワルスタット侯ディモスの妻 「アクテどのは、お元気か、ディモスどの」ディモスの妻 「妻のアクテはいつでも私のことを朴念仁閣下とよんでからかうのだよ。」ディモスの妻 しとやかで大人びて貞節でつつましい |
| サイロンの悪霊 | ||
| サリアの娘 | ||
| サリアの娘 | ||
| アグリッパ | サイロンの悪霊 | 【かの伝説の”三人の大魔道師”─北の賢者ロカンドラス、大導師アグリッパ、そして≪闇の司祭≫グラチウスにいたるまで、】「さきにそなたが並べた、≪闇の司祭≫グラチウスや≪大導師≫アグリッパとはまったく異なったものだ」 |
| ノスフェラスの嵐 | ||
| アストリアス | パロへの帰還 | マルクス長官の息子 公女に横恋慕して大公に背き国を出奔し、クリスタル公を暗殺しようとした |
| アダン | サイロンの悪霊 | 「十二神将のうち、白虎将軍アダンどの、金狼将軍アルマリオンどの、飛燕将軍ファイオスどの」 |
| サリアの娘 | 「あとはダルシウスといいアダン、アルマリオン、みな単細胞の武人にすぎんからな。」 | |
| アトス | サイロンの悪霊 | ケイロニア宮廷にその名をはせる、勇者、高官、青年貴族の名 子爵 |
| アドリアン | パロへの帰還 | カラヴィア公の息子 十四歳 【アドロンとその息子、アドリアンに守られて、】 |
| アトレウス | 三人の放浪者 | ケイロニアの前皇帝 「前皇帝アトレウス帝がタルーアン女に生ませた私生児、それがやつの父親なんだ、」 |
| アドロン | パロへの帰還 | カラヴィア公 四十歳 南方系の浅黒い武人 リンダとレムスを守りクリスタル入りする |
| アムネリス | パロへの帰還 | モンゴールの世継ぎの公女 ザイムでクム軍の手におちたモンゴールのじゃじゃ馬公女 クリスタル公との縁談がきまっていたモンゴールのただひとりのこされた公女 クムにあずけられ、幽閉の身の上「わたくしにしたって──あのモンゴールのアムネリス公女だってそうよ。」 |
| 三人の放浪者 | ||
| ノスフェラスの嵐 | ||
| サリアの娘 | ||
| アモス | サリアの娘 | ディモスの末の子供 「二番目が長男のディアシウス、末がアモス。かわいい子供たちだ。」 |
| アラクネー | 三人の放浪者 | まじない小路の魔道師 クモ使い |
| アリストートス，アリ | ノスフェラスの嵐 | モルダニアのアリストートス 占い師 サイロンのはずれでイシュトに声をかけた |
| アリストートス，アリ | ノスフェラスの嵐 | 「みんながあたしをペテン師のアリ、そう呼んでいるのだよ」 |
| アリエル | パロへの帰還 | ルアー大祭司 高名な魔道師 レムスに聖王冠を与えた |
| アリオン | パロへの帰還 | モンゴールの若い伯爵 夜にまぎれて金蠍宮より脱出した |
| アリスト | 三人の放浪者 | 黒竜騎士団 「第一中隊一の使い手、クムのアリストがやってやる」 |
| アル･ディーン | 三人の放浪者 | アルド・ナリスの弟 （ぼく──彼のただひとりの弟、アル・ディーンがようやく、ふりきるようにして逃れてきたあの彼の瞳…）パロのアルシス公の第二王子 アルド・ナリスの弟 吟遊詩人マリウス（宮廷中からじゃまもの扱いをされ、一人でいじけていたアル・ディーンに、何でも教えてくれた兄だった） |
| 三人の放浪者 | ||
| サリアの娘 | ||
| アルヴィウス | パロへの帰還 | ツーリードから護送されてきたモンゴールの将軍 |
| アルヴィン | サイロンの悪霊 | ケイロニア宮廷にその名をはせる、勇者、高官、青年貴族の名 |
| アルシス | パロへの帰還 | ナリスの父 先王の兄 王につづく最高位たるべきヤヌスの大祭司長の座にあった |
| アルド・ナリス | パロへの帰還 | パロ軍をひきいる総大将 クリスタル公 トーラスへ進軍したクリスタル公 「アルド・ナリス、彼をわが摂政にしてパロの宰相に正式にむかえ、」「クリスタル公アルド・ナリスをわるくいうやつは、このヴァラキアのイシュトヴァーンが許さねえ」（ぼくの兄はクリスタル公アルド・ナリス、いとこの名は予知者リンダ、パロの王太子レムス）「おれはな、グイン、パロで短いあいだだが、クリスタル公アルド・ナリスの騎士として、その右に仕えたのだよ」「パロのクリスタル侯爵であるアルド・ナリス王子というひとが、すばらしい美男子だということだけど」【アルド・ナリスの、レムスの戴冠式への臨席の要請を蹴って、雲隠れのようにしてノスフェラスへ入った。】（もう戻れない。クリスタル公アルド・ナリスが生きているかぎり、パロへは）ケイロニアにパロ─モンゴール戦役の介入を控えるよう、密使を送った |
| パロへの帰還 | ||
| 三人の放浪者 | ||
| 三人の放浪者 | ||
| サイロンの悪霊 | ||
| サイロンの悪霊 | ||
| ノスフェラスの嵐 | ||
| サリアの娘 | ||
| サリアの娘 | ||
| アルドロス四世(レムス) | パロへの帰還 | 「わがパロの唯一にして正当なる新国王、アルドロス四世陛下だ。」 |
| アルフェットゥ | ノスフェラスの嵐 | 「われらの神、アルフェットゥが、セムを救うため、つかわして下さったかたです。」 |
| アルマリオン | サイロンの悪霊 | 「十二神将のうち、白虎将軍アダンどの、金狼将軍アルマリオンどの、飛燕将軍ファイオスどの」 |
| サリアの娘 | 「あとはダルシウスといいアダン、アルマリオン、みな単細胞の武人にすぎんからな。」 | |
| アルミナ | パロへの帰還 | ボルゴ・ヴァレンの娘 「きょうの式典を、アルミナが見ることができぬのは、」 |
| アレクシウス | サリアの娘 | 黒竜騎士団 グインの指名した十竜長 |
| アレス | 三人の放浪者 | 「気の毒にサルデス侯は尻から地べたにおっこちて、腰をしたたか打って気絶よ。」 |
| サイロンの悪霊 | ケイロニア十二選帝侯 「サルデス侯、ツルミット侯、フリルギア侯はまだ到着しておられぬ。」 | |
| アレン | 三人の放浪者 | ヴェルナのカルラア劇場の小屋主 マリウスに声をかけた |
| アンソニイ | 三人の放浪者 | 森の民 ギーラの父 「必ず森のアンソニイとその娘のギーラをたずねておくれね。」 |
| アンティーヌ候 | 三人の放浪者 | ケイロニア十二選帝侯 十二侯中の大貴族 『ノルン水軍』をひきいる |
| サイロンの悪霊 | ケイロニア十二選帝侯の筆頭 アウルス ケイロニア海軍の長として海を通じた貿易、軍事、外交のいっさいをたばねる 皇帝に次ぐ権力者 | |
| アンドロティアヌス | サイロンの悪霊 | マリウスの見た名剣客 【クムの剣客ラピスとルー・ファン、神技といわれた伝説的なアンドロティアヌス。】 |
| イー・アン | ノスフェラスの嵐 | スカールの部下 騎馬の民のケス河沿岸の残留部隊をまとめる |
| イウス | サリアの娘 | 黒竜騎士団 グインが百竜長になったので中隊長におろされた サルデスのイウス サルデス侯の小姓が宮女とかけおちして傭兵になった |
| イェライシャ | 三人の放浪者 | まじない小路の魔道師 ≪ドールに追われる男≫ |
| サイロンの悪霊 | ≪ドールに追われる男≫ 魔道師 白、黒双方の魔道をおさめている | |
| イェン・ファン | パロへの帰還 | アルゴスの勇将 旗下隊二千をひきいてレムスについてパロに入った |
| イオルス | 三人の放浪者 | 酔いどれ小路の店 「たしか、イオルスの店であそんで、それから──」 |
| イシュトヴァーン | 三人の放浪者 | ヴァラキアの傭兵 グインと共に旅をしてサイロンにたどりついた グインと決別しサイロンを出、サイロンのはずれでアリストートスに声をかけられた |
| サイロンの悪霊 | ||
| ノスフェラスの嵐 | ||
| イリス | 三人の放浪者 | マリウスを助けた金髪の美青年 ダリウス皇弟と組んでケイロニアの王座をねらう美貌の剣士 |
| サイロンの悪霊 | ||
| サリアの娘 | ||
| ヴァイルス | サイロンの悪霊 | 「いずれは偉くなる連中だよ──ポーラン子爵、衛兵隊のヴァイルス、グロス、それにケルロン」 |
| ヴァレリウス | パロへの帰還 | リーナスの部下 熱狂する大群衆を冷笑的なまなざしで見おろしている |
| ヴィール・アン・バルドゥール | サイロンの悪霊 | 「何するの、はなしてよ。子爵ヴィール・アン・バルドゥール！」 |
| ヴォルス | パロへの帰還 | パロの聖騎士 ナリスのうしろでレムスを出迎えた |
| ウタリ | ノスフェラスの嵐 | スカールと戦ったセム族 「ウタリも、ロトーに、オームのことば、きいた」 |
| ウタリ | ノスフェラスの嵐 | セム族 グロのウタリ スカールをラクの村につれていった |
| エイサ姫 | サイロンの悪霊 | ケイロニアのさきの皇帝の愛妾 「ロビニア夫人とエイサ姫、さきの皇帝陛下のご愛妾であられた。」 |
| エイミア | パロへの帰還 | 「ユラニアの公女たち、エイミア、ネリイ、ルビニアの三人は──中原に名だかい、おっそろしい醜女なんだ」 |
| エーリア | サリアの娘 | マライアの女官 グインをマライア皇后のもとに案内した |
| エマ | パロへの帰還 | アルゴスの王妃 「兄上はそろそろエマ女王との間に子をなすのを諦め、」 |
| エマ | ノスフェラスの嵐 | 「エマ女王さまも、他の人も─マハールの女はみんな、家で男を待っている。」 |
| エミヤ | パロへの帰還 | イラナの祭司長 レムスに王錫を与えた |
| エリア | パロへの帰還 | 【サウル・ゴーラ皇帝の代理であるエリア伯爵をともなって、モンゴール国境に入った、】 |
| エリア | サリアの娘 | ケイロニアの大典に来た使節 ゴーラ三国の代表 伯爵 |
| エリナ | サリアの娘 | ワルスタット侯邸の侍女 マリウスにキタラを持ってきた |
| エルス | サリアの娘 | ダルシウスの部下 百竜長 「誰も異存はないだろう。あるか、エルス？」 |
| エレナ | サリアの娘 | 【台所のすみでエレナが泣いていたのは、男友達のユリがカラヴィアへ帰ってしまったからだ、】 |
| オヴィディウス | パロへの帰還 | クリスタルに凱旋した、凱旋軍の将 |
| オー・ラン | パロへの帰還 | ユラニアの有名な将軍 二万の軍をひきいてモンゴール国境に入った |
| オクタヴィア | 三人の放浪者 | ダリウスの姪 イリスの本名 「おれも一蓮托生なのだぞ。オクタヴィア」 |
| サリアの娘 | イリスの本当の名前 「お前の、まことの名を」「オクタヴィア──と」 | |
| オリー | パロへの帰還 | ≪煙とパイプ≫亭のゴダロの妻 やつれて白髪が増えた |
| オリー・トレヴァーン | サリアの娘 | ケイロニアの大典に来た使節 ヴァラキア公弟 |
| オリー・トレヴァーン | パロへの帰還 | モンゴール占領軍 沿海州の指揮官たち 特使としてレムス王の即位式に出席する見通しになった |
| オル・カン | サリアの娘 | ユラニアの大公 「俺はオル・カン大公にぜひ伝えたいことがある。」 |
| オルロック | パロへの帰還 | モンゴール占領軍 沿海州の指揮官たち |
| オルロック | サリアの娘 | ケイロニアの大典に来た使節 トラキア伯 |
| カー | ノスフェラスの嵐 | 「ラゴンの二人の長、勇者ドードーと賢者カー──は、リアードのおことばを守り、」 |
| カー | ノスフェラスの嵐 | 「ラゴンの賢者カーはリアードをアクラの使者、と呼んでおりました。」 |
| ガートルード | 三人の放浪者 | シルヴィアのお付き 「ゾーエも、ガートルードも、クララも、みんなあとでムチをくれてやる。」 |
| ガーラ | 三人の放浪者 | サイロンのラパンの宿の小女 つまみの皿をもってきた小女 |
| カイオス | サリアの娘 | 黒竜騎士団 グインの指名した十竜長 フリルギアのカイオス |
| カイル | パロへの帰還 | アルゴス正規軍をひきいる隊長 パロ軍と行動を共にしている |
| カストール | サリアの娘 | カシス神殿の神殿長 宮廷医師長 「内ないに、神殿長カストールどのをお迎えして参れ、」 |
| カメロン | パロへの帰還 | ヴァラキアの海軍司令官 金蠍宮に入った |
| カメロン | サイロンの悪霊 | （カメロン─リンダ。ダチだった─ジェークス。マルス伯…） |
| カメロン | ノスフェラスの嵐 | 沿海州ヴァラキアの提督 スカールの目的地を知るただひとりの人物 |
| ガユス | パロへの帰還 | アムネリスの部下 クムのタイスへ送られた |
| カラヴィア公 | パロへの帰還 | 自治領カラヴィアをパロ王からあずかっている |
| カル＝モル | パロへの帰還 | ノスフェラスを横断して生きてモンゴールにたどりついた魔道師 |
| パロへの帰還 | レムスにとりついている魔道師の死霊 リンダがレムスの背後に見た 「カル＝モルがあの子をえらんだのだ──」 | |
| ノスフェラスの嵐 | キタイの魔道師 グル・ヌーの入口までたどりつき、倒れた | |
| カルトゥス | サイロンの悪霊 | ケイロニア十二選帝侯 「そちらは、ロンザニア侯カルトゥスどの、ラサール侯ルカヌスどの」 |
| カルナ | サリアの娘 | サイロンの下町の洗濯女 「カルナ、こんな話、きいたことある？ ジャロンってまったくひどいやつじゃないの」 |
| ガルム | 三人の放浪者 | バルドゥールの手下 シルヴィアをさらおうとした |
| ガロ | ノスフェラスの嵐 | 「セムの谷の入口が、オームの兵でいっぱいだと、ガロが告げしらせたときには、」 |
| ガロウ | サリアの娘 | 【庭番のガロウが教えてくれた庭のカラム鳥の巣にかわいいひなが三羽かえった、】 |
| ガンダル | 三人の放浪者 | クムの剣闘士 不敗の帝王 「うわさに高い、不敗の帝王ガンダルだって、危ないかもしれないぞ」 |
| ガンダル | サリアの娘 | クムの剣闘士 右手が左手より掌ひとつ長い |
| ギーラ | 三人の放浪者 | 森の民の陽気な娘 グインたちをアンセニウムまで送ってくれた |
| ロカンドラス | 三人の放浪者 | 「まだ、≪北の賢者≫ロカンドラスをさがしつづけるつもりなのかい？」 |
| ギラン | サイロンの悪霊 | アトキア侯 【アトキア侯ギランはおだやかなものごしの老人であり、】 |
| グイン | 三人の放浪者 | 豹頭人身、異形の超戦士 北方諸国からケイロニアに入り、ケイロニア千竜将軍ダルシウスの傭兵となる 黒曜宮の陰謀においてランゴバルド侯ハゾスから証拠の品をあずかった アキレウスの命により百竜長となり、黒竜騎士団の第三、第四中隊をあずかった |
| サイロンの悪霊 | ||
| サリアの娘 | ||
| グラチウス | サリアの娘 | ≪闇の司祭≫ サイロンの下水道でグインの前に現れた |
| グラディウス | サイロンの悪霊 | 「さあグイン。─護民長官デウス伯爵、千蛇将軍ダルヴァンどの、それに司政長官グラディウス伯だ。」 |
| クララ | 三人の放浪者 | シルヴィアのお付き 「ゾーエも、ガートルードも、クララも、みんなあとでムチをくれてやる。」 |
| グル・オー | ノスフェラスの嵐 | スカールの部下 流砂に飲み込まれた |
| グル・シン | パロへの帰還 | スカールにしたがうグル族の長 スカールと共にトーラスへ入った |
| グル・シン | ノスフェラスの嵐 | グル族の老族長 スカールの二なき股肱 リー・ファの父 |
| クルム | 三人の放浪者 | タリッドのタルーアン通りの『ウサギ屋』のじいさん |
| グロ | 三人の放浪者 | サイロンの肉屋 「何だ、肉屋のグロだな。よそものとは何て云いぐさだ。」 |
| グロス | サイロンの悪霊 | 「いずれは偉くなる連中だよ──ポーラン子爵、衛兵隊のヴァイルス、グロス、それにケルロン」 |
| グロス | サリアの娘 | ダリウスの部下の拷問人 マリウスを拷問した |
| グン | 三人の放浪者 | 黒竜騎士団 「このフリルギアのグンに試させてくれ」 |
| グン | サリアの娘 | ダリウスの館の門番 グインに当て身をくらわされた |
| ケルバヌス | パロへの帰還 | ギルド長 クリスタルの留守を守り、凱旋軍を出迎えた |
| ゲルマニウス | サイロンの悪霊 | ケイロニア宮廷にその名をはせる、勇者、高官、青年貴族の名 |
| ケルロン | サイロンの悪霊 | 「いずれは偉くなる連中だよ──ポーラン子爵、衛兵隊のヴァイルス、グロス、それにケルロン」 |
| ケルロン | サイロンの悪霊 | ケイロニア宮廷にその名をはせる、勇者、高官、青年貴族の名 若き千竜長 |
| ゴダロ | パロへの帰還 | ≪煙とパイプ≫亭の老人 クム兵に殴られて失明した |
| コルヴィヌス | パロへの帰還 | モンゴール占領軍 沿海州の指揮官たち |
| サイアス | サリアの娘 | 黒竜騎士団 このまえ手柄をたてたので次に百竜長になるはずだった |
| サイデン | パロへの帰還 | 逃亡したモンゴールの武将 【サイデンはすでに逃亡していたし、】 |
| サウル | パロへの帰還 | ゴーラ皇帝 【サウル・ゴーラ皇帝の代理であるエリア伯爵をともなって、】 |
| サウル | パロへの帰還 | 「当然、ユラニア、またサウル皇帝陛下のご裁量もあおがぬわけにはゆくまい──」 |
| サウル | ノスフェラスの嵐 | 「形としてはゴーラ三国の皇帝サウルからの委託により、クムのタリオ大公にあずけられているかっこうだが、」 |
| ザルダン | パロへの帰還 | タリオ大公の右腕 アムネリスの身柄をあずかった |
| シグルド | サリアの娘 | 「タルーアンの最強の族長シグルドといえど叶うまいという体つきだわ」 |
| シバ | ノスフェラスの嵐 | ラク族の戦士 ロトーの右腕でいずれは族長になるもの スカールの道案内をした |
| ジャロン | サリアの娘 | サイロンのパン屋 「カルナ、こんな話、きいたことある？ ジャロンってまったくひどいやつじゃないの」 |
| シリウス | サリアの娘 | 黒竜騎士団 グインの指名した十竜長 |
| シルヴィア | 三人の放浪者 | ケイロニアの皇女 今年十八歳 アキレウスの二番目の娘 |
| シルヴィア | サイロンの悪霊 | 「ケイロニア大帝アキレウスの息女シルヴィア姫の求婚者、ダナエ侯ライオスと姫の心を争う男なのだ。」 |
| シルヴィア | サイロンの悪霊 | ケイロニアの皇女 アキレウスのひとり娘 次の祝典で婚約が決まる |
| シルヴィア | サリアの娘 | ケイロニアの世継ぎの姫 グインを嫌っている 大典の時に花婿を決めることになっている |
| スカール | パロへの帰還 | アルゴスの黒太子 アルゴス軍司令官 騎馬の民をひきいてトーラスへ入った |
| スカール | 三人の放浪者 | アルゴスの王太子 シルヴィア皇女の婿侯補 |
| スカール | ノスフェラスの嵐 | アルゴスの王子 通称黒太子 グル＝ヌーをめざしノスフェラスへ入った |
| スカール | サリアの娘 | ケイロニアにパロ─モンゴール戦役の介入を控えるよう、密使を送った |
| スタック | パロへの帰還 | アルゴス王 レムスにアルゴス軍の兵を貸し与えた |
| スニ | パロへの帰還 | セム族の少女 ノスフェラスからパロまでリンダについてきた |
| スニ | ノスフェラスの嵐 | 「スニは、リンダについてゆくのをよろこんでいた。」 |
| ゼノン | サイロンの悪霊 | アキレウスの親衛隊をひきいる千犬将軍 ケイロニアの誇る若き英雄 |
| ゼノン | サリアの娘 | ケイロニア皇帝の親衛隊千犬騎士団の団長 千犬将軍 ケイロニアの勇者 タルーアンの血が混じっている |
| セム | サイロンの悪霊 | 黒曜宮の彫刻 神話の怪物 【クロウラー、ヴァルゴス、ダー、そしてラゴン、セムにいたるまで、】 |
| ゾーエ | 三人の放浪者 | シルヴィアのお付き 「ゾーエも、ガートルードも、クララも、みんなあとでムチをくれてやる。」 |
| ゾド | サリアの娘 | ダリウスの傭兵 大男 グインによろいを取られた |
| ター・ウォン | パロへの帰還 | 【二人の少年従者、ター・ウォンとタズトにせよ、かれらの方がスカールと共にいたいからこそ、】スカールの少年従者 「ター・ウォン」「はい、ご主人」 スカールの小姓 流砂に飲み込まれた |
| ノスフェラスの嵐 | ||
| ダーヴァルス | パロへの帰還 | パロの聖騎士侯 ナリスと共にトーラスに入った |
| ダーヴァルス | パロへの帰還 | パロの聖騎士侯 レムスの乗るチャリオットを御した |
| ターニア | パロへの帰還 | リンダの母 世紀の美女のほまれたかかった 黒竜戦役で死亡 |
| ダイバ婆さん | 三人の放浪者 | まじない小路の魔道師 水晶球 |
| タイラン | パロへの帰還 | 【パロ国民の怨嗟の的となったタイラン、ボーランらの占領軍の責任者はいずれも戦死をとげていたから、】 |
| ダイン | サイロンの悪霊 | ケイロニア宮廷にその名をはせる、勇者、高官、青年貴族の名 |
| タウス | サリアの娘 | ダリウスの部下 「おい、タウス、テイナス、そやつを頭を上げさせろ」 |
| ダゴン・ヴォルフ | パロへの帰還 | アグラーヤの首相 老獪にして沿海州一の賢人の名もたかい 若きクリスタル公に興味をひかれている |
| タズト | パロへの帰還 | 【二人の少年従者、ター・ウォンとタズトにせよ、かれらの方がスカールと共にいたいからこそ、】 |
| タズト | ノスフェラスの嵐 | スカールの少年従者 金髪 スカールの伝令をつとめた |
| ライオス，ダナエ侯 | 三人の放浪者 | ケイロニア十二選帝侯の下っ端 三十歳 独り身 アキレウス帝の大のお気に入り |
| ライオス，ダナエ侯 | サリアの娘 | 十二選帝侯 ライオス シルヴィアの花婿侯補 |
| ダナン | サイロンの悪霊 | ケイロニア宮廷にその名をはせる、勇者、高官、青年貴族の名 |
| ダニエル | 三人の放浪者 | 黒竜騎士団の新入りの傭兵 グインと同室 |
| サイロンの悪霊 | グインと同室の傭兵 グインよりも一日おくれてバルドゥール子爵の推薦で入隊した | |
| サリアの娘 | ダルシウスの傭兵 グインの推挙で側近になった | |
| ダリウス | 三人の放浪者 | ケイロニアの大公 皇弟 若い頃ユラニアに留学し、ユラニアの姫をめとっている |
| サイロンの悪霊 | ケイロニアの公弟 「きさまは、ダリウス公と、マライア皇后との間にできた、罪の子だと、ささやくものもあれば、」 | |
| サイロンの悪霊 | ケイロニア皇弟 大公 「おん弟君ダリウス大公殿下は、ご不例にて本日は伺侯なさいませぬ」 | |
| サリアの娘 | ケイロニアの皇弟 マリウスを捕らえシルヴィアを誘惑するよう命じた | |
| タリオ | パロへの帰還 | クムの大公 傲岸で威圧的な酷薄な顔立ちの壮年の男 アムネリスのとり調べをした |
| サリアの娘 | クムの大公 「クムのタリオ大公は野心家だといわれてきた。」 | |
| タリク，(タリク・サン・ドーサン) | パロへの帰還 | クムの第三王子 二十そこそこ わがままに育てられた末っ子 |
| タリク | ノスフェラスの嵐 | 「クムの三公子、タルー、タル・サン、タリクのいずれかに彼女をめとらせるか、」 |
| タリク，(タリク・サン・ドーサン) | サリアの娘 | クムの公子 「タルー、タル・サン、タリク─どなたも、年頃はちょうど似合いよ。」 |
| タル・サン | パロへの帰還 | クムの第二王子 アムネリスに取引を申し出た |
| タル・サン | ノスフェラスの嵐 | 「クムの三公子、タルー、タル・サン、タリクのいずれかに彼女をめとらせるか、」 |
| タル・サン | サリアの娘 | クムの公子 「タルー、タル・サン、タリク─どなたも、年頃はちょうど似合いよ。」 |
| タルー | パロへの帰還 | クム軍をひきいるクムの公子 トーラスへ向かっている |
| パロへの帰還 | クム軍総司令官 クムの第一王子 アムネリスを捕らえトーラスに入った | |
| ノスフェラスの嵐 | 「クムの三公子、タルー、タル・サン、タリクのいずれかに彼女をめとらせるか、」 | |
| サリアの娘 | クムの公子 「タルー、タル・サン、タリク─どなたも、年頃はちょうど似合いよ。」 | |
| ダルヴァン | サイロンの悪霊 | 「さあグイン。─護民長官デウス伯爵、千蛇将軍ダルヴァンどの、それに司政長官グラディウス伯だ。」 |
| ダルカン | パロへの帰還 | 【それを見守るルナンやダルカンたちも目がしらをあつくした。】 |
| ダルシウス | 三人の放浪者 | サイロンの黒竜将軍 見るからに強そうな老人 グインを傭兵としてやとい入れた |
| サイロンの悪霊 | 【千竜将軍ダルシウス、またの名を、黒竜将軍とも呼ぶ、そのダルシウスの公邸と、それにつづく兵営とは、】 | |
| サイロンの悪霊 | ケイロニアの千竜将軍 竜騎士団の団長 グインを宮廷につれていった | |
| サリアの娘 | ケイロニアの老将軍 竜騎士団の団長 千竜将軍 | |
| ダン | パロへの帰還 | ≪煙とパイプ≫亭の息子 片足を失って家に帰ってきた |
| タン・ガン | パロへの帰還 | フロリーに声をかけたクムの武将 「その気になったらいつでも、親衛隊の、タン・ガンを呼ぶがいい。」 |
| チャン・ファン・ラン | サリアの娘 | ケイロニアの大典に来た使節 キタイの美しい女使節 |
| ディアシウス | サリアの娘 | ディモスの長男 「二番目が長男のディアシウス、末がアモス。かわいい子供たちだ。」 |
| テイナス | サリアの娘 | ダリウスの部下 「おい、タウス、テイナス、そやつを頭を上げさせろ」 |
| ディモス | 三人の放浪者 | ワルスタット侯 美男 アンティーヌ侯の息女である愛妻と三人の子どもがいるワルスタット侯 ハゾスの親友 ルアーのように秀麗なおもざしの美男子 |
| サイロンの悪霊 | ||
| デウス | サイロンの悪霊 | 「さあグイン。─護民長官デウス伯爵、千蛇将軍ダルヴァンどの、それに司政長官グラディウス伯だ。」 |
| デビス | 三人の放浪者 | 黒竜騎士団 十竜長 グインと試合をした |
| デムス | サリアの娘 | 黒竜騎士団 グインの指名した十竜長 |
| デモス | サイロンの悪霊 | ダルシウスの傭兵 「じゃ、このデモスがミルスに二ラン出す」 |
| テルシデス | パロへの帰還 | 【ベック公、テルシデス伯をはじめ、アルゴス行をともにしたベック軍の兵士たちの目には】 |
| デルス | 三人の放浪者 | 黒竜騎士団の執事 「これ、デルス。おらんのか。傭兵の志願者だぞ。用意をせい」 |
| デルス | サイロンの悪霊 | ダルシウスの執事 「こっちへ来な、デルスに、薬をもらってやるから」 |
| デルス | サリアの娘 | ダルシウスの留守をあずかる 「るすはデルスにあずけるゆえ、皆、彼の命令に従い、」 |
| テレザ | サリアの娘 | マライアの女官 「テレザ、ルイザ、さがりなさい。エーリア、おまえも」 |
| ドードー | サイロンの悪霊 | 「あんたは毛物のように強い。あの化物ドードーをもちあげちまったあんただからな。」 |
| ドードー | ノスフェラスの嵐 | 「ラゴンの二人の長、勇者ドードーと賢者カー──は、リアードのおことばを守り、」 |
| トール | 三人の放浪者 | 黒竜騎士団 第三中隊 アトキア生まれの傭兵 アトキアのトール |
| トール | サイロンの悪霊 | ダルシウスの傭兵 【盆を手にしたアトキアのトールが声をかけた。】 |
| トール | サリアの娘 | アトキアのトール グインの推挙で側近になった |
| トール・ダリウ | パロへの帰還 | アグラーヤの老提督 金蠍宮に入った |
| ドガ | サイロンの悪霊 | ダルシウスの傭兵 「ドガ、おめえ、うちの閣下を、とんでもねえ窮地に追いこむ気か」 |
| ドラン | 三人の放浪者 | 黒竜騎士団の傭兵 「おい、おい、ドラン、グインの大将の友達に、手、出すんじゃねえよ──」 |
| ドリム | パロへの帰還 | イリス神殿の祭司長 レムスに聖王のマントを与えた |
| ドルス | サイロンの悪霊 | マリウスの見た名剣客 クリスタル・パレスで剣さばきを披露した名剣客 |
| ナルド | サリアの娘 | ケイロニアの近衛騎士 「そんなことはゼノンやナルドにまかせておけばよい。」 |
| ニギディア | サイロンの悪霊 | （おれを助けてくれた─ミリア。ニギディア─グイン。ヴァラキアの町よ……） |
| ネリイ | パロへの帰還 | 「ユラニアの公女たち、エイミア、ネリイ、ルビニアの三人は──中原に名だかい、おっそろしい醜女なんだ」 |
| ネルバ候 | パロへの帰還 | クリスタルの留守を守り、凱旋軍を出迎えた |
| ハゾス，ﾊｿﾞｽ･ｱﾝﾀｲｵｽ，ランゴバルド候 | サイロンの悪霊 | 三十代半ばの長身、貴族的なものごしの、端正で気品のある男 グインの存在にアルビオナ女王の肖像を賭けた |
| ハゾス，ﾊｿﾞｽ･ｱﾝﾀｲｵｽ，ランゴバルド候 | サイロンの悪霊 | 【それがグインにとっては終生の友にして股肱、のちには彼の右に座す最大の忠臣となるべき、ランゴバルド侯ハゾスとグインとの、最初の出会いであったのである。】 |
| パリス | 三人の放浪者 | シルヴィアの護衛 黒髪と青い目の、背の高い陰気な若者 |
| パリス | サイロンの悪霊 | シルヴィアの護衛 無口で醜男 「パリス。誰が、おまえによけいなことをしろといったの」 |
| パリス | サイロンの悪霊 | シルヴィアの従者 「ちゃんと、あのかたに手紙をおとどけしてきたんでしょうね、パリス」 |
| バルドゥール | 三人の放浪者 | ケイロニアの子爵 赤毛の男 前皇帝がタルーアン女に産ませた私生児の子供 シルヴィアの夫侯補 |
| サイロンの悪霊 | ||
| サリアの娘 | ||
| ファイオス | サイロンの悪霊 | 「十二神将のうち、白虎将軍アダンどの、金狼将軍アルマリオンどの、飛燕将軍ファイオスどの」 |
| フィリス，(マリニア) | パロへの帰還 | ベックの婚約者 クリスタルの籠城では看護部隊をひきいてはたらいた |
| フェイガン | パロへの帰還 | 王室学問所長 クリスタルの留守を守り、凱旋軍を出迎えた |
| フェル | サリアの娘 | 口のかたい辻馬車屋 「フェルがいいね。フェルをつれて来よう」 |
| ブラバンジュ | サイロンの悪霊 | ケイロニア宮廷にその名をはせる、勇者、高官、青年貴族の名 騎士卿 |
| フリム | サイロンの悪霊 | ダルシウスの傭兵 アルカ森のフリム 「しッ、フリム、それ以上いうんじゃねえ」 |
| フリム | サリアの娘 | 黒竜騎士団の傭兵 マリウスにしつこくせまった |
| ダイモス，フリルギア侯 | サイロンの悪霊 | ケイロニア十二選帝侯 「サルデス侯、ツルミット侯、フリルギア侯はまだ到着しておられぬ。」 |
| フロリー | パロへの帰還 | アムネリスの侍女 アムネリスとともにルーアンに送られた |
| ヘイムダル | サリアの娘 | ケイロニアの大典に来た使節 タルーアンの領主 |
| ファーン，ベック公 | パロへの帰還 | パロの公爵 パロ軍の副将 ナリスと共にトーラスへ入った |
| ベック | ノスフェラスの嵐 | 【スカールはベック公とともにカウロスとの戦いに出陣していて、】 |
| ヘレネ | サリアの娘 | ディモスの一番上の娘 やっと十 申し分ない淑女で、母おもいのやさしい娘 |
| ヘンナ | 三人の放浪者 | ケイロニアの娘 たくましい男が好き 「あんたはたくましい男が好きだからねえ、ヘンナ、」 |
| ボーガン | パロへの帰還 | リンダの乳母 黒竜戦役の時にリンダとレムスを逃がした |
| ボーラン | パロへの帰還 | 【パロ国民の怨嗟の的となったタイラン、ボーランらの占領軍の責任者はいずれも戦死をとげていたから、】 |
| ポーラン | サイロンの悪霊 | 「いずれは偉くなる連中だよ──ポーラン子爵、衛兵隊のヴァイルス、グロス、それにケルロン」 |
| ポーラン | サイロンの悪霊 | ケイロニア宮廷にその名をはせる、勇者、高官、青年貴族の名 皇宮侍従 子爵 |
| ポーラン | サリアの娘 | ケイロニアの文官 「ポーランでは若すぎておさえがきかぬ。」 |
| ディモス，(太陽侯)，(朴念仁閣下)，(ワルスタット候) | サリアの娘 | 「妻のアクテはいつでも私のことを朴念仁閣下とよんでからかうのだよ。」 |
| ボノー | パロへの帰還 | アムネリスの部下 クムのタイスへ送られた |
| ボルゴ・ヴァレン | パロへの帰還 | モンゴール占領軍 アグラーヤの王 レムス新王の戴冠式に出席してからアグラーヤに帰ることが決まっている |
| マール公 | パロへの帰還 | クリスタルの留守を守り、凱旋軍を出迎えた |
| マク | ノスフェラスの嵐 | セム族 ラクの村にさきぶれをした 「マクが先行ってふれる」 |
| マライア | 三人の放浪者 | ケイロニアの皇后 三男二女をもうけたがひとりをのこして、すべて二歳とは生きていなかった |
| マライア，(マライア・タル・クラディン) | 三人の放浪者 | ケイロニア皇后 「さすがにマライア皇后の情人だったおかただ。」 |
| マライア，(マライア・タル・クラディン) | サイロンの悪霊 | ケイロニアの皇后 「きさまは、ダリウス公と、マライア皇后との間にできた、罪の子だと、ささやくものもあれば、」 |
| マライア，(マライア・タル・クラディン) | サイロンの悪霊 | ケイロニア皇后 すらりとした長身の骨太の体格の女性 |
| マライア，(マライア・タル・クラディン) | サリアの娘 | ケイロニアの皇后 恐れられている クムの先代大公の娘 タリオ大公の腹違いの姉 |
| マリウス，マルス，(マリウス･オーリウス) | パロへの帰還 | トーラスに残された若い武将 |
| マリウス，アル･ディーン，(ディーン)，(ササイドン伯) | 三人の放浪者 | 吟遊詩人 グインと共に旅をしてサイロンにたどりついた パロの宰相ナリスの弟アル・ディーン |
| マリウス，アル･ディーン，(ディーン)，(ササイドン伯) | サイロンの悪霊 | 吟遊詩人 酔いどれ小路界隈の人気者 パルドゥールに肩を傷つけられた |
| マリウス，アル･ディーン，(ディーン)，(ササイドン伯) | サリアの娘 | 吟遊詩人 ダリウス大公にとらえられ、シルヴィアをたぶらかすように云われた |
| マルクス，(マルクス・アストリアス) | パロへの帰還 | トーラスに残された武将 トーラス警備長官 ナリスにアストリアスの消息をたずねた |
| マルス，(マルス･オーリウス) | サイロンの悪霊 | （カメロン─リンダ。ダチだった─ジェークス。マルス伯…） |
| マローン | サイロンの悪霊 | 「アトキア侯の子息、十五歳のマローン子爵、アンティーヌ侯の子息アウルス・アランどの、」 |
| ミアイル | パロへの帰還 | モンゴールの薄幸な公子 幼くして暗殺者の手にかかった |
| ミアイル | パロへの帰還 | 「三年まえ、弟ミアイルの立太子式のおりに、トーラスにてお目にかかりました」 |
| ミアイル | 三人の放浪者 | 【死んだミアイル公子が憧れていた、白鳥のうかぶナタール川の灰色の川面に流れる霧。】 |
| ミアイル | 三人の放浪者 | モンゴール公子 シルヴィア皇女の婿侯補にほぼ決まっていた |
| ミアイル | ノスフェラスの嵐 | モンゴールの公子 パロの暗殺者の手にたおれた |
| ミアイル | サリアの娘 | 暗殺された公子 マリウスを慕っていた |
| ミリア | サイロンの悪霊 | （おれを助けてくれた─ミリア。ニギディア─グイン。ヴァラキアの町よ……） |
| ミルス | サイロンの悪霊 | ダルシウスの傭兵 「じゃ、このデモスがミルスに二ラン出す」 |
| ムラト | 三人の放浪者 | サイロンの千蛇将軍 「サイロンの黒竜将軍ダルシウスか、千蛇将軍ムラトのところへいらっしゃい。」 |
| メイ・ホウ | 三人の放浪者 | ラ・ギアナの店にいるクムの美人 サイロンでも五本の指に数えられる |
| メンティウス | パロへの帰還 | アムネリスの部下 傷を負った クムのタイスへ送られた |
| モー | ノスフェラスの嵐 | セム族 スカールとともにグル＝ヌーに向かう 父がグル＝ヌーで死んだ |
| ユリ | サリアの娘 | 【台所のすみでエレナが泣いていたのは、男友達のユリがカラヴィアへ帰ってしまったからだ、】 |
| ユリア，(ﾕﾘｱ･ﾕｰﾌｪﾐｱ)，(ユラニアのバラ) | サイロンの悪霊 | ユラニア貴族の娘 アキレウスの愛妾 マライア皇后の手の者にさらわれた |
| ユリア，(ﾕﾘｱ･ﾕｰﾌｪﾐｱ)，(ユラニアのバラ) | サリアの娘 | ユラニアの美しい少女 「あの、ユリア・ユーフェミア──わらわはいまでも覚えている。」 |
| ラ・ギアナ | 三人の放浪者 | サイロンの酔いどれ横町の≪海の女神≫亭のおかみ マリウスに声をかけた |
| ラ・ギアナ | サイロンの悪霊 | ≪海の女神≫亭の女あるじ 店を女手ひとつで切りまわす女傑 |
| ラー・ウー | ノスフェラスの嵐 | スカールの部下 若い騎馬の民 イドにやられた |
| ラーナ，(ラーナ・アル・ジェーニア)，(ラナ) | パロへの帰還 | ナリスの母 クリスタルの留守を守り、凱旋軍を出迎えた |
| ライアー | パロへの帰還 | パロの近衛長官 近衛騎士団をひきいてレムスの戴冠式に並んだ |
| ライオス | サイロンの悪霊 | 「ケイロニア大帝アキレウスの息女シルヴィア姫の求婚者、ダナエ侯ライオスと姫の心を争う男なのだ。」 |
| ライオス，ダナエ侯 | サイロンの悪霊 | ダナエ侯 シルヴィアの婿侯補 風采があがらず小男で病弱そうな貧弱な男 若いのに髪が薄い |
| ライオス，ダナエ侯 | サリアの娘 | シルヴィアの夫侯補 色好み 「イヤよ、わたしイヤ、ライオスとなんて」 |
| ラゴン | サイロンの悪霊 | 黒曜宮の彫刻 神話の怪物 【クロウラー、ヴァルゴス、ダー、そしてラゴン、セムにいたるまで、】 |
| ラゴン | ノスフェラスの嵐 | ノスフェラスにすむ伝説の巨人族 セムたちと別れて出ていった |
| ラパン | 三人の放浪者 | サイロンの木賃宿の主人 酒好きでおしゃべり グインにケイロニアの騎士団のことを話した |
| ラパン | サリアの娘 | 「私あんた知ってる！ タリッドのラパンのとこにきたって──シレノスね？」 |
| ラピス | サイロンの悪霊 | マリウスの見た名剣客 【クムの剣客ラピスとルー・ファン、神技といわれた伝説的なアンドロティアヌス。】 |
| ラム | 三人の放浪者 | サイロンの少年 グインをダルシウス将軍の所へ案内した |
| ランズ | サリアの娘 | ワルスタット侯邸の執事 「何でも運ばせるよう、執事のランズに云っておこう。」 |
| ランズベール侯 | パロへの帰還 | クリスタルの留守を守り、凱旋軍を出迎えた |
| リアード | ノスフェラスの嵐 | ノスフェラスの王 獣の頭と人間のからだをもつ人 モンゴールを追い払った |
| リー・オウ | ノスフェラスの嵐 | スカールの母 （先王とグル族のリー・オウとの忘れがたみ、黒太子スカール、） |
| リー・ファ | パロへの帰還 | スカールの愛妾 スカールと共にトーラスへ入り、そのままノスフェラスの奥まで入った |
| ノスフェラスの嵐 | ||
| リーナス | パロへの帰還 | クリスタルに凱旋した、凱旋軍の将 ケイロニアの大典に来た使節 パロの新聖騎士 伯爵 |
| サリアの娘 | ||
| リカード | ノスフェラスの嵐 | アルヴォン城主 モンゴールの伯爵 スカールにノスフェラスへわたるための船を提供した |
| リギア | パロへの帰還 | ナリスにしたがう女騎士 ルナン侯の娘 ナリスと共にトーラスへ入った |
| リギア | ノスフェラスの嵐 | パロの女騎士 「リギアさま。きれいな、女騎士の」 |
| リギア | サリアの娘 | 【「ナリスさま！」ルナン、リギア、リンダ──かけよって来ようとする、それらの人々を】 |
| リヤ | パロへの帰還 | パロの大臣 黒竜戦役の時にリンダとレムスを逃がした |
| リンダ | パロへの帰還 | パロの王女 奪還されたクリスタルに帰ってきた |
| リンド | パロへの帰還 | トーラスに残された武将 |
| ルイ | パロへの帰還 | ナリスの小姓 「なんといってもパロの王位継承者のご到着だから。ルイ、私の支度を。」 |
| ルイザ | サリアの娘 | マライアの女官 「テレザ、ルイザ、さがりなさい。エーリア、おまえも」 |
| ルー・エン | ノスフェラスの嵐 | スカールの部下 砂漠オオカミにやられた |
| ルー・ファン | サイロンの悪霊 | マリウスの見た名剣客 【クムの剣客ラピスとルー・ファン、神技といわれた伝説的なアンドロティアヌス。】 |
| ルーバン | サイロンの悪霊 | ケイロニア宮廷にその名をはせる、勇者、高官、青年貴族の名 騎士長 |
| ルエラ | 三人の放浪者 | ラ・ギアナの店のやりて婆 マリウスを呼びにきた |
| ルカ，世捨て人のルカ | 三人の放浪者 | タリス通りに住まう魔道師 世捨て人のルカ サイロンに入るグインを出迎えた |
| ルカ，世捨て人のルカ | サイロンの悪霊 | 世捨て人のルカ サイロンのまじない小路に住む魔道師 グインに予言をした |
| ルカ，世捨て人のルカ | サリアの娘 | 魔道師 世捨て人のルカ まじない小路で一、二を争う学識の持ち主 |
| ルカ，世捨て人のルカ | サリアの娘 | マリウスに助言をした魔道師 まじない小路、一、二を争う学識のもちぬし |
| ルカヌス，(ラサール侯) | サイロンの悪霊 | ケイロニア十二選帝侯 「そちらは、ロンザニア侯カルトゥスどの、ラサール侯ルカヌスどの」 |
| ルキアノス | サイロンの悪霊 | マリウスの見た名剣客 パロ王家の剣術師範 老ルキアノス |
| ルナス | サイロンの悪霊 | ダルシウスの傭兵 第四隊一の使い手 病気の三文詩人のようにみえるが、レイピアの名手 |
| ルナン | パロへの帰還 | パロの聖騎士侯 ナリスと共にトーラスに入った |
| ルナン | パロへの帰還 | 【日ごろおちついている長老のルナンでさえ、とりのぼせ気味であった。】 |
| ルナン | サリアの娘 | 【「ナリスさま！」ルナン、リギア、リンダ──かけよって来ようとする、それらの人々を】 |
| ルビナ(シルヴィア) | 三人の放浪者 | マリウスが助けたくるみ色の目の娘 ガンダルーナのルビナ ケイロニア皇女シルヴィア |
| ルビナ(シルヴィア) | サイロンの悪霊 | ガンダルーナのルビナと名のるじゃじゃ馬むすめ マリウスに惚れた |
| ルビニア | パロへの帰還 | 「ユラニアの公女たち、エイミア、ネリイ、ルビニアの三人は──中原に名だかい、おっそろしい醜女なんだ」 |
| レムス | パロへの帰還 | パロの新王 奪還されたクリスタルに帰ってきた「あのレムスみてえなちびでさえ、王家に生まれたというだけでいまじゃパロの国王陛下だ。」「このまえ、草原でパロのレムス王子がやった手ですよ。」【アルド・ナリスの、レムスの戴冠式への臨席の要請を蹴って、雲隠れのようにしてノスフェラスへ入った。】パロの聖王国、第三王朝第十二代の王 「ヤヌス十二神は新王、レムス・アル・ジェヌス・アルドロスを許し、新王たることを嘉納することに異論ございませぬ」レムスの王としての名前 ≪外につよく、内に悩む≫【沿海州を代表して、パロ王レムス一世の戴冠式典からそのまままわってきた】 |
| レンツ | パロへの帰還 | アムネリスの部下 クムのタイスへ送られた |
| ロアイ | ノスフェラスの嵐 | ラク族の戦士 オームに捕らえられていたのでオームの言葉をよく話す |
| ロー | サリアの娘 | 黒竜騎士団 グインの指名した十竜長 |
| ロー・エン | パロへの帰還 | アルゴス正規軍の隊長 「ロー・エン、俺は騎馬の民を知っている」 |
| ローザン | パロへの帰還 | トーラスを守る将軍 モンゴールをあずかる最高責任者 |
| ロカンドラス | 三人の放浪者 | グインが消息をさがしもとめている伝説の大魔道師 北の賢者 見者 スカールをグル＝ヌーに導いた |
| ノスフェラスの嵐 | ||
| サリアの娘 | ||
| ロトー | ノスフェラスの嵐 | セムの部族ラクの大族長 スカールを歓迎した |
| ロビニア夫人 | サイロンの悪霊 | ケイロニアのさきの皇帝の愛妾 |
| ロベルト | 三人の放浪者 | ローデス侯 盲目 やせた思慮深い哲学者の風貌と黒一色の服装 |
| サイロンの悪霊 | ||
| サリアの娘 | ||
| ロルカ | パロへの帰還 | パロの魔道師 ナリスからの手紙をレムスに渡した |
| ロン | サリアの娘 | 黒曜宮の馬丁 「ありがとう、ロン。せっかくだが、この馬は俺にはムリのようだな。」 |
| ロン・ヤン | パロへの帰還 | アルゴスの勇将 旗下隊二千をひきいてレムスについてパロに入った |
| ワリス | パロへの帰還 | パロの聖騎士侯 クリスタルの留守を守った |
| ワルスタット候 | 三人の放浪者 | ケイロニア十二選帝侯 ディモス ワルド城の主としてパロとの国境線を守る |
| サイロンの悪霊 | ||
| サリアの娘 | ||
| ワン | サイロンの悪霊 | ダルシウスの傭兵 「おれは、ワンに乗った。一ランと二分の一だすぞ」 |